聖書の人物 マリヤ

生涯、名前の意味、人生の教訓

要約

マリヤはナザレの若い女性で、御使いガブリエルから、いと高き方の子を産むと告げられました。一般的な目安では紀元前5年ごろです。ヨセフと婚約していた彼女は、自分は主のはしためですと答えます。ベツレヘムでイエスを産み、十字架まで子に従い、復活後はエルサレムで弟子たちとともにいました。

マリヤという名前の意味

マリヤは、意味が議論されているヘブル語ミリアムに当たる名です。聖書に説明はなく、さまざまな提案は言語の研究から出ています。

マリヤの生涯

  1. 御使いの告知

    ルカの福音書1章26-38節

    御使いガブリエルは、ヨセフと婚約していたナザレのマリヤに遣わされ、男の子を宿し、イエスと名づけ、その子がいと高き方の子と呼ばれると告げます。どうしてそうなるのかと尋ねるマリヤに、聖霊が下ると答えます。彼女は、私は主のはしためですと言いました。

  2. マリヤの賛歌

    ルカの福音書1章46-55節

    マリヤが訪ねると、エリサベツは彼女を主の母と呼んで迎えます。マリヤは賛美の歌で応えました。わが魂は主をあがめ、わが霊は救い主なる神を喜ぶと歌い、へりくだる者への恵みと、アブラハムへの約束に対する神の真実を称えます。

  3. ベツレヘムでの誕生

    ルカの福音書2章1-20節

    住民登録のため、ヨセフとマリヤはベツレヘムへ向かいます。マリヤは初子を産み、布にくるんで飼葉桶に寝かせました。御使いに告げられた羊飼いたちが訪れ、聞いたことを語ります。マリヤはこれらのことをすべて心に納めて思いを巡らしました。

  4. カナの婚礼

    ヨハネの福音書2章1-11節

    カナでぶどう酒がなくなります。マリヤはイエスに知らせ、召使いたちに、この方が言われることを何でもしてくださいと言いました。イエスが六つの水がめに水を満たさせると、水がぶどう酒になります。最初のしるしで栄光を現され、弟子たちはイエスを信じました。

  5. 十字架のもとで

    ヨハネの福音書19章25-27節

    マリヤは、ほかの女性たちとイエスの愛した弟子とともに、十字架のそばに立っていました。イエスは母を見て、その弟子に託し、これがあなたの母ですと言われます。その時から弟子は彼女を自分の家に迎えました。苦しみの中でも、イエスは身近な人を気遣われます。

マリヤから学ぶこと

  • マリヤは信頼をもって神に応えました。私は主のはしためです。あなたのお言葉どおり、この身になりますように。
  • 賛美は、神がご自分の約束に真実であられることを認めるところから生まれます。
  • イエスが言われることを何でもしなさいという言葉は、マリヤがカナの召使いに与えた最善の助言です。
  • マリヤは見習うべき信仰の女性ですが、聖書が礼拝するのはイエスだけで、母ではありません。

鍵となる聖句

ルカの福音書1章38節

マリヤは御使いに、自分は主のはしためであり、お言葉どおりになるようにと答えます。へりくだりと信仰の模範です。

ルカの福音書2章19節

マリヤはこれらのことをすべて心に納めて思いを巡らしていました。神のみわざに注意深く目を向ける信仰の姿勢が表れています。

ヨハネの福音書2章5節

カナでマリヤは召使いたちに、イエスが言われることを何でもするよう告げます。この勧めはすべての信じる者にとっても有効です。

マリヤについての説教

よくある質問

なぜ神はマリヤを選ばれたのですか。

ルカ1章30節で、御使いは彼女を神から恵みを受けた者と呼びます。聖書が語るのは、獲得すべき功績ではなく恵みです。マリヤ自身も自分を低いはしためと言い、賛歌で神が小さな者に行われることを称えました。

マリヤという名前にはどんな意味がありますか。

マリヤはヘブル語のミリアムに当たり、意味は議論があります。「苦い」から「愛される者」までさまざまな提案があります。聖書に説明はないため、正確な意味については慎重でいるのがよいでしょう。

マリヤの物語は聖書のどこにありますか。

イエスの誕生はおもにマタイ1章と2章、ルカ1章と2章にあり、カナはヨハネ2章、十字架はヨハネ19章にあります。使徒の働き1章14節には、エルサレムに集まった弟子たちの中にいたと記されています。

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