聖書の人物 シマヤ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

シェマヤは、ソロモンの子レハブアムの治世のユダの預言者です。レハブアムが北の部族を取り戻そうと十八万の精鋭を集めたとき、シェマヤは兄弟と戦ってはならないという神の命令を伝え、民は従いました。のちエジプト王シシャクが攻め上ると、王と首長たちに不忠実さを認めるよう促します。兄弟どうしの戦争を止めた、勇気ある使者です。

シマヤという名前の意味

シェマヤの名は、一般に主は聞かれた、または主は聞かれると解されます。聖書は名について何も述べず、その名の持ち主を神の人として紹介します(第一列王記12章22節)。

シマヤの生涯

  1. 出陣の準備をした軍勢

    第一列王記12章21節

    北の部族が離れたあと、レハブアムはエルサレムにユダの全家とベニヤミン部族を集めました。イスラエルの家と戦って王国を自分に取り戻すため、選び抜かれた戦士十八万人です。イスラエルの子らの間に戦争が迫り、レハブアムは力ずくで王国を取り戻すつもりのようでした。

  2. 兄弟と戦ってはならない

    第一列王記12章22-24節

    神の言葉が神の人シェマヤに臨みます。王と民に、上って行ってはならない、兄弟であるイスラエルの子らと戦ってはならないと告げるよう命じられました。そして、この分裂は主から出たことだとも言われます。民は主の言葉に従い、それぞれ自分の家へ帰りました。

  3. シシャクの侵入

    第二歴代誌12章1-5節

    王国が堅固になると、レハブアムは主の律法を捨て、イスラエルの全員も従いました。治世の第五年、エジプト王シシャクが大軍でエルサレムに攻め上ります。シェマヤは王と首長たちのもとに来て、あなたがたが私を捨てたので、私もあなたがたをシシャクの手に渡したと告げました。

  4. へりくだりが救う

    第二歴代誌12章6-8節

    王と首長たちはへりくだり、主は正しい方だと認めました。すると神の言葉が再びシェマヤに臨み、彼らは滅ぼされず、神はまもなく救いを与えると告げます。ただし彼らはシシャクのしもべとなり、神に仕えることと諸国の王国に仕えることの違いを知ることになります。

  5. 治世の証人

    第二歴代誌12章15節

    レハブアムの行いは、初めも終わりも、預言者シェマヤと預言者イドの書に記されています。シェマヤは一度きりの使者ではなく、その治世の歴史を書き残した人でもありました。これらの書は伝わっていませんが、歴代誌の記者はそれらを資料としています。

シマヤから学ぶこと

  • 神に従うことは、目前に見える勝利をあきらめることを求める場合があります。
  • 神は、民が兄弟と戦わないよう呼びかけておられます。
  • 罪をへりくだって認めることは、神のあわれみへの扉を開きます。
  • 神に仕えることは自由であり、他の主人に仕えることは重荷になります。
  • 神の僕は、王にも民にも勇気をもって語ります。

鍵となる聖句

第一列王記12章24節

シェマヤは北の部族と戦わないという神の命令を伝えます。民は主の言葉に従い、兄弟どうしの戦争をあきらめました。

第二歴代誌12章5-7節

預言者は、神を捨てれば神も民を見捨てると告げます。王と首長たちがへりくだると、神は彼らを滅ぼさないと約束されます。

第二歴代誌12章12節

レハブアムがへりくだったので、主の怒りは彼から離れました。聖書は、ユダにはなお良いこともあったと付け加えています。

シマヤについての説教

よくある質問

聖書のシェマヤとはどんな人ですか。

シェマヤは、ユダの王レハブアムの治世の預言者で、神の人と呼ばれました。レハブアムが北の部族と戦うのを止め(第一列王記12章22-24節)、エジプト王シシャクの侵入のとき、神の裁きを告げました(第二歴代誌12章5-8節)。

なぜ神はレハブアムにイスラエルと戦うことを禁じられたのですか。

神はシェマヤを通して、この分裂は自分から出たことだと宣言されました(第一列王記12章24節)。ソロモンの偶像礼拝のゆえにアヒヤが告げた言葉の成就でした。北の部族と戦うことは、神の決定に逆らうことになったのです。

シェマヤの物語は聖書のどこにありますか。

シェマヤは第一列王記12章22-24節と、並行記事の第二歴代誌11章2-4節に登場します。シシャクの侵入のときの働きは第二歴代誌12章5-8節にあり、12章15節にはレハブアムの治世についての彼の著作への言及があります。

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