聖書 — 口語訳 (1955)

詩篇 93

概要

詩篇93篇は、主が王となられ、威光と力をまとい、その御座が昔から堅く立っていることを宣言しています。大水は声をあげます。それはとどろくさまざまな力の姿ですが、神は大水の声よりも力強い方です。詩篇は、神のさとしの確かさと、神の家のきよさで結ばれます。すべてが崩れていくように思えるときに、よく読まれる詩篇です。

この章の3つの区分

  1. 1-2節主は昔から王となっておられる
  2. 3-4節大水のとどろきよりも力強い方
  3. 5節確かなみ言葉と、きよい神の家

1主は王となり、威光の衣をまとわれます。主は衣をまとい、力をもって帯とされます。まことに、世界は堅く立って、動かされることはありません。

2あなたの位はいにしえより堅く立ち、あなたはとこしえよりいらせられます。

3主よ、大水は声をあげました。大水はその声をあげました。大水はそのとどろく声をあげます。

4主は高き所にいらせられて、その勢いは多くの水のとどろきにまさり、海の大波にまさって盛んです。

5あなたのあかしはいとも確かです。主よ、聖なることはとこしえまでも あなたの家にふさわしいのです。

鍵となる聖句

1節
主は王となり、威光の衣をまとわれます。主は衣をまとい、力をもって帯とされます。まことに、世界は堅く立って、動かされることはありません。

詩篇は中心となる宣言から始まります。神は王となり、威光と力をまとっておられます。神が治めておられるので、世界は揺らぎません。

2節
あなたの位はいにしえより堅く立ち、あなたはとこしえよりいらせられます。

神の御座には始まりがありません。昔から堅く立てられたものは、今の出来事によって覆されることはありません。

3-4節
主よ、大水は声をあげました。大水はその声をあげました。大水はそのとどろく声をあげます。 主は高き所にいらせられて、その勢いは多くの水のとどろきにまさり、海の大波にまさって盛んです。

とどろく大水は、脅かすものや騒がしいものすべてを表しています。詩人はその力を否定せず、神の力がそれをはるかに超えていると告げます。

5節
あなたのあかしはいとも確かです。主よ、聖なることはとこしえまでも あなたの家にふさわしいのです。

神のさとしは、まことに確かです。み言葉に寄りかかることができます。きよさは、とこしえに神の家にふさわしいものです。

説教が語っていること

詩篇93篇についてよくある質問

詩篇93篇はどういう意味ですか

詩篇93篇は、主が永遠の昔から王であり、その力は脅かすものの力を超えていると告げています。川や大水は、試練やこの世の力を象徴しています。メッセージは単純です。神の御座は堅く立っているので、そこに寄りかかる人は押し流されません。これは信頼の詩篇であり、困難が来ないという約束ではありません。

詩篇93篇は誰が書きましたか

本文には作者も状況も記されていません。ヘブライ語では表題がないのです。古いギリシア語訳では、安息日の前の日に関する言葉が添えられています。この詩篇は、主を王とたたえる詩篇の一群(93篇から99篇)に属し、おそらく神殿での礼拝で歌われました。

すべてが崩れるとき、詩篇93篇をどう祈ればよいですか

ゆっくり読み、あなたの人生でとどろいているもの、あなた自身の大水を、神の前に言い表しましょう。そのあと、1節を宣言として繰り返します。主は王となられる。神にすべてがうまくいっていると信じさせてほしいと願うのではありません。神の御座は、あなたが通っているどんなことよりも堅いと認め、そこに寄りかかるのです。

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