聖書の人物 ザアカイ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

ザアカイは金持ちで、エリコの取税人のかしらです。背が低かったので、イエスが通るのを見ようといちじく桑の木に登りました。イエスは目を上げて彼の名を呼び、あなたの家に泊まると告げます。ザアカイは喜んで迎え、財産の半分を貧しい人に施し、だまし取った者には四倍にして返すと約束しました。イエスは、この家に救いが来たと宣言されます。イエスは失われた者を捜しに来られたと教えられます。

ザアカイという名前の意味

名前は一般に、ヘブル語の「清い」あるいは「潔白な」に結びつけられます。聖書は、ルカの福音書19章の物語の中でこの名前を説明していません。福音書は、ザアカイという名の金持ちで、取税人のかしらと紹介します。

ザアカイの生涯

  1. イエスを見ようとした人

    ルカの福音書19章1-4節

    イエスはエリコに入り、町を通っておられました。ザアカイという金持ちの取税人のかしらがいて、イエスがどんな方かを見ようとしましたが、背が低かったので、群衆のために見えませんでした。そこで前に走って行き、イエスがそこを通られるので、いちじく桑の木に登りました。

  2. イエスの呼びかけ

    ルカの福音書19章5-6節

    その場所に来ると、イエスは目を上げて言われました。ザアカイ、急いで降りて来なさい。わたしは今日、あなたの家に泊まることにしている。ザアカイは急いで降り、喜んでイエスを迎えました。遠くから見られていた人が、イエスが選ばれた人になりました。

  3. 群衆のつぶやき

    ルカの福音書19章7節

    これを見た人々は皆、あの方は罪人のところに行って客となったと、つぶやきました。群衆の目には、取税人のかしらは避けるべき人でした。しかしイエスはその家に入ることを恐れず、拒まれている人のために来たことを示されます。

  4. ザアカイの悔い改め

    ルカの福音書19章8節

    ザアカイは主の前に立って言いました。主よ、私は財産の半分を貧しい人々に施します。だまし取った物があれば、四倍にして返します。イエスとの出会いが、お金との関わりと、損害を与えた人々との関わりを変えました。

  5. 救いがその家に来た

    ルカの福音書19章9-10節

    イエスは彼に言われました。今日、救いがこの家に来ました。この人もアブラハムの子なのですから。人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。この言葉は、イエスの使命と、この出会いの意味を要約しています。

ザアカイから学ぶこと

  • イエスは一人ひとりを名前で呼び、群衆が貼るレッテルに足を止められることがありません。
  • ただの好奇心からでもイエスを求めるなら、すべてを変える出会いになりえます。
  • 本物の悔い改めは行いに表れます。ザアカイは返し、分かち合いました。
  • 救いはイエスからの賜物です。イエスは失われた者を捜して救うために来られました。

鍵となる聖句

ルカの福音書19章5節

ザアカイ、急いで降りて来なさい。わたしは今日、あなたの家に泊まることにしている。イエスが主導権を取り、群衆の中でザアカイの名を呼ばれました。

ルカの福音書19章8節

ザアカイは財産の半分を貧しい人に施し、四倍にして返すと約束します。心の変化はすぐに、行いと、お金との関わりの変化となって表れました。

ルカの福音書19章10節

人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。この節は、遠すぎると思われている人のもとへ向かうイエスの使命を要約しています。

ザアカイについての説教

よくある質問

聖書のザアカイとは誰ですか。

ザアカイはエリコの金持ちで、取税人のかしらです。イエスを見るためにいちじく桑の木に登り、イエスに呼ばれてその家に泊まっていただきました。ザアカイは悔い改め、イエスは救いが家に来たと宣言されました(ルカの福音書19章1-10節)。

なぜザアカイは木に登ったのですか。

本文によれば、イエスがどんな方かを見ようとしたのですが、背が低く、群衆に遮られたからです。前に走って行き、イエスがそこを通られるので、いちじく桑の木に登りました(ルカの福音書19章3-4節)。

ザアカイの物語は聖書のどこにありますか。

ルカの福音書19章1-10節だけにあります。場面はエリコで、イエスがエルサレムに入られる直前の出来事です。

ほかの聖書の人物

← すべての人物