聖書 — 口語訳 (1955)

詩篇 125

概要

詩篇125篇は、エルサレムへ上る巡礼者たちが歌った都もうでの歌です。主に信頼する者は、動くことのないシオンの山のようです。山々がエルサレムを囲むように、主は今からとこしえまで、その民を囲まれます。悪の杖は、正しい者の上に長くとどまることはありません。詩人は心の直き者のために祈り、曲がった道にそれる者に警告を与え、イスラエルに平和があるようにと願います。

この章の3つの区分

  1. 1-2節シオンのように動かず、エルサレムのように囲まれる
  2. 3節悪の杖はとどまらない
  3. 4-5節心の直き者への恵み、曲がった道への警告、イスラエルの上の平和

1主に信頼する者は、動かされることなくて、とこしえにあるシオンの山のようである。

2山々がエルサレムを囲んでいるように、主は今からとこしえにその民を囲まれる。

3これは悪しき者のつえが 正しい者の所領にとどまることなく、正しい者がその手を 不義に伸べることのないためである。

4主よ、善良な人と、心の正しい人とに、さいわいを施してください。

5しかし転じて自分の曲った道に入る者を 主は、悪を行う者と共に去らせられる。イスラエルの上に平安があるように。

鍵となる聖句

1節
主に信頼する者は、動かされることなくて、とこしえにあるシオンの山のようである。

神への信頼は、山のような安定を与えます。その堅固さは、その人自身からではなく、その人が信頼する方から来ます。

2節
山々がエルサレムを囲んでいるように、主は今からとこしえにその民を囲まれる。

エルサレムを囲む山々は、天然の城壁の役目を果たしていました。主もまた、いつも絶え間なく、その民を囲んでおられます。

3節
これは悪しき者のつえが 正しい者の所領にとどまることなく、正しい者がその手を 不義に伸べることのないためである。

神は抑圧の期間に限りを設けられます。それは、正しい者が圧力のもとで信仰を裏切るほどに追い込まれないためです。

5節
しかし転じて自分の曲った道に入る者を 主は、悪を行う者と共に去らせられる。イスラエルの上に平安があるように。

この詩篇は、妥協への扉を開いたままにはしません。曲がった道にそれる者は、神が与えてくださる平和から遠ざかります。

説教が語っていること

詩篇125篇についてよくある質問

詩篇125篇2節の、エルサレムを囲む山々のイメージはどういう意味ですか

エルサレムは、丘に囲まれた高みに築かれています。このイメージは、神の守りが、天然の城壁のように絶え間なく、包み込むものであることを語っています。試練がないことを約束するのではなく、神の民が今からとこしえまで、決して神の臨在の外にいないことを保証します。

都もうでの歌とは何ですか

詩篇120篇から134篇にこの表題がついています。おそらく、大きな祭りのためにエルサレムに上る巡礼者たちが歌ったものです。旅の間の信頼、喜び、神への依存を表す、短い詩です。

詩篇125篇はどのように祈ればよいですか

1節を読みながら、今あなたを揺らしているものを言い表しましょう。2節のとおり、神があなたを囲んでおられることを思い起こしながら、それを神にゆだねます。次に、4節にあるように、直き心を神に求め、5節のように、あなたの教会、家族、国の平和を祈ります。

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