聖書の人物 マタイ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

マタイは収税所に座っていた取税人で、イエスに、わたしに従いなさいと呼ばれます。彼は立ち上がって従いました。マルコとルカは同じ召命の場面を、レビの名で記し、教会の伝統はレビをマタイと同一人物とみなします。彼は自分の家で大きな宴を開き、イエスが取税人や罪人たちと食事をして、パリサイ人をつまずかせます。十二弟子の一人です。イエスは人に退けられた者を召されます。

マタイという名前の意味

マタイという名は、ヘブライ語のマティティヤフ、主の賜物という意味に結びつけられるのが一般的です。聖書に説明はありません。マルコとルカは彼をアルパヨの子レビとも呼び(マルコによる福音書2章14節)、伝統はこの名をマタイと同一視します。

マタイの生涯

  1. 収税所に座っていた人

    マタイによる福音書9章9節

    イエスはカペナウムで中風の人をいやしたのち、収税所に座っているマタイという人を見かけます。取税人はローマの支配のために働き、その仕事は多くのユダヤ人に嫌われていました。イエスはただ、わたしに従いなさいと言われ、マタイは立ち上がって従いました。

  2. ほかの福音書のレビ

    マルコによる福音書2章13-14節

    マルコは別の名で同じ場面を語ります。イエスは収税所に座るアルパヨの子レビを見て、従うよう言われ、レビは立ち上がって従います。ルカは彼がすべてを捨てて従ったと記します。彼は安定した収入を離れ、弟子の生活を選びました。

  3. 自分の家での大きな宴

    ルカによる福音書5章27-32節

    レビは自分の家でイエスのために盛大な宴を開きます。大ぜいの取税人やほかの客が、イエスと弟子たちと共に食卓につきます。パリサイ人と律法学者は、なぜ取税人や罪人と食事をするのかとつぶやきました。マタイは友人たちをイエスに会わせたのです。

  4. パリサイ人へのイエスの答え

    マタイによる福音書9章10-13節

    パリサイ人は、なぜイエスが取税人と食事をするのかと弟子たちに問います。イエスは、医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人だと答え、あわれみについての言葉を引いて、罪人を招くために来たと説明されます。この出来事はマタイの召命の意味を要約しています。

マタイから学ぶこと

  • イエスは社会が退けたり裁いたりする人を召されます。マタイの職業と過去は、扉を閉ざしませんでした。
  • イエスの召しに応えるには、立ち上がって何かを捨てることが求められます。マタイは収税所を離れました。
  • イエスに迎えられた人は、他の人を招きたくなります。マタイの宴は最初の証しの行いでした。
  • イエスは、交わる人の悪い評判を恐れません。罪人を招くために来られたからです。
  • 恵みは、軽蔑されていた人を、証人にも使徒にも変えます。

鍵となる聖句

マタイによる福音書9章9節

イエスは収税所に座っているマタイを見て、わたしに従いなさいと言われました。彼は立ち上がって従いました。召しは短く、応答は即座でした。

マルコによる福音書2章14節

マルコは同じ召しを、アルパヨの子レビという別の名で記します。そのため、マタイはレビとも呼ばれたと言われるのです。

ルカによる福音書5章29-30節

レビはイエスのために盛大な宴を開き、大ぜいの取税人が食卓につきました。パリサイ人と律法学者はつぶやきますが、この歓迎はイエスとの出会いが分かち合われることを示します。

よくある質問

なぜイエスは取税人のマタイを選ばれたのですか。

聖書は個人的な理由を述べていませんが、その選びの意味を示します。イエスは、自分を正しいと思う人ではなく、罪人を招くために来たと宣言されました(マタイによる福音書9章12-13節)。多くの人に軽蔑された取税人を選ばれたことは、この優先順位を表しています。

マタイという名前の意味は何ですか。

マタイという名は、ヘブライ語のマティティヤフ、主の賜物という意味に結びつけられるのが一般的です。聖書に説明はありません。マルコとルカはこの取税人をレビと呼び、教会の伝統はレビをマタイと同一人物と見なします。

マタイの物語は聖書のどこにありますか。

マタイの召命は三つの福音書にあります。マタイによる福音書9章9-13節、マルコによる福音書2章13-17節、ルカによる福音書5章27-32節です。マルコとルカは彼をレビと呼びます。三つとも召命のあとの宴と、パリサイ人の反応を記しています。

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