2026年、新しい契約:神があなたの心に律法を刻む
マリー・アゴスティーニによるメッセージ、CCNV、2025年12月28日。
はじめに
あなたは新しい年を迎え、神が何を用意しておられるのか、心の中で問いかけているかもしれません。マリー・アゴスティーニは、2026年をシンプルな確信をもって開きます。それは、主が新しい契約の年を始めておられるということです。単なる方向修正でも、教会のスローガンでもなく、神があなたと、あなたの家族と、あなたの共同体との間で新しく結び直したいと願っておられる契約なのです。
彼女はまずルカ2章(皇帝アウグストゥスの人口調査の最中に起きたイエスの誕生)から出発し、続いてヘブライ8章7〜13節に遡って、神が律法を心に刻むと約束しておられることを語り、そしてイザヤ16章3〜5節に降りて、この契約があなたの生き方に何をもたらすのかを語ります。三つの箇所、そして一つの招き。それは、この一年、神があなたの内側に新しいことを書き記されるのを受け入れる、ということです。
メッセージの構成
1. 神は誰も予想していない場所に来られる(ルカ2章)
マリーはイエスの誕生をゆっくりと読み直します。皇帝の勅令、旅する夫婦、見つからない宿、飼い葉桶。世の救い主は、ローマの支配のただ中、最も深い沈黙のうちに、小さな入り口から歴史に入って来られました。
最初の証人たちはヘロデでも、有力者たちでも、徴税人たちでもありませんでした。それは羊の群れを見張っていた、忙しく働く、ごく普通の、羊の匂いのする羊飼いたちでした。「天使たちは、耳を傾ける準備ができている人々のもとに遣わされるのです」と彼女は語ります。博士たちも星(いわば神の「GPS」)に従いました。彼らもまた、本気で探し求めていたからです。
もしあなたが、自分は神に呼ばれるほど重要な存在ではないと思っているなら、それは違います。神は今も、「右手で羊の番をしているベルナール」や「羊毛を選り分けているゲルトルード」、高校にいる学生、日々の仕事に追われる会社員の心を通して働かれます。御国の革命は、目立たないところで、耳を傾ける人々の中で起こるのです。
2. ヘブライ8章:あなたの心に刻まれる律法
今年の鍵となる聖句はヘブライ8章7〜13節です。マリーは静かにそれを語ります。「もし最初の契約に欠けがなかったなら、第二の契約に取って代わられる必要はなかったでしょう。」欠けがあったのは神ではなく、契約を破ったのは民のほうでした。それはまるで、片方が裏切り、裏切り、また裏切りを重ね、もう片方がついに関係が壊れてしまったと気づく結婚のようなものです。
けれども神には計画がありました。「わたしはわたしの律法を彼らの思いの中に置き、彼らの心にそれを書き記そう。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる……わたしは彼らの不義を赦し、もはや彼らの罪を思い出さないからである。」
これこそ新しい契約のDNAです。神の御心を外から命じられる必要はもうなく、それはあなたの内側に書き記されているのです。マリーはこう強調します。「わたしたちは皆、この新しい契約についてはまだ初心者です。」誰も専門家ではありません。知りたいと願う心をもって、共に成長していくのです。彼女が2026年のために掲げるキーワードは、献身、理解、清め、使命です。
3. イザヤ16章:契約のしるしとしての正義
新しい契約は、内側にとどまるものではありません。それは目に見える形で現れます。マリーはイザヤ16章3〜5節を開きます。「追われている者を隠せ。逃れて来た者を裏切るな。追われて来た者をあなたのもとに住まわせよ……そうすれば、圧迫はやみ、王座はあわれみによって堅く立てられる。」
彼女はこれを、生まれてすぐに逃れる者となり、ヘロデから逃れるためにエジプトへ避難したイエスご自身に直接結びつけます。「福音は政治ではありません」と彼女は言い添えますが、これは弟子としての具体的な生き方です。閉じこもる考え方を拒み、住む場所のない者を守り、最も弱い立場の者を守る。「わたしたちの生活の中に、自分自身の祈りを妨げるものがないようにしましょう。」
4. 今年のものさしとなる奇跡
マリーは、施設に預けられていた小さな娘が事故のあと昏睡状態に陥り、MRI検査で脳死と診断された、ある姉妹の証で締めくくります。この姉妹は、神から「まだやめるな」と示され続ける限り、仕事の面でも霊的な面でも十年にわたる戦いを耐え抜きました。祈り、叫び求め、信じ続けました。ある朝、その子は目を開け、腕を動かし、目を覚ましました。新しいMRIには、もう病変は見られませんでした。まさにその日、ある礼拝で、一人の牧師が「タリタ・クミ(少女よ、起きなさい)」について語っていたのです。
「勝利は、問題がないときにやって来るのではありません。戦いの真っただ中にやって来るのです。」これが、マリーが2026年に向けて示すイメージです。すべてが動かないように見えるときにも、しがみつき続ける、信仰と愛と奇跡の共同体です。
まとめのポイント
- 2026年は新しい契約の年です。神と、あなたの家族と、あなたの教会との間で結び直す契約です。
- 神はあなたの心に律法を刻んでくださいます(ヘブライ8章)。もはや外側の規則に頼る必要はなく、聖霊が内側からあなたに教えてくださいます。
- 神は力ある者ではなく、羊飼いたちを召してくださいます(ルカ2章)。選ばれるために特別に優れている必要はなく、耳を傾ける必要があるのです。
- イザヤ16章の正義こそ、契約のしるしです。逃れて来た者を隠し、のけ者にされた人を守り、自分に閉じこもることを拒むのです。
- 献身、理解、清め、使命。この一年に取り組むべき四つのキーワードです。
あなた自身への問いかけ
- 2026年、あなたの祈りの生活、御言葉に向き合う時間、教会での歩みにおいて、神はどんな具体的な契約を結び直すよう求めておられますか。
- 神はこの一年、あなたの心にどんな「律法」を刻もうとしておられますか。押しつけられた規則としてではなく、新しい願いとして。
- 今、神があなたの道に置いてくださっている「羊飼いたち」や「星」とは誰ですか。天使は誰のもとへあなたを遣わそうとしていますか。
- 自分に閉じこもることで、あなたは何が見えなくなっていますか。あなたの周りで、イザヤ16章の「逃れて来た者」に当たるのは誰ですか。
- 主が「とどまりなさい」と言っておられるのに、あなたが「もうやめよう」と扉を閉めたくなっている戦いは何ですか。
引用された聖句
- ルカ 2:1-20 ・イエスの誕生、羊飼いたち、天使たち。
- ヘブライ 8:7-13 ・新しい契約と、心に刻まれる律法。
- イザヤ 16:3-5 ・逃れて来た者を隠し、正義を行い、あわれみによって王座を堅く立てる。
- ルカ 17:28-36 ・ロトの時代、献身の緊急性。
- マルコ 5:41 ・タリタ・クミ、「少女よ、起きなさい」。
よくある質問
「律法が心に刻まれる」とは具体的にどういう意味ですか?
それは、あなたの従順がもはや外からの圧力によるものではなく、聖霊によって与えられる内側からの願いによるものになる、ということです。あなたはもう「見つからないように、うまくやろう」とはしません。神が愛するものを愛し、神が憎むものを憎むようになります。神があなたの心のあり方そのものを変えてくださったからです。
なぜマリーは「血」と新しい契約について語るのですか?
ヘブライ8章の新しい契約は、十字架でのキリストの血によって結ばれているからです(ヘブライ9章)。この血があるからこそ、神はあなたの過ちを赦し、もはやそれを心に留めないでいてくださるのです。イエスの犠牲がなければ、心に刻まれる律法は、手の届かない美しい構想のままにとどまってしまうでしょう。
イザヤ16章の社会的な正義は、クリスチャンにとって選択肢の一つに過ぎないのですか?
いいえ、違います。マリーははっきりと言います。「これは政治ではありません。福音そのものです。」逃れて来た者を守り、異邦人を保護し、「自分さえよければいい」という考え方を拒むこと。これは、新しい契約によって変えられた心の、自然なしるしなのです。
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