要約
サッピラは、エルサレムの初代教会に属するアナニアの妻です。二人は地所を売り、代金の一部を自分のために取っておきながら、残りを使徒たちの足もとに置き、全部をささげたように見せかけました。ペテロはまずアナニアの偽りを見抜き、彼は倒れて死にます。約三時間後、何も知らずに来たサッピラも同じ偽りを繰り返し、息を引き取りました。教会全体に大きな恐れが生じます。神は心の中の真実を求められるのです。
サッピラという名前の意味
サッピラという名前は、美しさを意味するアラム語、またはサファイアを指すギリシア語と結びつけられるのが一般的です。聖書は名前の説明をしていません。聖書は彼女をこう紹介します。アナニアという人が、妻のサッピラとともに地所を売った(使徒の働き5章1節)。
サッピラの生涯
売却と隠された取り分
使徒の働き5章1-2節アナニアは妻サッピラとともに地所を売ります。妻も承知のうえで、代金の一部を残し、残りを持って来て使徒たちの足もとに置きました。夫婦は協力して、その金額が全額であるかのように見せたのです。
ペテロ、アナニアを見抜く
使徒の働き5章3-6節ペテロはアナニアに、サタンがあなたの心を支配して聖霊に偽りを言わせたと告げます。土地も代金も自由にできたこと、人にではなく神に偽りを言ったことを思い起こさせます。アナニアは倒れて息絶え、聞いた人々みなに大きな恐れが生じました。
サッピラの登場
使徒の働き5章7-8節約三時間後、妻が何が起きたかを知らずに入って来ます。ペテロは、あの土地をこの値段で売ったのかと尋ねました。彼女は夫の死も知らないまま、はい、その値段ですと答え、夫婦そろっての偽りを確かなものにしてしまいます。
彼女へのさばき
使徒の働き5章9-11節ペテロは、なぜ二人で示し合わせて主の御霊を試みたのかと問います。その瞬間、彼女は使徒の足もとに倒れて息絶えました。入って来た若者たちは彼女の死を見つけ、運び出して夫のそばに葬ります。教会全体と、これを聞いた人々みなに大きな恐れが生じました。
サッピラから学ぶこと
- 神は心を見られます。寛大そうな見せかけで神を欺くことはできません。
- 示し合わせて偽っても、偽りが軽くなるわけではありません。
- 全部を献げる義務はありませんでした。罪は取っておいたことではなく、偽ったことにあります。
- 神への恐れは、教会を宗教的な見せかけから守ります。
鍵となる聖句
サッピラについての説教
よくある質問
聖書のサッピラとは誰ですか?
サッピラはエルサレムの初代教会に属するアナニアの妻です。二人は地所を売り、代金の一部を取っておきながら全部をささげたふりをしました。ペテロがその偽りを見抜き、二人は相次いで死にました(使徒の働き5章1-11節)。
サッピラという名前の意味は何ですか?
名前は、美しさを意味するアラム語、またはサファイアを指すギリシア語と結びつけられるのが一般的です。聖書は名前を説明していません。物語で重要なのは名前の意味ではなく、神の前での誠実さへの警告です。
サッピラの物語は聖書のどこにありますか?
使徒の働き5章1-11節にあります。直前の4章の終わりに、畑を売って代金を使徒たちに持って来たバルナバの寛大な模範が記されており、記事はそれに続いています。