聖書の人物 マナエン

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

マナエンは、アンテオケ教会の預言者であり教師の一人です。ルカは、彼が領主ヘロデ、すなわちバプテスマのヨハネの首をはねさせた支配者と一緒に育ったと記します。バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、サウロと共に主に仕えて断食していたとき、聖霊がバルナバとサウロを選び出すよう告げます。福音が社会のあらゆる層に届くことが心に残ります。

マナエンという名前の意味

マナエンは、ヘブライ語メナヘムのギリシア語形で、一般に「慰める者」という意味と結びつけられる名です。聖書は説明していません。翻訳や言語によって表記が異なることがあります(使徒の働き13章1節)。

マナエンの生涯

  1. アンテオケの指導者

    使徒の働き13章1節

    アンテオケの教会には、預言者や教師たちがいました。バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、マナエン、サウロです。ルカは、マナエンが領主ヘロデと一緒に育った人であると付け加えます。宮廷と縁のあるこの人が、出身の大きく異なるチームの一員としてキリストに仕えていました。

  2. 主に仕えて

    使徒の働き13章2節

    彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が、バルナバとサウロを、わたしが召した働きのために聖別して取り分けなさいと告げます。マナエンはその呼びかけを聞いた人々の一人であり、祈りと断食のうちにそれを受け止めました。

  3. 宣教への派遣

    使徒の働き13章3-4節

    断食と祈りの後、指導者たちはバルナバとサウロに手を置いて送り出します。聖霊に遣わされた二人はセレウキアに下り、そこからキプロスへ船出しました。本文は、マナエンも他の指導者と共にこの派遣に加わったことを示唆し、これがパウロの第一次宣教旅行の始まりとなります。

マナエンから学ぶこと

  • 福音は、宮廷に近い人から最も身分の低い人まで、あらゆる階層に届きます。
  • 健全な教会は、出身の異なる指導者たちが主への奉仕で一つになって築かれます。
  • 断食と祈りは、教会が聖霊の声を聞く備えとなります。
  • 宣教師を送り出す人々も、神のみわざの確かな一部を担っています。

鍵となる聖句

使徒の働き13章1節

ルカは、経歴のまったく異なる五人の指導者の名を挙げます。ヘロデ家の王子と育ったマナエンは、元迫害者のサウロや、キプロスやクレネから来た人々と並んで立っています。

使徒の働き13章2-3節

宣教への召しは、礼拝と断食の時に生まれました。マナエンとその仲間たちは聖霊に耳を傾け、祈りをもってバルナバとサウロを送り出します。

マナエンについての説教

よくある質問

なぜルカはマナエンがヘロデと育ったと書いたのですか。

ルカは理由を述べていません。少なくとも、この記述は、バプテスマのヨハネの首をはねさせ、イエスを嘲った領主ヘロデの身近にいた人を、福音が捕らえたことを示します。アンテオケ教会の指導者たちの多様性を際立たせています。

マナエンという名はどういう意味ですか。

マナエンはヘブライ語メナヘムのギリシア語形で、一般に「慰める者」と理解されます。聖書はこの名について述べていません。表記は翻訳や言語によって異なることがあります。

マナエンの物語は聖書のどこにありますか。

マナエンが出てくるのは使徒の働き13章1節だけです。文脈である13章1-4節は、彼も属するアンテオケの預言者や教師たちが、聖霊の導きのもとでバルナバとサウロを宣教のために取り分けた経緯を伝えています。

ほかの聖書の人物

← すべての人物