聖書 — 口語訳 (1955)
詩篇 65
概要
詩篇65篇は、祈りを聞かれる神にささげるダビデの賛美の歌です。罪の重さと赦しの恵みを認め、神の臨在のうちに住むさいわいをたたえます。続いて被造物へと目を向け、神が山々を堅く立て、海を静め、地を潤し、年を恵みの冠で飾られることを歌います。牧場や谷は羊と麦に覆われ、喜びの歌があふれます。
この章の3つの区分
1神よ、シオンにて、あなたをほめたたえることは ふさわしいことである。人はあなたに誓いを果すであろう。
2祈を聞かれる方よ、すべての肉なる者は罪のゆえにあなたに来る。われらのとががわれらに打ち勝つとき、あなたはこれをゆるされる。
4あなたに選ばれ、あなたに近づけられて、あなたの大庭に住む人はさいわいである。われらはあなたの家、あなたの聖なる宮の 恵みによって飽くことができる。
5われらの救の神よ、地のもろもろのはてと、遠き海の望みであるあなたは 恐るべきわざにより、救をもってわれらに答えられる。
6あなたは大能を帯び、そのみ力によって、もろもろの山を堅く立たせられる。
7あなたは海の響き、大波の響き、も ろもろの民の騒ぎを静められる。
8それゆえ、地のはてに住む人々も、あなたのもろもろのしるしを見て恐れる。あなたは朝と夕の出る所をして 喜び歌わせられる。
9あなたは地に臨んで、これに水をそそぎ、これを大いに豊かにされる。神の川は水で満ちている。あなたはそのように備えして 彼らに穀物を与えられる。
10あなたはその田みぞを豊かにうるおし、そのうねを整え、夕立をもってそれを柔らかにし、そのもえ出るのを祝福し、
11またその恵みをもって年の冠とされる。あなたの道にはあぶらがしたたる。
12野の牧場はしたたり、小山は喜びをまとい、
13牧場は羊の群れを着、もろもろの谷は穀物をもっておおわれ、彼らは喜び呼ばわって共に歌う。
鍵となる聖句
説教が語っていること
詩篇65篇についてよくある質問
詩篇65篇はどんな意味ですか
感謝の詩篇です。祈りを聞き、罪を赦し、ご自身の臨在に迎え入れてくださる神をたたえます。また、麦を育て、牧場を満たす、被造物に対する神の力も認めます。全体として、赦しへの感謝と、日々の賜物への感謝へと招いています。
詩篇65篇はだれが書きましたか
表題はダビデの作とし、指揮者にあてた歌であると記しています。シオンと果たされた誓いに触れていることから、おそらく収穫の祭りに関連する礼拝の歌と考えられます。本文は、歴史的な状況を明らかにしていません。
詩篇65篇はどのように祈り、黙想すればよいですか
2節から始め、祈りを聞いてくださる神に感謝しましょう。3節では、あなたを押しつぶしているものを素直に告白し、赦しを受けとります。次に9節から13節へ進み、この一年に受けた恵みを書き留めます。最後は、声に出して感謝の祈りをささげて結びましょう。
詩篇 65を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。