聖書の人物 バプテスマのヨハネ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

バプテスマのヨハネは祭司ザカリヤとエリサベツの子で、イエスの少し前に生まれました。一般的な目安では紀元前6年ごろです。ユダヤの荒野で悔い改めを説き、ヨルダン川でバプテスマを授けました。イエスを神の小羊と指し示し、自らは身を引きます。ヘロデの罪を責めたため、捕らえられ、首をはねられました。

バプテスマのヨハネという名前の意味

ヨハネは、「主は恵み深い」に結びつけられるヘブル語の名です。ルカ1章13節で、御使いはザカリヤに子をヨハネと名づけるよう告げますが、親族にはこの名の人がいませんでした。

バプテスマのヨハネの生涯

  1. 予告された誕生

    ルカの福音書1章5-25節

    祭司ザカリヤとエリサベツには子がなく、年も進んでいました。神殿で御使いガブリエルは、エリサベツが男の子を産み、ヨハネと名づけると告げます。その子は母の胎にいるときから聖霊に満たされ、主のために整えられた民を備えるのです。

  2. 荒野での説教

    マタイの福音書3章1-12節

    ヨハネはユダヤの荒野に現れます。らくだの毛の衣をまとい、悔い改めよ、天の御国が近づいたと説きました。罪を告白する人々にヨルダン川でバプテスマを授け、悔い改めにふさわしい実を求めます。自分の後に来る方は聖霊でバプテスマを授けると告げました。

  3. 光の証人

    ヨハネの福音書1章19-34節

    エルサレムからの使者に問われて、ヨハネは自分はキリストでもエリヤでもなく、荒野で叫ぶ声だと答えます。イエスが来られるのを見て、見よ、世の罪を取り除く神の小羊と叫びました。御霊がイエスの上に下るのを見たと証しします。

  4. 身を引き、キリストを高める

    ヨハネの福音書3章25-30節

    弟子たちは、イエスがバプテスマを授けて群衆を集めていることを心配します。ヨハネは、自分はキリストではなく、花婿の声を聞いて喜ぶ友人だと答えました。あの方は盛んになり、私は衰えなければならないと結び、深いへりくだりを示します。

  5. 投獄と死

    マルコの福音書6章17-29節

    ヨハネは、ヘロデが兄弟の妻を奪ったことを責めます。ヘロデは彼を縛らせながらも、恐れ、喜んで耳を傾けました。宴会でヘロディアの娘が王を喜ばせ、王は何でも願いをかなえると誓います。母に言われて、娘はヨハネの首を求めました。

バプテスマのヨハネから学ぶこと

  • 忠実な証人とは、自分ではなくイエスへと人々の目を向けさせる者です。
  • 本物の悔い改めは、言葉だけでなく実によって見分けられます。
  • へりくだる人は、キリストが大きくなるために自分が小さくなることを受け入れます。
  • 真実を語ることには代価が伴いますが、神は忠実なしもべを重んじられます。

鍵となる聖句

ヨハネの福音書1章29節

イエスが近づいて来られるのを見て、ヨハネは、見よ、世の罪を取り除く神の小羊だと叫びます。彼の証しの中心です。

ヨハネの福音書3章30節

ヨハネは、あの方は盛んになり、私は衰えなければならないと言います。先駆者としての使命とへりくだりを要約する言葉です。

マタイの福音書3章8節

ヨハネは聞く人々に、悔い改めにふさわしい実を結ぶよう求めます。はっきり目に見える生き方の変化のことです。

バプテスマのヨハネについての説教

よくある質問

なぜ神はバプテスマのヨハネを選ばれたのですか。

神は生まれる前から彼を取り分け、主の到来に備えさせました。御使いはルカ1章15-17節でこれを告げ、聖霊に満たされ、エリヤの霊と力で多くのイスラエルの子らを主に立ち返らせる人と述べています。

ヨハネという名前にはどんな意味がありますか。

ヨハネは、主は恵み深いに結びつけられるヘブル語の名です。ルカ1章13節で御使いはザカリヤにこの名を告げます。親族にはこの名の人がおらず、ルカ1章59-63節で人々が驚いたことが記されています。

バプテスマのヨハネの物語は聖書のどこにありますか。

誕生はルカ1章にあります。宣教はマタイ3章、マルコ1章、ルカ3章、ヨハネ1章に見られ、死はマルコ6章とマタイ14章に記されています。イエスは彼についてマタイ11章で語られました。

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