聖書 — 口語訳 (1955)
詩篇 117
概要
詩篇117篇はわずか2節で、聖書で最も短い章です。それでも、そこにはとても大きな呼びかけがあります。すべての国々、すべての民が、主をほめたたえるよう招かれているのです。その理由は二つあります。私たちに賜る主のいつくしみは大きく、主のまことはとこしえに絶えることがないからです。新約聖書では、パウロがこの詩篇を引用して、福音が異邦人にも向けられていることを示しています(ローマ人への手紙15章11節)。
この章の3つの区分
1もろもろの国よ、主をほめたたえよ。もろもろの民よ、主をたたえまつれ。
2われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。主のまことはとこしえに絶えることがない。主をほめたたえよ。
鍵となる聖句
もろもろの国よ、主をほめたたえよ。もろもろの民よ、主をたたえまつれ。
この招きはイスラエルの民を超えています。すべての国、すべての民が主をたたえるよう呼ばれています。ここにすでに、福音が世界に向かう広がりが表れています。
われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。主のまことはとこしえに絶えることがない。主をほめたたえよ。
賛美は、神の性質にある二つの事実に支えられています。私たちに向けられるいつくしみと、尽きることのないまことです。私たちはまず、神がどなたであるかのゆえに神をほめたたえます。
もろもろの国よ、主をほめたたえよ。もろもろの民よ、主をたたえまつれ。 われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。主のまことはとこしえに絶えることがない。主をほめたたえよ。
この二節は一つにまとまっています。賛美への呼びかけと、その理由です。個人の賛美の祈りのための、わかりやすい手本になります。
説教が語っていること
詩篇117篇についてよくある質問
詩篇117篇はどんな意味ですか
詩篇117篇は、神の民へのいつくしみが大きく、そのまことがとこしえに続くゆえに、すべての国々に主をほめたたえるよう招く詩篇です。短いながらも賛美の本質を言い表しています。善にして真実な神は、イスラエルだけでなく、すべての民にほめたたえられるにふさわしい方なのです。
なぜ詩篇117篇は聖書で最も短いのですか
わずか2節しかなく、聖書で最も短い章だからです。この詩篇は詩篇全体の中ほどに置かれ、祝祭で歌われた賛美の詩篇のまとまりに属しています。短くても、その重みは変わりません。パウロはローマ人への手紙で、異邦人について語るためにこの詩篇を引用しています。
詩篇117篇でどのように祈ればよいですか
声に出して、二つの段階で読んでみてください。まず、まだ神を知らない人々や国々を思い浮かべながら、神をほめたたえます。次に、自分の生活の中にある神のいつくしみとまことの証拠を、具体的にあげてみましょう。1分で読める詩篇なので、一日の始まりや終わりの祈りにも向いています。
詩篇 117を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。