聖書 — 口語訳 (1955)

詩篇 29

概要

詩篇29篇は、七度繰り返される神のみ声の力をたたえるダビデの賛歌です。み声は大水の上に響き、雷をとどろかせ、レバノンの香柏を折り砕き、荒野を震わせます。嵐が国を駆け抜けるようです。どこでも答えは同じです。「栄光」と。主はとこしえに王として座しておられます。最後の節はとても優しい言葉です。主はその民に力を与え、平安をもって祝福されます。

この章の3つの区分

  1. 1-2節栄光と力を主に帰せよ
  2. 3-9節主のみ声:雷、香柏、荒野
  3. 10-11節主はとこしえの王、民に力と祝福を与えられる

1神の子らよ、主に帰せよ、栄光と力とを主に帰せよ。

2み名の栄光を主に帰せよ、聖なる装いをもって主を拝め。

3主のみ声は水の上にあり、栄光の神は雷をとどろかせ、主は大水の上におられる。

4主のみ声は力があり、主のみ声は威厳がある。

5主のみ声は香柏を折り砕き、主はレバノンの香柏を折り砕かれる。

6主はレバノンを子牛のように踊らせ、シリオンを若い野牛のように踊らされる。

7主のみ声は炎をひらめかす。

8主のみ声は荒野を震わせ、主はカデシの荒野を震わされる。

9主のみ声はかしの木を巻きあげ、また林を裸にする。その宮で、すべてのものは呼ばわって言う、「栄光」と。

10主は洪水の上に座し、主はみくらに座して、とこしえに王であらせられる。

11主はその民に力を与え、平安をもってその民を祝福されるであろう。

鍵となる聖句

2節
み名の栄光を主に帰せよ、聖なる装いをもって主を拝め。

栄光を帰すとは、主のみ名の価値を認めることです。何かを願う前に、神のご性質に応えてひれ伏します。

4節
主のみ声は力があり、主のみ声は威厳がある。

主のみ声は力があり、威厳があります。神の言葉は噂ではなく、被造物に働きかけます。

10節
主は洪水の上に座し、主はみくらに座して、とこしえに王であらせられる。

洪水も嵐も混沌も超えて、主は王として座しておられ、その支配に終わりはありません。

11節
主はその民に力を与え、平安をもってその民を祝福されるであろう。

神の力は、ご自分の民に向けられます。力と平安が与えられるのです。この詩篇の平安は、嵐がないことではなく、嵐のただ中にある神の祝福です。

説教が語っていること

詩篇29篇についてよくある質問

詩篇29篇はどんな意味ですか

詩篇29篇は、嵐の中に響く主のみ声をたたえ、神の栄光と王としての支配を思い起こさせます。主に栄光を帰すよう招き、自然の上に及ぶ主の力を描いて、神の民への力と平安の約束で結ばれます。

詩篇29篇の「主のみ声」とは何ですか

この表現は詩篇の中で七度出てきます。創造のときのように、神が働かれるそのみ言葉を指します。ここでは雷や嵐と結びつき、力強い現れを思わせます。神は沈黙しておらず、無力でもなく、そのみ言葉は被造物のすべてに権威を持つことを示しています。

詩篇29篇でどう祈り、黙想すればよいですか

主のみ声という言葉が出るたびに立ち止まり、ゆっくり声に出して読みます。神はあなたの嵐よりも大きな方だということを、この箇所に思い起こさせてもらいましょう。最後に11節で、今週向き合うことのために力を求め、嵐がやむのを待たずに主の平安を受け取ります。

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