聖書の人物 真夜中の友

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

真夜中の友は、ルカの福音書11章5-8節で、主の祈りを教えた直後にイエスが語られた短いたとえ話の人物です。真夜中に一人の男が友人を起こし、旅人が着いたのでパンを三つ貸してほしいと頼みます。友人は初め断りますが、しつこく頼まれて起き上がります。イエスはすぐに、求める者に与えられ、捜す者が見つけ、たたく者に開かれると教えられました。

真夜中の友という名前の意味

この人物に名前はありません。大胆さを表す語は、ルカの福音書11章8節に出てくるギリシア語に由来します。遠慮せず、迷惑をかけることを恐れない粘り強さを表す言葉と理解されています。

真夜中の友の生涯

  1. 祈りを教えてください

    ルカの福音書11章1-4節

    イエスが祈る姿を見た弟子の一人が、祈りを教えてほしいと願います。イエスは主の祈りの型を示されました。神の名があがめられること、御国が来ること、日ごとの糧、赦し、そして誘惑からの救いです。続くたとえ話は、この教えを深めます。

  2. 真夜中の必要

    ルカの福音書11章5-6節

    一人の男が真夜中に友人のところへ行き、パンを三つ貸してほしいと頼みます。旅から着いたばかりの友人に出すものが何もなかったからです。もてなしが神聖とされる文化では、客を空腹のまま放っておくことはできませんでした。

  3. すでに閉ざされた戸

    ルカの福音書11章7節

    中から友人は、迷惑だ、戸はもう閉めたし子どもたちと床に入っていると答えます。起きれば家中を起こすことになります。答えは最終的に思われ、多くの人はそこであきらめたでしょう。

  4. 報われる大胆さ

    ルカの福音書11章8-10節

    イエスは、たとえ友だからという理由では起きなくても、その厚かましさのゆえに起き上がり、必要なものをみな与えるだろうと言われます。そして、求め、捜し、たたくよう招かれました。

  5. まして天の父は

    ルカの福音書11章11-13節

    イエスは父親との比較で結びます。パンや魚を求める子に、石や蛇を与える父はいません。悪い人間でも良いものを与えるのなら、天の父は、求める者に聖霊をなおさら与えてくださいます。

真夜中の友から学ぶこと

  • イエスは大胆な祈りを勧めています。最も不都合に思えるときにも、神に求めることができます。
  • 戸をたたいて旅人の友に食べ物を求めた人のように、他の人の必要のために祈ることができます。
  • 神は無理に動かさなければならない隣人ではなく、子どもに与えることを喜ぶ善い父です。
  • 求める、捜す、たたくは、どれも粘り強さを表す動詞であり、祈りをあきらめないよう招いています。

鍵となる聖句

ルカの福音書11章8節

友は、厚かましさのゆえに起き上がります。イエスは、遠慮せずに神に求める、大胆で粘り強い祈りを尊ばれます。

ルカの福音書11章9-10節

求める者に与えられ、捜す者が見つけ、たたく者に開かれます。イエスの約束は、祈り続けることへの招きと共にあります。

ルカの福音書11章13節

天の父は求める者に聖霊を与えてくださいます。たとえは最も大きな賜物と、子どもたちへの神の善意に行き着きます。

真夜中の友についての説教

よくある質問

真夜中の友のたとえは何を意味していますか。

イエスは、大胆でしつこい頼みは、ためらう友にさえ聞かれることを示します。教えは小から大への論法です。人でさえ頼みに折れるなら、善い天の父は、信頼して祈る者に、なおさら答えてくださるのです。

聞かれるために、神にしつこく願う必要がありますか。

このたとえは、神が渋る方だと教えているのではありません。イエスは結びで、神を良いものを与える父として示されます(ルカの福音書11章13節)。粘り強さは信仰と依存の表れで、神を頼りにするので、求め、捜し、たたき続けるのです。

真夜中の友のたとえは聖書のどこにありますか。

ルカの福音書11章5-8節にあり、ルカの福音書だけに記されています。主の祈り(ルカの福音書11章1-4節)に続き、その適用となる求めなさいという言葉(ルカの福音書11章9-13節)の前にあります。

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