聖書 — 口語訳 (1955)

詩篇 128

概要

詩篇128篇は、エルサレムへ上る巡礼者が歌った都上りの歌です。主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいであると告げます。そのさいわいは、手の勤労の実、多くの実を結ぶぶどうの木のような家庭、食卓を囲むオリブの若木のような子どもたちという、日々の暮らしのイメージで語られます。詩篇は、シオンからの祝福と、イスラエルの上の平安を願って結ばれます。

この章の3つの区分

  1. 1-2節主をおそれる者はさいわい
  2. 3-4節祝福された家:ぶどうの木とオリブの若木
  3. 5-6節シオンからの祝福とイスラエルの平安

1すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

2あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

3あなたの妻は家の奥にいて 多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んで オリブの若木のようである。

4見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。

5主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見、

6またあなたの子らの子を見るであろう。どうぞ、イスラエルの上に平安があるように。

鍵となる聖句

1節
すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

さいわいは関係から始まります。主をおそれるとは、信頼をもって神を敬うことであり、主の道に歩むとは、日々、神に従うことです。

2節
あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

この詩篇は、ふつうの勤労を尊びます。自分の手の実を食べられることは、神の賜物とされます。富の約束ではなく、働きの中の平安の姿です。

3節
あなたの妻は家の奥にいて 多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んで オリブの若木のようである。

家庭は、穏やかな豊かさのイメージで描かれます。実を結ぶぶどうの木と、食卓を囲むオリブの若木です。これらは当時の農耕の世界に根ざしたたとえです。

5節
主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見、

祝福は、神の臨在の場所であるシオンから、神によってもたらされます。信じる者は孤立してではなく、神の民の中でそれを受けます。

6節
またあなたの子らの子を見るであろう。どうぞ、イスラエルの上に平安があるように。

子の子を見るという願いは、世代を越えて受け継がれることへの望みを表します。詩篇は、民全体の平安を願って結ばれます。

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詩篇128篇についてよくある質問

詩篇128篇はどんな意味ですか

神を敬って生きる人のさいわいを描いています。実りのある働き、一つになった家庭、そして人生の上にある神の祝福です。巡礼の歌であり、生き方の理想を表しています。信じる者は、これを機械的な保証ではなく、励ましとして読みます。

主をおそれるとは、どういう意味ですか

聖書では、主をおそれるとは、脅かす神への恐怖ではありません。愛と信頼のこもった深い畏敬であり、神に従うことへ導くものです。詩篇128篇は、このおそれを主の道に歩むことと結びつけています。一時的な感情というより、生き方の姿勢です。

詩篇128篇はどのように祈り、黙想すればよいですか

1節を出発点にして、主の道に歩むことを教えてくださいと神に願いましょう。次に、あなたの仕事と家族を感謝します。家族を望んでいる人のためにも祈りましょう。最後に6節で、あなたの教会と国の平安を祈って結びます。

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