要約
ハガイは捕囚からの帰還後の預言者で、ダリヨス王の第二年、紀元前520年ごろに活動しました。ユダの総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアに語りかけ、神の家が荒れたままなのに、民が板張りの家に住んでいることを責めます。民は働き始め、神は前よりも大きな栄光を約束されました。
ハガイという名前の意味
ハガイという名は、ヘブル語の「祭り」や「祝いの」に結びつけられるのが一般的で、祭りの日に生まれた子を思わせます。聖書にはこの名の説明がないため、この意味は慎重な見方です。
ハガイの生涯
日付のある言葉
ハガイ書1章1-4節ダリヨス王の第二年、主の言葉がハガイを通してゼルバベルと大祭司ヨシュアに臨みます。民は再建の時はまだ来ていないと言います。主は、わたしの家が荒れているのに、板張りの家に住む時であろうかと問われました。
あなたがたの道をよく考えよ
ハガイ書1章5-11節神は民に、自分の歩みをよく考えるよう促します。多くまいても少ししか取れず、食べても満たされません。山に登って木を持って来て家を建てるよう命じ、民が各自、自分の家のために急いでいることを指摘されました。
民が働き始める
ハガイ書1章12-15節ゼルバベル、ヨシュア、残りの民全員が主の声に聞き従います。神は彼らの霊を奮い立たせ、わたしはあなたがたと共にいると宣言されます。第二年の六月二十四日、彼らは万軍の主の家で働きを始めました。
さらに大きな栄光
ハガイ書2章1-9節第一の神殿を見た老人たちは、この神殿が貧弱だと感じます。神はゼルバベル、ヨシュア、民に、勇気を出して働くよう告げ、わたしが共にいると言われます。この家の後の栄光は前よりも大きく、ここに繁栄を与えると約束されました。
約束された祝福
ハガイ書2章15-23節主は、再建の前にあった乏しさを思い起こさせます。そして礎が据えられた日から祝福を注ぐと約束されます。書は、ユダの総督ゼルバベルに宛てた、天と地を揺り動かすことについての特別な言葉で終わります。
ハガイから学ぶこと
- 神を第一にすることは、長続きするあらゆる成功に先立ちます。
- 神は、自分の歩みを考え、優先順位が乱れていることに気づくよう招かれます。
- 神が民と共におられることが、わずかな資源でも行動する勇気を与えます。
- ささやかな始まりを神は軽んじず、さらに大きな栄光を約束されます。
- 預言の言葉を受けたなら、具体的な応答が求められます。ここでは働き始めることでした。
鍵となる聖句
「主の家はこのように荒れはてているのに、あなたがたは、みずから板で張った家に住んでいる時であろうか」。主の問いは、自分の快適さと神の家の回復という二つの優先順位を向き合わせます。
「あなたがたは自分のなすべきことをよく考えるがよい」。この命令は章の中で繰り返されます。神は、状況のせいにするより、まいたものと刈り取ったものを見ながら、生き方を正直に見直すよう招かれます。
「ゼルバベルよ、勇気を出せ。ヨシュアよ、勇気を出せ。この地のすべての民よ、勇気を出せ。働け。わたしはあなたがたと共にいる」。勇気は神の臨在から来ます。
「主の家の後の栄光は、前の栄光よりも大きい」。第二の神殿の貧弱な見かけを超える約束であり、「わたしはこの所に繁栄を与える」と主は言われます。
よくある質問
なぜハガイは民に神殿の再建を迫ったのですか。
民は時はまだ来ていないと言い、自分の家のことに忙しくしていました。ハガイは、神の家が荒れたままであり、収穫の乏しさはその優先順位から来ていると告げます。彼の言葉のあと、民は働き始めました(ハガイ書1章14節)。
ハガイという名前の意味は何ですか。
ヘブル語の「祭り」や「祝いの」に結びつけられるのが一般的で、祭りの日の誕生を思わせます。しかし聖書に説明はなく、確かではない慎重な推測にとどまります。
ハガイの物語は聖書のどこにありますか。
ハガイ書は十二小預言書の一つで、二章からなります。エズラ記5章にも、ゼカリヤと共に、ユダヤ人にエルサレムでの神殿建築の再開を励ました預言者として名前が出てきます。