フランスの福音派教会は何を説教しているのか:464本の説教を分析した調査

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フランスの福音派教会は実際に何を語っているのでしょうか。今回、初めて数字で答えることができるようになりました。Efficient Churchは、2025年から2026年にかけてフランスの17の福音派教会で語られた464本の説教を分析しました。各メッセージを文字起こしし、テーマ分類を行い、聖書箇所への言及数を数えました。ここでは、フランス語圏の福音派説教に関するこの初の観測データが明らかにしたことをご紹介します。

信仰と家庭が説教壇を支配

分析した464本の説教のうち、二つの大きなテーマが圧倒的な順位を占めています。信仰(193本、42%が扱う)と家庭(173本、37%)です。続いて内面の生活と祈り(134本)、献身と召命(116本)、人間関係と赦し(115本)、教会生活そのもの(112本)が挙げられます。

この順位から見えてくるのは、何よりも牧会的な説教です。論争的なテーマよりも、信徒の日常(信頼、夫婦関係、子育て、傷)がはるかに多く語られています。注目すべきは、多くの人が教会の主要な話題だと考えがちな試練と苦しみが、第7位にとどまっている点です(45本、10%未満)。

ヨハネ、フランスの説教者が最も好む福音書

464本のメッセージには8,433件の識別可能な聖書箇所への言及が含まれており、説教1本あたり平均18件となります。最も多く引用された書はヨハネによる福音書(904件)で、マタイによる福音書(658件)、ルカによる福音書(554件)がこれに続きます。上位3位はすべて福音書が占めており、フランスの福音派説教が今もイエス・キリストというお方を中心に据えていることを示しています。

福音書に続いて、二つの意外な結果があります。エペソ人への手紙(481件)が、ローマ人への手紙(436件)やコリント人への第一の手紙(432件)といった定番より多く引用されていること、そしてイザヤ書(450件)が旧約聖書の中で最も引用の多い書となり、詩篇(376件)を大きく引き離していることです。創世記(409件)と出エジプト記(326件)が、物語性の強い旧約聖書の引用を締めくくっています。

新約聖書が3分の2を占める

数えられた言及全体のうち、68%が新約聖書、32%が旧約聖書に関するものでした。フランスの説教壇は、時に言われる以上に旧約聖書を語っています(3件に1件の割合)が、重心は明らかにキリスト中心のままです。

25分から40分の説教

文字起こしし編集した後、フランスの福音派説教は平均して約1,900語の構成された内容となり、これは25分から40分の口頭メッセージに相当します。SNSを席巻する短尺コンテンツとは逆行する長い形式ですが、それでも毎週日曜日に人々を集め続けています。

調査方法

この調査は、2025年から2026年8月にかけてEfficient Churchに文字起こしされ公開された464本の説教に基づいています。これらはフランスの17の福音派教会(パリ、ボルドー、リールおよびその周辺地域)で語られたもので、バプテスト派、ペンテコステ派、独立教会、リバイバル教会など多様な傾向を含んでいます。テーマは内容分析によって割り当てられ(1メッセージにつき最大2テーマ)、聖書箇所への言及は「書名+章」の言及を検出することで自動的に数えられています。この母集団はフランスのすべての教会を代表する標本ではなく、礼拝をオンラインで公開している教会を反映したものですが、私たちの知る限り、フランス語圏の福音派説教に関するこの規模の初の数値データ群です。この調査は、データが増えるにつれて更新される予定です。

この調査を引用する場合は、「フランス福音派説教観測レポート、Efficient Church、2026年8月」としてください。データに関するご質問や追加の分析のご依頼は、編集部までお問い合わせください。

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