聖書の人物 使徒ヨハネ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

ヨハネはイエスの十二使徒の一人で、ガリラヤの漁師、ゼベダイの子でヤコブの兄弟です。福音書は彼をイエスに最も近い弟子たちの中に置いています。伝承では、イエスが愛された弟子であり、ヨハネの福音書、三つの手紙、黙示録の著者とされます。十字架のそばに立ち、復活を証しし、パトモス島から書き記しました。

使徒ヨハネという名前の意味

名前はヘブル語に由来し、「主は恵み深い」という表現と結びつけられるのが一般的です。この意味は、イエス・キリストにある神の恵みと愛を語る彼のメッセージとよく重なります。

使徒ヨハネの生涯

  1. イエスの弟子

    マルコの福音書1章19-20節

    ヨハネは兄弟ヤコブ、父ゼベダイとともにガリラヤ湖で漁をしていました。イエスが二人を呼ぶと、彼らは従います。ヨハネは十二使徒の一人となり、ペテロとヤコブとともに、イエスに最も近い者たちの輪に加わりました。

  2. 最後の晩餐

    ヨハネの福音書13章1-30節

    食事の席でイエスは弟子たちの足を洗い、十二人の一人が裏切ると告げます。イエスが愛された弟子はすぐそばに身を寄せ、それが誰かを尋ねます。この記事は、イエスの謙遜と、この弟子の師への親しさを示します。

  3. 十字架のもとで

    ヨハネの福音書19章25-27節

    イエスが十字架につけられている間、愛された弟子はマリヤとともに十字架のそばに立ちます。イエスは母をこの弟子に託し、彼は母を自分の家に迎えます。同じ福音書は、イエスが完了したと言われたことを記し、この証人は自分の証しが真実だと述べます。

  4. 復活後の湖畔

    ヨハネの福音書21章1-24節

    実りのない漁の夜の後、復活の主が岸辺で弟子たちに現れます。ペテロに主だと告げたのは、イエスが愛された弟子でした。イエスはペテロを立ち直らせ、さらに本文は、この弟子がこれらのことを証しし、書き記した者だと述べます。

  5. パトモス島へ

    ヨハネの黙示録1章1-11節

    黙示録の著者は、神のことばのためにパトモス島にいる、苦難における兄弟また同志のヨハネと名乗ります。主の日に、見たことを書き記して七つの教会へ送るよう命じられます。書はイエス・キリストの啓示で始まります。

使徒ヨハネから学ぶこと

  • イエスに愛されることは高ぶりにつながらないと、ヨハネは示します。彼はただイエスのそばにいました。
  • つらくても十字架のそばにとどまることは、イエスへの忠実の表れです。
  • イエスは、ペテロのように失敗した者を立ち上がらせ、なお従うよう招いてくださいます。
  • 忠実な証しには価値があります。ヨハネは、他の人が信じるために、見たことを書きました。

鍵となる聖句

ヨハネの福音書13章23節

弟子の一人でイエスが愛しておられた者が、食事の間、イエスのふところに身を寄せていました。伝承はここに使徒ヨハネを見ており、師の近くにいた姿が描かれます。

ヨハネの福音書19章30節

イエスはぶどう酒を受け、完了したと言われました。そして頭を垂れて霊をお渡しになりました。十字架の場にいた弟子は、自分の証しが真実だと述べています。

ヨハネの黙示録1章9節

ヨハネは、イエスにある苦難と御国と忍耐にあずかる兄弟だと述べます。神のことばとイエスの証しのために、パトモス島にいました。

使徒ヨハネについての説教

よくある質問

なぜイエスはヨハネを選ばれたのですか。

聖書は特別な理由を示していません。イエスは網を繕っていたヨハネと兄弟ヤコブを呼び、二人は舟と父を残して従いました。その後ヨハネは、ペテロとヤコブとともにイエスに最も近い輪に入ります。

ヨハネという名前にはどんな意味がありますか。

ヨハネという名前はヘブル語に由来し、「主は恵み深い」という表現と結びつけられるのが一般的です。聖書は使徒についての説明を与えませんが、この意味は、神の恵みと愛を強調する彼の書き物と重なります。

使徒ヨハネの物語は聖書のどこにありますか。

福音書、特にマルコ1章、ヨハネ13、19、21章に登場し、使徒の働きにも出てきます。伝承は彼に、ヨハネの福音書、三つの手紙、パトモス島で書かれた黙示録を帰しています。

ほかの聖書の人物

← すべての人物