要約
セツはアダムとエバの三番目の息子で、カインがアベルを殺した後に生まれました。エバは彼を、アベルの代わりに神が与えてくださった子と受け止めます。洪水以前の最初の時代を生き、アダムに似た者として生まれたこと、そして息子エノシュの時代に人々が主の御名を呼び始めたことが記されています。セツの系図はノア、アブラハム、そしてキリストへ続きます。
セツという名前の意味
セツの名は、ヘブル語の「置く」「授ける」という意味の動詞に結びつけられるのが一般的です。創世記4章25節が自ら説明しており、エバは、神がカインに殺されたアベルの代わりに別の子を与えてくださったと言って、彼をそう名づけました。
セツの生涯
悲劇のあとに与えられた子
創世記4章25節アベルが殺された後、アダムとエバに再び男の子が生まれました。エバは彼をセツと名づけ、アベルの代わりに神が別の子を与えてくださったと告白します。カインが死をもたらしたところに、神は命を返されました。セツはアベルの代わりではなく、兄弟の暴力でも神の計画は止まらないことのしるしでした。
エノシュと主を呼ぶことの始まり
創世記4章26節セツにも息子エノシュが生まれ、そのころ人々は主の御名を呼ぶことを始めたと記されています。カインの子孫が町を築き、復讐を誇っていたとき、セツの家系は霊的な転換点と結びつけられています。人々が神に立ち返り、その御名を呼び求め始めたのです。
アダムに似た者として生まれる
創世記5章1-3節アダムの歴史の書は、神が人を神に似せて造られたと思い起こさせます。そして百三十歳のアダムが、自分に似た、自分のかたちどおりの子を生み、その名をセツと名づけたと続けます。セツは神のかたちの尊厳と、罪に堕ちた父の性質の両方を受け継ぎました。
長い生涯と死
創世記5章6-8節セツは百五歳でエノシュを生み、そのほかの息子や娘たちも生みました。生涯は九百十二年で、そして死んだと記されます。創世記5章で世代ごとに繰り返されるこの言葉は、エデンで告げられた死が、選ばれた家系の人々にも及ぶことを示し、神の介入を待ち望ませます。
系図の初めに
歴代誌上1章1節歴代誌の記者は、アダム、セツ、エノシュという三つの名で書を始めます。カインとアベルの名はありません。神に選ばれた家系はセツからノア、セム、アブラハム、ダビデへと続きます。ルカの福音書もイエスの系図をセツとアダムまでさかのぼっています(ルカ3章38節)。
セツから学ぶこと
- 喪失に打たれても、神は未来を開くことができます。アベルを失ったアダムとエバを神は見捨てませんでした。
- 霊的な家族のしるしは、築いたものや持ち物ではなく、主の御名を呼んでいることです。
- あなたは神のかたちとアダムの遺産の両方を負っています。そのかたちを完全に回復してくださるのは、最後のアダムであるキリストだけです。
- 語られる功績のない目立たない人生も、神のご計画をつなぐ大切な一環になりえます。
鍵となる聖句
セツについての説教
- 創世記4章:何かがおかしいマシュー・グロックは、カインをさばきつつも恵みに富まれる神を示します。神はセツをアダムとエバに与え、彼を通して約束の家系をイエス・キリストまで続けられます。
- 神様はあなたの家族を祝福したいと願っています(家族週末 一日目)このメッセージは、悲劇のあとにエバがセツを産んだことを語ります。一人の子が別の子の代わりになることはありませんが、神は慰めてくださいます。セツの子エノシュのとき、人々は主の御名を呼び始めました。
- 創世記2-3章:エバ、命を生み出す母井上照子は、エバを命を与える母として見つめます。アベルを失った後、神は彼女にセツを与え、セツを通して信仰の系図が受け継がれていきます。
- エズラ記1章:捕囚から自由へ、まず神殿を説教者は、カイン、アベル、セツが両親からエデンの話を聞く場面を思い描き、破局の後の小さな始まりに注目します。セツの子エノシュが生まれたとき、人々は主の御名を呼び始めたのです。
よくある質問
なぜ神はアダムとエバにセツを与えたのですか。
聖書はエバの口を通してそれを語ります。神はカインに殺されたアベルの代わりに別の子を与えてくださいました。最初の殺人の後も、神の祝福は人類に続いています。ノア、アブラハム、そして最終的にイエスへ至る家系は、カインではなくセツを通ります。
セツという名前にはどんな意味がありますか。
セツは、ヘブル語の「置く」「授ける」という意味の動詞に結びつけられるのが一般的です。創世記4章25節は、エバが神に別の子を与えられたと認めたことを、その実際の意味として示しています。アベルを失った悲しみと、新しい子を家族に置いてくださる神の善意が、この名に刻まれています。
セツの物語は聖書のどこにありますか。
セツは、カインとアベルの記事の終わりにあたる創世記4章25-26節に登場し、アダムの系図である創世記5章3-8節にも出てきます。歴代誌上1章1節の系図の冒頭にも名があり、イエスの系図であるルカ3章38節にも記されています。これらの箇所以外に、彼の生涯の出来事は記されていません。