要約
エリヤは、ギルアデのティシュベ出身の預言者で、アハブ王の時代にイスラエルで活動しました。一般的な目安では紀元前870年ごろです。干ばつを告げ、烏に養われ、死んだ子を生き返らせ、カルメル山でバアルの預言者たちに挑みました。落胆してホレブに逃げると、神は静かな細い声で語られます。最後はつむじ風の中で天に上げられました。
エリヤという名前の意味
エリヤは、ヘブル語の「私の神は主」という表現に結びつけられます。聖書にこの名の直接の説明はありませんが、その意味はバアル礼拝に立ち向かう彼の使命全体を照らしています。
エリヤの生涯
ことばと干ばつ
第一列王記17章1-16節エリヤはアハブに、私のことばによらなければ、露も雨もないと告げます。神は彼をケリテ川へ遣わし、烏がパンと肉を運びました。川が涸れるとサレプタへ行き、そこでやもめの粉と油は尽きませんでした。
カルメル山の対決
第一列王記18章20-39節エリヤはカルメル山にイスラエルを集め、いつまで二つの間をふらふらしているのかと問います。バアルの預言者たちは神に叫びますが答えはありません。エリヤは祭壇を築き、水を注がせて祈りました。主の火が下り、民は、主こそ神だと叫びます。
落胆とホレブ
第一列王記19章1-18節イゼベルに脅されたエリヤは逃げ、えにしだの木の下に座って死を願います。御使いが食べさせ、彼はホレブまで歩きました。風にも地震にも火にも神の声はなく、声は静かな細い声として来ました。
天に上げられる
第二列王記2章1-14節エリヤとエリシャはヨルダン川を渡り、水が分かれます。エリシャはエリヤの霊の二倍を願いました。火の戦車と火の馬が二人を分け、エリヤはつむじ風の中で天に上ります。エリシャは落ちた外套を拾い、その働きを引き継ぎました。
エリヤから学ぶこと
- 神はしもべを養われます。烏によって、またやもめによって、ご自分の方法で備えられます。
- 主か偶像かを選ばなければなりません。二つの間でふらふらすることはできません。
- 偉大な預言者でさえ打ちのめされることがあり、神は忍耐をもって彼を立ち上がらせます。
- 神は壮大なものではなく、しばしば静かな細い声で語られます。
鍵となる聖句
エリヤは民に、いつまで二つの間をふらふらしているのかと問い、主に従うのか、バアルに従うのか選ぶよう迫ります。
風、地震、火のあとで、神は静かな細い声でエリヤに来られます。壮大なものとは違うところで語られます。
新約聖書は、エリヤが私たちと同じ人間であり、その祈りが天を閉じ、また開いたことを思い起こさせます。
エリヤについての説教
よくある質問
なぜ神はエリヤを選ばれたのですか。
聖書は、選びの理由を詳しく述べていません。アハブ王とイゼベルがバアル礼拝を押しつけていた時代に、エリヤはイスラエルに遣わされた預言者として描かれます。ヤコブ5章17節は、彼が普通の人間だったことを強調しています。
エリヤという名前にはどんな意味がありますか。
エリヤは、ヘブル語の「私の神は主」という表現に結びつけられます。聖書に直接の説明はありません。しかしこの名は、イスラエルを真の神へ立ち返らせようとした預言者のメッセージを要約しています。
エリヤの物語は聖書のどこにありますか。
第一列王記17章から19章、続いて第一列王記21章と第二列王記1章、2章にあります。新約聖書では、マタイ17章の変貌の場面と、ヤコブの手紙5章に登場します。