お盆に読む聖書の言葉20選:家族を思い、復活の希望に慰められる

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はじめに

お盆は、8月13日から16日ごろ(地域によっては7月)に、故郷に帰って家族と過ごし、亡くなった方々をしのぶ日本の大切な時期です。過ごし方は家庭や地域によってさまざまで、この記事は特定の習慣の是非を論じるものではありません。口語訳から選んだこの20の言葉は、四つのテーマに分かれています。家族が集まるひととき、親と先人を敬う心、召された家族を思うこと、そして復活の希望です。家族の語らいに、静かな祈りに、故人をしのぶ時間に、お使いください。

家族が集まるひとときに

1. コロサイ人への手紙3章14節

「これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。」

パウロは、すべてのものの上に愛を加えなさい、愛はすべてを完全に結ぶ帯である、と教えます。お盆に久しぶりに顔を合わせる家族には、懐かしさもあれば、ぎこちなさもあるかもしれません。愛はその間を結ぶ帯です。集まる時間を、愛で結び直す機会にしましょう。小さな思いやりの一言から始めてみてください。 コロサイ人への手紙3章を全部読む.

2. ローマ人への手紙12章10節

「兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。」

兄弟の愛をもって互いにいつくしみ、進んで互いに尊敬し合いなさい、とパウロは勧めます。年に一度の帰省では、親や兄弟の変化に気づくこともあるでしょう。思い出話や食事の時間に、感謝の気持ちを言葉にして、互いを尊敬する心を示してみましょう。 ローマ人への手紙12章を全部読む.

3. 箴言15章17節

「野菜を食べて互に愛するのは、肥えた牛を食べて互に憎むのにまさる。」

野菜だけの食事でも、愛のある食卓は、肥えた牛を食べて憎み合う食卓にまさる、と箴言は言います。大切なのは料理の豪華さより、食卓に流れる空気です。お盆の食事の前に、家族で短く感謝の祈りをささげ、穏やかなひとときを神に委ねましょう。祈りは一言で十分です。 箴言15章を全部読む.

4. 詩篇103篇17節

「しかし主のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり、その義は子らの子に及び、」

主のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり、その義は子らの子に及ぶ、と詩篇は歌います。神の恵みは一人の人生で終わらず、世代から世代へと受け継がれます。先に召された方々の歩みも、この恵みの中にありました。 詩篇103篇を全部読む.

5. テモテへの第二の手紙1章5節

「また、あなたがいだいている偽りのない信仰を思い起している。この信仰は、まずあなたの祖母ロイスとあなたの母ユニケとに宿ったものであったが、今あなたにも宿っていると、わたしは確信している。」

パウロはテモテに、祖母ロイスと母ユニケから受け継がれた偽りのない信仰を思い起こさせます。信仰は、家族の中で静かに伝えられていくことがあります。お盆に家族が集まるとき、祖父母や両親がどのように神を信じて生きてきたのか、語り合ってみませんか。 テモテへの第二の手紙1章を全部読む.

親と先人を敬う心

6. 出エジプト記20章12節

「あなたの父と母を敬え。これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである。」

十戒は、あなたの父と母を敬えと命じます。敬うとは、命を与え、育ててくれたことへの感謝を、態度と言葉で示すことです。亡くなった親を思う時も、高齢の親と過ごす時も、この言葉は変わりません。お盆の機会に、親への感謝をあらためて心に刻みましょう。 出エジプト記20章を全部読む.

7. 箴言23章22節

「あなたを生んだ父のいうことを聞き、年老いた母を軽んじてはならない。」

箴言は、あなたを生んだ父のいうことを聞き、年老いた母を軽んじてはならない、と教えます。年を重ねた親は、体も心も弱くなりがちです。久しぶりに会う時こそ、急かさずにゆっくり話を聞き、これまで受けた愛に感謝を伝えましょう。ありがとうの一言が、親の心に深く届きます。 箴言23章を全部読む.

8. 箴言17章6節

「孫は老人の冠である、父は子の栄えである。」

孫は老人の冠である、父は子の栄えである、と箴言は語ります。祖父母にとって孫は誇りであり、子にとって親は栄えです。お盆に三世代が集まる時間は、神が結んでくださった絆を実感するひとときになります。家族写真を撮りながら、その恵みに感謝しましょう。写真を見返すたびに、感謝を思い出せます。 箴言17章を全部読む.

9. ヘブル人への手紙13章7節

「神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。」

神の言を語った指導者たちのことを、いつも思い起し、その信仰にならいなさい、とヘブル人への手紙は勧めます。亡くなった方々の中に、信仰を生きた先人がいるなら、その歩みから学べます。故人の信仰や生き方を思い出し、感謝して受け継ぎましょう。小さな言葉や習慣の中に、その人の信仰が残っているかもしれません。 ヘブル人への手紙13章を全部読む.

10. 詩篇145篇4節

「この代はかの代にむかって あなたのみわざをほめたたえ、あなたの大能のはたらきを宣べ伝えるでしょう。」

この代はかの代にむかって、あなたのみわざをほめたたえる、と詩篇は歌います。先に歩んだ人々から、私たちは多くのものを受け取りました。今度は私たちが、次の世代に神の恵みを語り伝える番です。お盆の集まりで、家族の歴史の中に働いた神の守りを分かち合いましょう。 詩篇145篇を全部読む.

召された家族を思う

11. 詩篇116篇15節

「主の聖徒の死はそのみ前において尊い。」

主の聖徒の死はそのみ前において尊い、と詩篇は語ります。神は、亡くなった一人ひとりの命を決して軽く扱われません。愛する家族を失った悲しみの中でも、その人の生涯が神のみ前で尊ばれていることは、静かな慰めになります。感謝をもって故人の生涯を思い起こしましょう。 詩篇116篇を全部読む.

12. 詩篇34篇18節

「主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる。」

主は心の砕けた者に近く、たましいの悔いくずおれた者を救われる、と詩篇は言います。お盆が近づくと、亡くなった家族を思い出して胸が痛む方もいるでしょう。悲しみを無理に抑える必要はありません。神は、その痛みの一番近くにおられます。 詩篇34篇を全部読む.

13. マタイによる福音書5章4節

「悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。」

イエスは、悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう、と言われました。悲しむことは弱さではなく、亡くなった方への愛の表れです。その悲しみの中にある人を、神は慰めると約束しておられます。静かに祈りながら、慰めを待ち望みましょう。 マタイによる福音書5章を全部読む.

14. 詩篇23篇4節

「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。」

たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません、あなたがわたしと共におられるからです、と詩人は告白します。大切な人を送った後の道は、谷を歩むようにつらいものです。その谷にも、神は共に歩んでくださいます。あなたは一人ではありません。 詩篇23篇を全部読む.

15. イザヤ書25章8節

「主はとこしえに死を滅ぼし、主なる神はすべての顔から涙をぬぐい、その民のはずかしめを全地の上から除かれる。これは主の語られたことである。」

預言者イザヤは、主はとこしえに死を滅ぼし、すべての顔から涙をぬぐわれる、と語ります。死は最後の言葉ではありません。お盆に、亡くなった家族を思って涙があふれる時も、神が涙をぬぐってくださる日が来るという、この約束を心に留めましょう。 イザヤ書25章を全部読む.

復活の希望に慰められる

16. ヨハネによる福音書11章25-26節

「イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。 また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか」。」

イエスはマルタに、わたしはよみがえりであり、命である、と言われました。兄弟ラザロの死を悲しむ彼女に語られた言葉です。キリストを信じる者には、死を超える命があります。召された家族を思う時、この言葉は復活の希望を静かに告げてくれます。 ヨハネによる福音書11章を全部読む.

17. テサロニケ人への第一の手紙4章14節

「わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。」

パウロは、イエスが死んで復活されたからには、神はイエスにあって眠っている人々を、イエスと一緒に導き出してくださる、と書きます。望みを持たない人のように悲しまなくてよい、という慰めです。眠りについた愛する人を、神の手に委ねましょう。 テサロニケ人への第一の手紙4章を全部読む.

18. コリント人への第一の手紙15章20節

「しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。」

キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえった、とパウロは宣言します。初穂とは、収穫の最初の実のことで、後に続く実りの約束です。キリストの復活は、キリストにある人々の復活の保証です。この希望が、悲しみの中で私たちを支えます。 コリント人への第一の手紙15章を全部読む.

19. ヨハネによる福音書14章2節

「わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。」

イエスは不安な弟子たちに、わたしの父の家には、すまいがたくさんある、場所を用意しに行くのだから、と語られました。召された家族が父の家に迎えられていると信じるとき、この約束は深い安らぎを与えてくれます。ゆっくりと、静かな祈りのように読んでください。心が落ち着くまで、何度でも繰り返して構いません。 ヨハネによる福音書14章を全部読む.

20. 詩篇73篇26節

「わが身とわが心とは衰える。しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である。」

わが身とわが心とは衰える、しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である、と詩人は告白します。人の体も心も、時とともに衰えていきます。それでも、神は変わらない力であり続けます。召された方も、残された私たちも、この神の手の中にあります。 詩篇73篇を全部読む.

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よくある質問

クリスチャンはお盆をどのように過ごしますか。

過ごし方は家庭や地域、教会によって異なります。帰省して家族と過ごし、墓参りをして故人をしのぶ方も多く、教会が召天者を記念する礼拝や墓前礼拝を持つ場合もあります。それぞれの家族の事情を尊重し、感謝と祈りの心で過ごすことが大切にされています。

墓前で読むのにふさわしい聖書の言葉はありますか。

詩篇23篇、ヨハネによる福音書11章25節と26節、テサロニケ人への第一の手紙4章14節がよく用いられます。短い祈りとともに読み、故人を神に委ねる気持ちを言葉にするとよいでしょう。ほかの参列者の信仰も尊重し、静かに行うことが大切です。

家族が仏教を信仰している場合、どう接すればよいですか。

家族の思いを尊重し、対立を避けて、静かに寄り添うことが大切です。お盆は、故人を思う家族みんなの時間です。聖書の言葉を強く勧めるのではなく、感謝や思い出を分かち合い、必要なときに自分の祈りを静かにささげましょう。

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