聖書の人物 フルダ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

フルダは、ユダのヨシヤ王の時代にエルサレムに住んでいた女預言者です。主の宮で律法の書が見つかると、王は衝撃を受け、人を遣わして彼女に尋ねさせました。彼女は主の名で答え、告げられた災いはエルサレムに来るが、へりくだったヨシヤは平安のうちに死ぬと語りました。妥協のない忠実なことばと、悔い改める者へのあわれみが心に残ります。

フルダという名前の意味

フルダは、一般にイタチやモグラのような小さな動物と結びつけられるヘブル語名です。聖書はその意味を説明しておらず、この結びつきは慎重な推測にとどまります。

フルダの生涯

  1. 宮を修理する王

    列王記第二22章1-7節

    ヨシヤは八歳で王となり、主の目にかなうことを行いました。治世の十八年目、王は宮の修理のために書記官シャファンを遣わします。献金を預かる者に銀を渡し、工事をする者たちに支払うよう命じました。

  2. 律法の書が見つかる

    列王記第二22章8-13節

    大祭司ヒルキヤは宮で律法の書を見つけ、シャファンが王の前で読みました。ことばを聞いた王は衣を裂きます。王は自分と民とユダのために主に伺うよう命じました。先祖がこの書に記されたことを守らず、主の怒りが大きいからです。

  3. 使者たちがフルダのもとへ行く

    列王記第二22章14節

    祭司ヒルキヤ、アヒカム、アクボル、シャファン、アサヤは、女預言者フルダのもとへ行きました。彼女は衣装係シャルムの妻で、エルサレムの第二区に住んでいました。本文は理由を述べませんが、彼女のことばが主からのものと認められていたことが分かります。

  4. 告げられたさばき

    列王記第二22章15-17節

    フルダは「イスラエルの神、主はこう言われる」と語り始めます。王が読んだ書のすべてのことばのとおり、主はこの場所と住民に災いを下すと告げました。民は主を捨て、他の神々に香をたいたので、主の怒りは消えません。

  5. ヨシヤへの約束

    列王記第二22章18-20節

    フルダは王個人にも語ります。書のことばを聞いて心を痛め、主の前にへりくだったので、主は聞かれました。災いは彼の生きている間は来ません。ヨシヤは平安のうちに葬られ、災いを見ません。王はその後、民と共に契約を新たにしました。

フルダから学ぶこと

  • 神のことばは、聞く人にとって心地よくなくても、真実に語られなければなりません。
  • 神は女性の預言者を用いられました。大切なのは性別ではなく、主から受けたことばです。
  • 神のことばを聞いて心を痛めてへりくだる者を、主は聞いてくださいます。
  • さばきの宣告と、悔い改める者へのあわれみは、同じ預言の中に共存しています。
  • 神のことばを見いだすことは、悔い改めと信仰の刷新への出発点になります。

鍵となる聖句

列王記第二22章14節

ヒルキヤと王の使者たちは、エルサレムに住むシャルムの妻、女預言者フルダのもとへ行きます。王は見つかった書について彼女に尋ねました。

列王記第二22章17節

フルダはさばきを告げます。民が主を捨て、他の神々に香をたいたため、主の怒りがこの場所に燃え上がったのです。

歴代誌第二34章22節

歴代誌も、シャルムの妻である女預言者フルダを訪ねた出来事を再び語ります。二つの記録が、この相談の重要さを示しています。

よくある質問

聖書のフルダとはどんな人ですか。

フルダはエルサレムに住んだ女預言者で、律法の書の発見後にヨシヤ王が人を遣わして尋ねさせました。彼女は主のさばきを告げ、ヨシヤが生きている間は災いを見ないと約束しました。

フルダという名前の意味は何ですか。

フルダは一般にイタチやモグラと結びつけられます。聖書はこの名を説明しておらず、意味は推測にとどまります。本文では、彼女のことばは主ご自身のことばとして語られている点が重要です。

フルダの話は聖書のどこにありますか。

フルダの話は列王記第二22章14節から20節にあり、歴代誌第二34章22節から28節にも並行する記録があります。前後の文脈は、ヨシヤ王による宮の修理と契約の更新です。

ほかの聖書の人物

← すべての人物