聖書の人物 サヌバラテ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

ホロン人サヌバラテは、アルタクセルクセス王の時代、エルサレムの城壁再建をめぐるネヘミヤの最大の敵対者です。アモン人トビヤ、アラブ人ゲシェムと共にユダヤ人をあざけり、反逆だと非難し、攻撃を企て、さらにネヘミヤを罠に誘い、偽りの預言で脅そうとしました。それでも工事は止まらず、城壁は五十二日で完成します。神のわざに立ち向かう反対の姿と、その対処の仕方を示す人物です。

サヌバラテという名前の意味

サヌバラテはバビロン起源の名前で、一般に命を与えるために神シンに呼びかける句と結びつけられますが、聖書は説明しません。聖書は彼をホロン人サヌバラテ(ネヘミヤ記2章10節)と呼び、おそらくホロンという地名に関係すること、サマリヤの兵士たちに囲まれていたこと(ネヘミヤ記4章2節)を示します。

サヌバラテの生涯

  1. ひどく不愉快に思う

    ネヘミヤ記2章9-10節

    ネヘミヤが王の手紙を携えて着くと、ホロン人サヌバラテとアモン人のしもべトビヤはそれを聞き、イスラエル人の繁栄を求める人が来たことを、ひどく不愉快に思いました。ネヘミヤはまだ何も建てていないのに、彼の到来はすでに人を動揺させます。最初から反対があったのです。

  2. あざけりと反逆の非難

    ネヘミヤ記2章19-20節

    ユダヤ人が建てることを決めると、サヌバラテ、トビヤ、アラブ人ゲシェムはあざけり、さげすんで言いました。何をしているのか、王に反逆するのか、と。ネヘミヤは、天の神が成功を与えてくださる、敵にはエルサレムに何の割り当ても権利も記念もないと答えます。

  3. 弱々しいユダヤ人たち?

    ネヘミヤ記4章1-6節

    城壁が建て直されていると聞いたサヌバラテは怒りました。同僚とサマリヤの兵士たちの前で、この弱々しいユダヤ人は何をしているのかと嘲ります。トビヤは、狐が登っても石垣は崩れると加えました。ネヘミヤは言い返さず、神に祈り、民は心を込めて働いて、城壁は半分の高さに達しました。

  4. エルサレムに対する同盟

    ネヘミヤ記4章7-23節

    サヌバラテ、トビヤ、アラブ人、アモン人、アシュドデ人はエルサレムを攻めようと結託します。ネヘミヤは祈り、昼も夜も見張りを立て、家族ごとに武装させ、主を思い起こし、恐れてはならないと励ましました。神は彼らの計画を砕き、人々は一方の手で働き、もう一方の手に武器を持って工事を続けます。

  5. オノの谷の罠

    ネヘミヤ記6章1-9節

    城壁が閉じられると、サヌバラテとゲシェムは、害を加えるつもりでネヘミヤをオノの谷での会見に誘います。彼は四度断りました。大きな工事をしているからです。五度目に開封された手紙で、王になろうとしていると非難されますが、ネヘミヤは、そんなことはなく、あなたの作り話だと答え、神に力を求めました。

  6. 金で雇われた偽預言者

    ネヘミヤ記6章10-16節

    シェマヤは、夜に殺されに来るので神殿に隠れるようネヘミヤに迫ります。ネヘミヤは断り、サヌバラテとトビヤが彼を罪に導き、評判を汚そうとして雇ったのだと悟りました。彼は敵のわざを神に委ねます。城壁は五十二日で完成し、周りの国々は、このわざが神から出たと認めました。

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サヌバラテから学ぶこと

  • 神のために建て始めると、反対を覚悟することになります。それはあなたが間違っている証拠ではありません。
  • あざけられても、あざける者には答えず、神に語って仕事を続けましょう。
  • 祈りと警戒は共にあります。ネヘミヤは祈り、見張りを立て、片手に道具、もう片方の手に武器を持ちました。
  • 使命から遠ざける誘いには、何度繰り返されても断ることを学びましょう。
  • あなたを恐れや罪へ押しやる助言は、預言の形をしていても神から出たものではありません。

鍵となる聖句

ネヘミヤ記4章4節

サヌバラテのさげすみに対するネヘミヤの祈りです。自分で敵に仕返しせず、受けた侮辱を神に委ねています。

ネヘミヤ記6章3節

ネヘミヤは、サヌバラテの提案した会見を断ります。大きな工事をしていて下って行けないのです。使命を守る答えです。

ネヘミヤ記6章16節

サヌバラテとその仲間にもかかわらず、城壁は五十二日で完成し、周辺の国々は、このわざが神の御心によって成されたと認めました。

サヌバラテについての説教

よくある質問

なぜサヌバラテはネヘミヤに敵対したのですか。

本文は動機を詳しく記しませんが、イスラエル人の繁栄を求める人が来たことをひどく不愉快に思ったと述べています(ネヘミヤ記2章10節)。聖書は、彼がサマリヤの兵士に囲まれ(ネヘミヤ記4章2節)、後に大祭司の家系と姻戚関係を結んだことも示します(ネヘミヤ記13章28節)。手段はあざけりから反逆の非難、罠、威嚇へと進みます。

サヌバラテという名前にはどんな意味がありますか。

サヌバラテは一般にバビロン起源の名とされ、命を与えるために神シンに呼びかける句に結びつけられます。聖書は説明していません。「ホロン人」と呼ばれ、おそらくホロンという地名に関係しますが、本文はどのホロンかを明示していません。

サヌバラテの物語は聖書のどこにありますか。

サヌバラテはネヘミヤ記にだけ登場します。2章(10節と19節)、4章(1-8節)、6章(1-14節)、そして13章28節で、ネヘミヤが大祭司エルヤシブの孫でサヌバラテの婿となった者を追放します。

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