聖書 — 口語訳 (1955)
詩篇 116
概要
詩篇116篇は、大きな苦難のあとの感謝の歌です。詩人は、主が自分の声を聞いてくださったので主を愛します。死の綱に囲まれたとき主の名を呼ぶと、神は救い出してくださいました。そこで、主のすべての恵みにどうお返ししようかと問い、賛美と救いの杯、そして民全体の前で果たす誓いをもって答えます。この詩篇は、過越の祭りで歌われる歌の一つでした。
この章の4つの区分
1わたしは主を愛する。主はわが声と、わが願いとを聞かれたからである。
2主はわたしに耳を傾けられたので、わたしは生きるかぎり主を呼びまつるであろう。
3死の綱がわたしを取り巻き、陰府の苦しみがわたしを捕えた。わたしは悩みと悲しみにあった。
4その時わたしは主のみ名を呼んだ。「主よ、どうぞわたしをお救いください」と。
5主は恵みふかく、正しくいらせられ、われらの神はあわれみに富まれる。
6主は無学な者を守られる。わたしが低くされたとき、主はわたしを救われた。
7わが魂よ、おまえの平安に帰るがよい。主は豊かにおまえをあしらわれたからである。
8あなたはわたしの魂を死から、わたしの目を涙から、わたしの足をつまずきから助け出されました。
9わたしは生ける者の地で、主のみ前に歩みます。
10「わたしは大いに悩んだ」と言った時にもなお信じた。
11わたしは驚きあわてたときに言った、「すべての人は当にならぬ者である」と。
12わたしに賜わったもろもろの恵みについて、どうして主に報いることができようか。
13わたしは救の杯をあげて、主のみ名を呼ぶ。
14わたしはすべての民の前で、主にわが誓いをつぐなおう。
15主の聖徒の死はそのみ前において尊い。
16主よ、わたしはあなたのしもべです。わたしはあなたのしもべ、あなたのはしための子です。あなたはわたしのなわめを解かれました。
17わたしは感謝のいけにえをあなたにささげて、主のみ名を呼びます。
18わたしはすべての民の前で 主にわが誓いをつぐないます。
19エルサレムよ、あなたの中で、主の家の大庭の中で、これをつぐないます。主をほめたたえよ。
鍵となる聖句
説教が語っていること
詩篇116篇についてよくある質問
詩篇116篇はどういう意味ですか
詩篇116篇は、死に近い試練を経た後の感謝の歌です。詩人は、神が聞いて救い出してくださったので神を愛し、生涯主を呼び求めると約束します。救いへの応答として、賛美、感謝のいけにえ、民の前で守る誓いを捧げます。
詩篇116篇は誰が書きましたか
この詩篇には表題も作者の名もありません。ユダヤ人が過越の祭りに歌った詩篇113篇から118篇、ハレルの一部です。クリスチャンは、弟子たちが賛美の歌を歌ってから出かけた、イエスとの最後の食事の響きをここに見ることが多いです。
詩篇116篇はどのように祈り、味わえばよいですか
神があなたの声を聞いてくださったときのことを、一つずつ挙げてみましょう。次に12節を本当の問いとして繰り返してください。主に何をお返しできるでしょうか。具体的な感謝をもって答え、できればそれを身近な誰かに証しとして分かち合いましょう。
詩篇 116を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。