聖書 — 口語訳 (1955)
イザヤ書 12
概要
イザヤ書12章は、短い賛美の歌です。民は、怒りをやめて慰めてくださった神に感謝し、神こそ自分たちの救い、力、歌であると信頼を言い表します。この章は、喜びをもって救いの井戸から水をくむよう招き、そして神のみわざをもろもろの民の中に伝えるよう促します。結びは、シオンに向けた喜びの叫びです。イスラエルの聖者が、その中で大いなる方だからです。
この章の3つの区分
1その日あなたは言う、「主よ、わたしはあなたに感謝します。あなたは、さきにわたしにむかって怒られたが、その怒りはやんで、わたしを慰められたからです。
2見よ、神はわが救である。わたしは信頼して恐れることはない。主なる神はわが力、わが歌であり、わが救となられたからである」。
3あなたがたは喜びをもって、救の井戸から水をくむ。
4その日、あなたがたは言う、「主に感謝せよ。そのみ名を呼べ。そのみわざをもろもろの民の中につたえよ。そのみ名のあがむべきことを語りつげよ。
5主をほめうたえ。主はそのみわざを、みごとになし遂げられたから。これを全地に宣べ伝えよ。
6シオンに住む者よ、声をあげて、喜びうたえ。イスラエルの聖者はあなたがたのうちで 大いなる者だから」。
鍵となる聖句
その日あなたは言う、「主よ、わたしはあなたに感謝します。あなたは、さきにわたしにむかって怒られたが、その怒りはやんで、わたしを慰められたからです。
賛美は一つの告白から始まります。神は怒られましたが、その怒りはやみ、慰めてくださいました。この章の喜びは、問題がないことからではなく、赦しを受けたことから生まれています。
見よ、神はわが救である。わたしは信頼して恐れることはない。主なる神はわが力、わが歌であり、わが救となられたからである」。
神は、救いであり、力であり、歌でもあります。この節は、信頼(恐れることはない)から、その信頼の理由、すなわち神が救ってくださったことへと進んでいきます。
その日、あなたがたは言う、「主に感謝せよ。そのみ名を呼べ。そのみわざをもろもろの民の中につたえよ。そのみ名のあがむべきことを語りつげよ。 主をほめうたえ。主はそのみわざを、みごとになし遂げられたから。これを全地に宣べ伝えよ。
喜びは伝わっていくものです。主に感謝し、み名を呼び、そのみわざをもろもろの民に伝えるのです。賛美は証しになります。
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説教が語っていること
イザヤ書12章についてよくある質問
イザヤ書12章3節はどういう意味ですか
この節は、民が喜びをもって救いの井戸から水をくむと語ります。井戸の像は、渇きをいやし、枯れることのないものを思わせます。神の救いは、いつでも手に入る泉です。これは、イエスがサマリアの女に与えようとされた生ける水を、すでに予告するものであり、すべての信じる者が受けることができます。
イザヤ書12章のメッセージは何ですか
これは感謝の歌です。神は怒りを収め、救い、御自分の民の力となられます。この章は、恐れのない信頼、喜び、公の賛美、そして諸国の民の中での証しへと招いています。イザヤ書の最初の大きなまとまりを、希望の調べで締めくくっています。
なぜイザヤ書12章は神の怒りについて語るのですか
この章の喜びは、救いから来ているからです。神は罪に対して怒られましたが、その怒りはやみ、慰めてくださいました。クリスチャンは、そこに、イエスがそのさばきを負われた十字架の予告を見ます。賛美は、受けた赦しから流れ出るのです。
イザヤ書 12を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。