聖書 — 口語訳 (1955)
詩篇 67
概要
詩篇67篇は短い賛美の歌で、祭司たちがイスラエルに宣言した祝福の言葉を受けています。詩人は、神が御顔を民の上に照らしてくださるように願いますが、そこには明確な目的があります。神の道が地上に知られ、その救いがすべての国民に知られるためです。中心には、すべての民が神をほめたたえるようにとの繰り返しの言葉があります。神は公平をもってさばき、国々を導かれるからです。詩篇は、神から受けた収穫と、地の果てまで神を恐れる者が起こされることへの願いで結ばれます。
この章の3つの区分
1どうか、神がわれらをあわれみ、われらを祝福し、そのみ顔をわれらの上に照されるように。
2これはあなたの道があまねく地に知られ、あなたの救の力がもろもろの国民のうちに 知られるためです。
3神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。
4もろもろの国民を楽しませ、また喜び歌わせてください。あなたは公平をもってもろもろの民をさばき、地の上なるもろもろの国民を導かれるからです。
5神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。
6地はその産物を出しました。神、われらの神はわれらを祝福されました。
7神はわれらを祝福されました。地のもろもろのはてにことごとく 神を恐れさせてください。
鍵となる聖句
どうか、神がわれらをあわれみ、われらを祝福し、そのみ顔をわれらの上に照されるように。
この節は民数記にある祭司の祝福を受けています。民は神のあわれみと御顔の輝きを求めますが、それを自分たちだけのものにはしません。
これはあなたの道があまねく地に知られ、あなたの救の力がもろもろの国民のうちに 知られるためです。
ここに祝福の目的があります。神の道と救いをすべての国民に知らせることです。祝福を受けることは、遣わされることでもあります。
神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。 もろもろの国民を楽しませ、また喜び歌わせてください。あなたは公平をもってもろもろの民をさばき、地の上なるもろもろの国民を導かれるからです。 神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。
繰り返しの言葉は二度現れ、視野をすべての民へと広げます。国々の喜びは、神が公平をもって治めてくださることから生まれます。
神はわれらを祝福されました。地のもろもろのはてにことごとく 神を恐れさせてください。
詩篇は、地の果てまで神を恐れさせてくださいという願いで終わります。恵みへの正しい応答は礼拝である、ということです。
詩篇67篇についてよくある質問
詩篇67篇はどんな意味ですか
詩篇67篇は、神の祝福を願う祈りですが、その目的は願う民だけにとどまりません。詩人は、地上のすべての人が神の道と救いを知り、すべての民が神をほめたたえることを望んでいます。収穫のような恵みは、それ自体がゴールではなく、賛美と宣教への出発点であると教えています。
詩篇67篇はどう祈り、どう黙想すればよいですか
声に出してゆっくり読み、三つの段階で祈ることができます。まず、自分と家族のために神の恵みを求めます。次に、まだイエスを知らない特定の人々や、ある国や町の名をあげて祈ります。最後に、詩篇が収穫に感謝するように、この一週間に受けた恵みを感謝して結びます。
詩篇67篇は誰が書いたのですか
表題には作者の名はありません。ただ、指揮者に合わせて弦楽器とともに歌う、詩篇であり歌であると記されています。礼拝のために用意された歌だったことがわかります。本文は民数記6章の祭司の祝福を思い起こさせ、イスラエルの会衆の中で歌われていたことを示しています。
詩篇 67を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。