聖書 — 口語訳 (1955)

詩篇 148

概要

詩篇148篇は、すべてのものへの賛美の呼びかけです。まず天に向かい、天使、日、月、輝く星に呼びかけます。次に地へ下り、海の獣、あらし、山々、木々、獣、王たち、民、若い者も老いた者も招きます。賛美の理由はどこでも同じです。主が命じられると造られ、そのみ名だけが高いからです。主は、ご自分の民のために一つの角をあげられました。

この章の3つの区分

  1. 1-6節天からの賛美
  2. 7-12節地からの賛美
  3. 13-14節なぜほめたたえるのか:そのみ名だけが高い

1主をほめたたえよ。もろもろの天から主をほめたたえよ。もろもろの高き所で主をほめたたえよ。

2その天使よ、みな主をほめたたえよ。その万軍よ、みな主をほめたたえよ。

3日よ、月よ、主をほめたたえよ。輝く星よ、みな主をほめたたえよ。

4いと高き天よ、天の上にある水よ、主をほめたたえよ。

5これらのものに主のみ名をほめたたえさせよ、これらは主が命じられると造られたからである。

6主はこれらをとこしえに堅く定め、越えることのできないその境を定められた。

7海の獣よ、すべての淵よ、地から主をほめたたえよ。

8火よ、あられよ、雪よ、霜よ、み言葉を行うあらしよ、

9もろもろの山、すべての丘、実を結ぶ木、すべての香柏よ、

10野の獣、すべての家畜、這うもの、翼ある鳥よ、

11地の王たち、すべての民、君たち、地のすべてのつかさよ、

12若い男子、若い女子、老いた人と幼い者よ、

13彼らをして主のみ名をほめたたえさせよ。そのみ名は高く、たぐいなく、その栄光は地と天の上にあるからである。

14主はその民のために一つの角をあげられた。これはすべての聖徒のほめたたえるもの、主に近いイスラエルの人々の ほめたたえるものである。主をほめたたえよ。

鍵となる聖句

1節
主をほめたたえよ。もろもろの天から主をほめたたえよ。もろもろの高き所で主をほめたたえよ。

詩篇は、天の高みから始まるほめたたえよという命令で幕を開けます。これは、詩篇の終わりを飾る五つの賛美の詩篇の一つです。

5節
これらのものに主のみ名をほめたたえさせよ、これらは主が命じられると造られたからである。

賛美の理由が示されます。主が命じられると、すべてが造られたのです。被造物は、存在することそのものによって造り主をほめたたえています。

12節
若い男子、若い女子、老いた人と幼い者よ、

賛美はすべての世代を一つにします。若い男子、若い女子、老いた人と幼い者。だれもこの呼びかけから除かれません。

13節
彼らをして主のみ名をほめたたえさせよ。そのみ名は高く、たぐいなく、その栄光は地と天の上にあるからである。

主のみ名だけが高く、その栄光は地と天の上にあります。これがあらゆる礼拝の土台です。

14節
主はその民のために一つの角をあげられた。これはすべての聖徒のほめたたえるもの、主に近いイスラエルの人々の ほめたたえるものである。主をほめたたえよ。

主はその民のために一つの角をあげられました。それはすべての聖徒の賛美の理由となります。詩篇は、始まりと同じことばで終わります。

説教が語っていること

詩篇148篇についてよくある質問

詩篇148篇はどんな意味ですか

天も地も、生き物も、あらゆる年齢と立場の人も含む全被造物への、賛美の招きです。神がみことばによってすべてを造られ、そのみ名があらゆるものの上にあるゆえに、この賛美を受けるにふさわしい方だと詩篇は告げています。

詩篇148篇はだれが書きましたか

本文には作者の名が記されていません。詩篇146篇から150篇まで、詩篇集を締めくくる賛美の詩篇の一つで、いずれも主をほめたたえよという呼びかけで始まり、終わります。専門家の多くは、捕囚後の民の礼拝のために作られたと考えていますが、時期については一致していません。

詩篇148篇はどのように祈り、黙想すればよいですか

できれば外で、空や木々や動物を見ながら声に出して読みましょう。挙げられるものひとつひとつについて、神が造られたことを感謝します。そして12節から14節を読みながら、あなたのまわりのあらゆる世代の人々を思い浮かべ、自分もその賛美に加わりましょう。

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