要約
ノアは創世記に登場する義人で、暴虐に満ちた世界で主の心にかないました。神は家族と動物たちを大洪水から救うため、箱舟を造るよう命じ、ノアは命じられたとおりにすべてを行いました。水が引いた後、彼はいけにえをささげ、神は彼と契約を立てられます。そのしるしが虹です。新約聖書は彼を信仰の模範として挙げています。
ノアという名前の意味
名前はヘブル語の「休み」を思わせる語と結びつけられるのが一般的です。創世記5章29節で、父レメクは、主がのろわれた大地での苦しい労働から人々を慰めてくれる子になるよう望んでいます。
ノアの生涯
暴虐の世の義人
創世記6章5-13節神は地に人の悪が増し、暴虐が満ちているのをご覧になり、この堕落を終わらせると決められます。しかしノアは主の心にかないました。彼は正しく、あやまちのない人で、その時代の中で神とともに歩みました。
箱舟の建造
創世記6章14-22節神はノアに、小部屋のある木の箱舟を造り、瀝青を塗るよう命じます。大洪水を告げ、ノアと契約を立てられます。ノアの家族と各種の動物がつがいで入ります。ノアは神が命じられたとおり、すべてを行いました。
大洪水
創世記7章1-24節ノアは命じられたとおり、家族と動物たちと箱舟に入ります。七日後、大洪水の水が地の上に起こります。主ご自身が、彼のうしろの戸を閉ざされました。水は増して一切をおおい、ノアと箱舟にいた者だけが残りました。
水が引く
創世記8章1-22節神はノアを心に留め、風を地の上に吹かせられます。水は引き、箱舟はアララテの山の上にとどまります。ノアは烏、続いて鳩を放ち、鳩はオリーブの葉をくわえて戻ります。ノアは箱舟を出て主にいけにえをささげ、主は二度と地をのろわないと約束されます。
契約と虹
創世記9章1-17節神はノアとその息子たちを祝福し、増え広がるよう命じます。彼らとすべての生き物と契約を立て、二度と大洪水が地を滅ぼすことはないと約束されます。神は雲の中に虹を置き、それを見るたびにこの約束を思い起こされます。
ノアから学ぶこと
- 神の恵みは従順に先立ちます。ノアは恵みを得て、その後、神とともに歩みました。
- 雨が見えなくても何年も神に従うことは、信仰の行為です。ヘブル人への手紙11章7節もそう語ります。
- 救いの戸を開け閉めされるのは神ご自身です。ご自分の民を守られるのは主です。
- 試練の後、ノアはまず礼拝し、神は続く約束で応えられます。
鍵となる聖句
ノアについての説教
よくある質問
なぜ神はノアを選ばれたのですか。
創世記6章8節は、ノアが主の心にかなったと述べます。次の節は、彼が正しく、あやまちのない人で、神とともに歩んだと語ります。神の恵みが選びの原因であり、ノアの正しさはその実です。
ノアという名前にはどんな意味がありますか。
名前はヘブル語の「休み」を思わせる語と結びつけられるのが一般的です。創世記5章29節は父レメクの言葉を伝え、この子が、主がのろわれた大地での苦しい労働から人々を慰めるよう望んでいます。
ノアの物語は聖書のどこにありますか。
創世記6〜9章にあり、箱舟、大洪水、契約が記されています。新約聖書では、ヘブル人への手紙11章7節で信仰の模範として、ペテロの手紙第二2章5節で義を宣べ伝える者として触れられます。