聖書の人物 アンモンびとトビヤ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

アンモンびとトビヤは、ネヘミヤによるエルサレム城壁再建に反対した人物です。ネヘミヤが来たことを不快に思い、サヌバラテらとともにユダヤ人をあざけり、攻撃を企て、手紙で脅しました。さらに祭司エリヤシブの助けで神殿の庭の大きな部屋を使うようになりました。ネヘミヤは帰還後、彼の持ち物を投げ出し、部屋を清めさせました。

アンモンびとトビヤという名前の意味

トビヤという名は、一般に、主は良い方という意味のヘブル語と結びつけられます。神のわざに敵対した人がこの名を持つことは対照的ですが、聖書はこの名について説明していません。

アンモンびとトビヤの生涯

  1. ネヘミヤの到着への不快

    ネヘミヤ記2章10節

    ネヘミヤが王アルタクセルクセスの手紙を携えて到着すると、ホロニ人サヌバラテとアンモン人の僕トビヤは非常に不快に思います。その理由は、イスラエル人の幸いを求める人が来たからだと記されています。最初からトビヤはエルサレムの再建に反対しました。

  2. あざけりと反逆の非難

    ネヘミヤ記2章19-20節

    トビヤはサヌバラテやアラブ人ゲシェムとともにユダヤ人をあざけり、王に反逆するのかと非難します。ネヘミヤは確信をもって、天の神ご自身が私たちを成功させてくださると答え、敵にはエルサレムに何の分も権利も記念もないと告げます。

  3. 狐と城壁

    ネヘミヤ記4章1-9節

    トビヤは、彼らが築いているものも、狐が登れば石垣は崩れるだろうとあざけります。ネヘミヤはこの侮辱を祈りの中で神にゆだねます。城壁の破れ口がふさがり始めると、トビヤは仲間とともに攻撃を企てますが、民は祈り、昼も夜も見張りを立てました。

  4. 策略と脅し

    ネヘミヤ記6章12-19節

    トビヤとサヌバラテは預言者を雇い、ネヘミヤを恐れさせて罪を犯させようとします。トビヤはシェカンヤの婿であったため、ユダの有力者たちと誓いで結ばれ、手紙のやり取りを続け、ネヘミヤを脅す手紙も送りました。それでも城壁は完成します。

  5. 神の家の中の一室

    ネヘミヤ記13章4-9節

    ネヘミヤの不在中、トビヤと縁続きの祭司エリヤシブは、穀物のささげ物や十分の一を置く神殿の庭の大きな部屋をトビヤに用意しました。帰還したネヘミヤは、トビヤの家財を外に投げ出し、部屋を清めさせ、神の宮の器具をそこへ戻しました。

アンモンびとトビヤから学ぶこと

  • 神のために始めたわざには反対が起こります。信仰者の応答は祈りから始まります。
  • あざけりは落胆させようとしますが、天の神への信頼があれば建て続けることができます。
  • 神に逆らう者との妥協や同盟は、やがて神の家の中にまで入り込みます。
  • 神にささげられたものは注意深く守り、それを汚したものはためらわず取り除かなければなりません。

鍵となる聖句

ネヘミヤ記2章20節

トビヤらのあざけりに対して、ネヘミヤは成功は天の神から来ると宣言します。神のわざは敵対者の承認に左右されないことを思い起こさせる言葉です。

ネヘミヤ記4章9節

攻撃の脅威を前に、民は神に祈り、昼も夜も見張りを立てました。信仰と警戒は並び立つもので、信仰者は神に頼りつつ、自分の責任も果たします。

ネヘミヤ記13章8-9節

ネヘミヤはトビヤの持ち物を外に投げ出し、神殿の部屋を清めさせます。この力強い行いは、神の家が神への奉仕と礼拝のために取り分けられるべきことを示しています。

よくある質問

トビヤはなぜネヘミヤに敵対したのですか。

ネヘミヤ記2章10節は、イスラエル人の幸いを求める人が来たことをトビヤが非常に不快に思ったと記しています。動機のすべては語られませんが、あざけり、策略、ユダの有力な家との結びつきから、執拗な敵対者であったことが分かります。

トビヤという名の意味は何ですか。

トビヤという名は、一般に、主は良い方という意味のヘブル語と結びつけられます。聖書はこの名を説明していませんが、エルサレム再建に絶えず反対した人の態度とこの意味との対照は際立っています。

アンモンびとトビヤの物語は聖書のどこにありますか。

トビヤはネヘミヤ記に登場し、2章(10節と19節)、4章(3節と7節)、6章(1節から19節)、13章(4節から9節)に出てきます。13章でネヘミヤは、彼が神殿で使っていた部屋から彼を追い出します。

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