聖書の人物 カレブ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

カレブはエフネの子で、出エジプトの時代にモーセがカナンに遣わした十二人の斥候の一人です。ヨシュアとともに、その地は非常に良いと報告し、民が恐れる中で主を信頼するよう呼びかけました。神は、彼が別の霊を持ち、ご自分に従い通したと言われます。のちにカレブはヘブロンを相続しました。主に従い通す信仰の価値が示されています。

カレブという名前の意味

カレブの名の意味ははっきりしません。「犬」を意味する言葉や、全き心を思わせる考えと結びつける説もありますが、確実ではなく、聖書は説明していません。彼はユダ部族の人でエフネの子とされ(民数記13章6節)、ケナズ人とも呼ばれています(ヨシュア記14章6節)。

カレブの生涯

  1. 十二人の斥候から選ばれて

    民数記13章1-16節

    主はモーセに、部族ごとに一人の長を遣わしてカナンを探らせるよう命じます。ユダ部族からはエフネの子カレブが選ばれ、ヌンの子ホセア、すなわちモーセがヨシュアと呼んだ人もその中にいました。十二人は主の命令でパランの荒野から出発しました。

  2. 斥候たちの報告

    民数記13章17-33節

    四十日後、彼らはその地の果物を持ち帰り、ぶどうの房は二人で担ぐほどでした。彼らはそこが乳と蜜の流れる地だが、民は強く町々は堅固だと言います。カレブはモーセにつぶやく民を静め、上って行ってその地を占領しようと呼びかけます。

  3. 民の反逆

    民数記14章1-10節

    民は夜通し泣き、モーセとアロンにつぶやき、一人の頭を立ててエジプトに帰ろうと言い出します。ヨシュアとカレブは衣を裂き、その地は非常に良く、主が私たちとともにおられるから、背かず、住民を恐れてはならないと訴えました。

  4. 神のカレブへの約束

    民数記14章20-38節

    神はモーセの祈りに応えて民を赦しますが、この世代はその地を見ません。ただし、別の霊を持ち、ご自分に従い通したしもべカレブは例外とされます。その地を悪く言った十人の斥候は死に、ヨシュアとカレブだけが生き残りました。

  5. 相続地ヘブロン

    ヨシュア記14章6-15節

    四十五年後、カレブはギルガルでヨシュアに近づき、神の約束を思い起こさせて、なおアナク人が住むヘブロンの山地を求めます。ヨシュアは彼を祝福してヘブロンを与えます。彼がイスラエルの神、主に従い通したからです。

カレブから学ぶこと

  • 障害の前で、困難の大きさよりも神を見つめることは信仰の行いです。
  • 多数が恐れているときに忠実であり続けるには、勇気と明確さが必要です。
  • 神に従い通すことは、一時の勢いではありません。カレブは四十五年間、確信を保ちました。
  • 神はご自分の約束を覚え、忍耐する者に報いてくださいます。
  • 神への奉仕に年齢は関係ありません。カレブは高齢になってなお、自分の山を求めました。

鍵となる聖句

民数記13章30節

カレブはモーセにつぶやく民を静め、上って行ってその地を占領しようと言います。十人の斥候が落胆する中、恐れに対して、神とともに進む呼びかけを対置しました。

民数記14章24節

神は、しもべカレブには別の霊があり、主に従い通したと宣言されます。彼は自分の見て回った地に導き入れられ、子孫もそれを所有します。

ヨシュア記14章14節

カレブがヘブロンを相続地としたのは、イスラエルの神、主に従い通したからです。この相続は、長い年月にわたる忠実さの結果です。

カレブについての説教

よくある質問

カレブとは聖書でどんな人物ですか。

エフネの子カレブは、モーセがカナンを探らせるために遣わしたユダ部族の長です。ヨシュアとともに神を信頼するよう呼びかけ、民は恐れました。神は彼に別の霊があると宣言され、彼はヘブロンを相続しました。

カレブという名前にはどんな意味がありますか。

カレブの名の意味ははっきりせず、「犬」を意味する言葉や全き心という考えに結びつけられることもありますが、仮説にとどまります。聖書は名の説明をしていません。カレブがユダ部族のエフネの子であることは示されています。

カレブの物語は聖書のどこにありますか。

カレブの物語は民数記13章と14章にあり、モーセの遣わした者たちとともにカナンを探ります。ヨシュア記14章で、彼がヘブロンを相続することで物語は結ばれます。

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