エステル記

口語訳による全10章を読めます。

聖書を読む

エステル記:陰で働く摂理

エステル記は聖書で唯一、神の名が一度も現れない書です — それなのに、神はすべての行を導いておられます。ユダヤ人の孤児がペルシャの王妃になり、勅令が民の絶滅を予定し、王の不眠と、ちょうど良いページで開かれた記録の書が、すべてをひっくり返します。

中心にあるのは勇気です。「わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」(エステル4章16節)。そして世紀を超えて響くモルデカイの問い。「あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」(4章14節)。あなたの立場は偶然ではないかもしれません。

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エステル記に関するよくある質問

なぜエステル記に神の名がないのですか?

それがこの書の妙です。神は偶然に見えて偶然でない出来事を通して、姿を隠して働かれます。奇跡も天の声もないときに摂理を見ることを、エステル記は教えます — 私たちの日常と同じように。

プリムの祭りとは何ですか?

書の終わり(エステル9章)で制定されたユダヤの祭りで、逆転を祝います。絶滅の予定日が救いの日となったのです。今日も祝われています。

「このような時のため」とはどういう意味ですか?

私たちの立場 — 職、町、関係 — が、特定の瞬間のための神の配置でありうるということです。モルデカイの問いは、自分の状況を使命として読み直すよう、すべての人を招きます。

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