ペトロ、何度でも立ち上がることを学んだ心のヒーロー
やあ、きみ! 今日は、ちょっと変わったヒーローのお話をするね。マントもスーパーパワーも持っていない。名前はペトロ。イエスさまの友だちだったんだ。実はね、ペトロはたくさん失敗をしたんだよ。ちょうどきみと同じ、ちょうど僕と同じようにね。でもイエスさまは、ペトロを一度も見捨てなかった。一度もだよ。だからペトロは、本当の意味で心のヒーローなんだ。
1. ペトロが水の上を歩いた(たった一秒だけど!)
ペトロは漁師だった。ある日、イエスさまが水の上を歩いているのを見たんだ。想像してみて。まるで固い地面みたいに、海の上に立っているイエスさま! ペトロは思わず叫んだ。「僕も行きたいです!」 するとイエスさまはこう答えたんだ。「来なさい」
そしてペトロは、なんとすごいことをやってのけた。水の上を歩いたんだ。本当に! でもね、どれくらい続いたと思う? たった一秒だけ。だって、まわりの風と波を見た瞬間、怖くなって沈み始めてしまったから。石ころみたいに、水の中にどんどん沈んでいったんだ。
でもイエスさまは、ペトロを沈ませたままにはしなかった。手を取って、引き上げてくれたんだ。ここで覚えておいてほしい一つ目のこと。怖くなったとき、イエスさまはきみの手を取ってくれるということだよ。
2. ペトロは約束したのに、怖くなってしまった
それからしばらくして、ペトロはイエスさまに大きな約束をした。「僕は決してあなたを見捨てません!」 とても自信たっぷりだった。でもその後、状況が難しくなると、ものすごい恐怖がペトロを襲ったんだ。そして三回も、こう言ってしまった。「イエスなんて知らない」
三回もだよ。ペトロはもう全部終わったと思っただろう。一番の親友を裏切ってしまったんだから。心の中では、きっとひどく落ち込んだはずだ。きみにも、同じような気持ちになったことがあるかもしれないね。何かをしてしまって、自分がちっぽけで、だめな人間みたいに感じること。
3. イエスさまはペトロを探して、立ち上がらせる
でも、お話はここで終わらないよ! 復活のあと、イエスさまはペトロに会いに行ったんだ。説教はしなかった。怒りもしなかった。ただ目をまっすぐ見て、たった一つの質問をしたんだ。「ペトロ、あなたは私を愛していますか」
それを三回尋ねたんだ。なぜ三回だったかわかるかな? ペトロが三回「知らない」と言ったからだよ。だから今度は、イエスさまが三回「愛しています」と言うチャンスをくれたんだ。素敵でしょう?
三回とも、ペトロはこう答えた。「はい、主よ、あなたを愛しています。あなたはご存じです」 そしてこんな美しい言葉も付け加えた。「主よ、あなたはすべてをご存じです。私があなたを愛していることを、あなたはご存じです」
それでイエスさまはどうしたと思う? ペトロを赦し、立ち上がらせ、もう一度まっすぐに立たせてくれたんだ。 まさにそのとおり。ペトロをまた立たせてくれたんだよ。
4. さあ、今度はきみの番だよ
僕たちが失敗するとき、それはちょっと水に落ちるのに似ている。バシャン! 悲しくて、びしょ濡れで、がっかりする。でもイエスさまは僕たちを決して溺れさせない。イエスさまの赦しは、いつも僕たちを引き上げてくれる手のようなものなんだ。
きみも、もしかしたら何か失敗をして、「自分はもうだめだ」と思っているかもしれない。よく聞いてね。イエスさまはこう言っているよ。「あなたを立ち上がらせるから、安心しなさい」って。何度転んでも関係ない。イエスさまはいつもそこにいるんだ。
覚えておきたいこと
- 失敗するのは普通のことだよ。 イエスさまの友だちだったペトロでさえ、たくさん失敗した。
- イエスさまはきみの手を取ってくれる。 沈みそうなとき、引き上げてくれる。
- イエスさまの赦しは、きみの失敗より大きい。 いつでもね。
- きみは心のヒーローだよ。 完璧だからじゃない。イエスさまが立ち上がらせてくれるからだよ。
今日のチャレンジ
きみへのミッションだよ! 紙と鉛筆を用意して。大きな手を描いてみよう。自分の本物の手を紙の上に置いて、指でなぞって描くんだ。それから、その中にこの言葉を書いてね。
「イエスさまはいつも私を立ち上がらせてくれる」
失敗するたびに、この描いた手を見て思い出してね。イエスさまはもうきみを赦してくれている。きみは立ち上がった。きみは愛されている。きみは心のヒーローなんだ。
心に留めておきたい聖句
- マタイによる福音書14章28-31節:ペトロが水の上を歩き、イエスさまが手を取って引き上げてくれる場面。
- ヨハネによる福音書21章15-17節:イエスさまがペトロに三回尋ねる。「あなたは私を愛していますか」
- ヨハネの手紙一1章9節:私たちが自分の罪を告白するなら、神さまは赦してくださる。
考えてみよう
- ペトロが波の上で怖くなったように、きみが最後に怖いと感じたのはいつ? そのとき、どうした?
- 何か悪いことをして、「自分はもうだめだ」と思ったことはある? そのとき、どんな気持ちだった?
- もし今日、「イエスさまはいつも僕を立ち上がらせてくれる」と思い出したら、きみの一日はどう変わるかな?
よくある質問
聖書の中のペトロってどんな人?
ペトロは漁師で、後にイエスさまの十二弟子の一人になった人だよ。もともとの名前はシモンだったけど、イエスさまが「岩」という意味の「ペトロ」という名前を付けたんだ。勇敢で、感情的で、たくさん失敗もしたけれど、心からイエスさまを愛していたんだよ。
どうしてペトロはイエスさまを知らないと言ってしまったの?
ペトロは怖かったんだ。イエスさまが捕らえられたとき、ペトロは自分も同じ目に遭うのではないかと恐れた。その恐怖から、三回もイエスさまを知らないと言ってしまったんだ。本当はそうしたくなかったのに、恐怖に体が動かされてしまったんだよ。
「イエスさまが私たちを立ち上がらせる」ってどういう意味?
それは、僕たちが失敗しても、イエスさまはそのまま倒れたままにはしないという意味だよ。赦してくれて、新しいチャンスをくれて、もう一度やり直せるように助けてくれる。イエスさまの愛は、僕たちの失敗よりずっと強いんだ。
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