要約
レプタ二つの貧しいやもめは、イエスが宮で最後の日々に目を留められた名もない貧しい女性です。イエスはさいせん箱にむかってすわり、多くの金持がたくさん入れる中で、このやもめが二つのレプタを入れるのを見ます。イエスは、彼女がだれよりも多く入れた、生活費の全部を入れたからだと語られました。マルコとルカがこの場面を伝えます。神は額ではなく心と犠牲を見られます。
レプタ二つの貧しいやもめという名前の意味
聖書はこのやもめの名を記していません。レプタは当時の非常に価値の小さい貨幣で、口語訳はレプタ二つで一コドラントに当ると記します(マルコの福音書12章42節)。
レプタ二つの貧しいやもめの生涯
律法学者への警告
マルコの福音書12章38-40節イエスは教えの中で、律法学者に気をつけなさいと言われました。彼らは長い衣を着て歩くことや上席を好み、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈りをします。この警告のすぐあとに、貧しいやもめがその反対の、まことの敬虔を示すことになります。
さいせん箱の前で
マルコの福音書12章41節イエスはさいせん箱にむかってすわり、群衆がその箱に金を投げ入れる様子を見ておられました。多くの金持がたくさんの金を投げ入れていました。主は金額だけでなく、人がどのようにささげるかを見て、その献金が本人にとって何を意味するかを知っておられます。
レプタ二つ
マルコの福音書12章42節ところが、ひとりの貧しいやもめがきて、レプタ二つを入れました。それは一コドラントに当ります。人の目には、金持たちの献金に比べて取るに足りないささげ物でしたが、イエスはそれを見ておられ、弟子たちを呼び寄せて語られます。
だれよりも多く入れた
マルコの福音書12章43-44節イエスは、あの貧しいやもめはさいせん箱に投げ入れている人たちの中で、だれよりもたくさん入れたのだと言われます。みんなの者はありあまる中から入れましたが、彼女は乏しい中から、あらゆる持ち物、その生活費全部を入れたからです。神にとって献金の価値は、どれほど犠牲を伴うかで測られます。
ルカの記事
ルカの福音書21章1-4節ルカも同じ場面を伝えます。イエスは、金持たちがさいせん箱に献金を投げ入れるのを見られ、ひとりの貧しいやもめがレプタ二つを入れるのを見ます。そして、あのやもめはだれよりもたくさん入れた、持っている生活費全部を入れたからだと言われました。
レプタ二つの貧しいやもめから学ぶこと
- 神がまず見られるのは献金の額ではなく、ささげる人の心と犠牲です。
- 神をささげもので敬うには貧しすぎるという人はいません。
- イエスは人が気づかないものを見ておられ、隠れた忠実さを重んじられます。
- 必要なものの中からささげることは、備えてくださる神への全き信頼の表れです。
- まことの敬虔は、イエスが律法学者に見た、見せかけの宗教とは相いれません。
鍵となる聖句
イエスは、やもめが乏しい中からささげたゆえに、だれよりも多く入れたと教えられます。神の目は金額ではなく、それがどれだけ私たちに犠牲を強いるかを見ます。
神は喜んで施す人を愛して下さいます。やもめは、強いられず、見られるためでもなく、神への信頼から心で決めてささげる姿を示します。
「人は外の顔かたちを見、主は心を見る」。宮では人々が金持の大金を見ましたが、イエスはやもめの心と、その献金の本当の価値を見ておられました。
レプタ二つの貧しいやもめについての説教
- 神を心を尽くして愛する ― 何一つ欠けてはならない全存在の愛このメッセージはマルコ12章41-44節を、神への真の愛の実例として読みます。愛は感じる量ではなく、どれだけ犠牲を払うかで測られるため、やもめはだれよりも多く入れたのです。
- 「わたしを試してみよ」:神と十分の一説教者は、イエスが二つの小さな硬貨が彼女の持ち物のすべてだと知りながら、その信仰を止めなかったと述べます。彼女は主がその日の必要を満たしてくださると信じていました。
- あなたは地の塩:イースターに味を取り戻そうオリヴィエ・コントスは、やもめの二つの小さな硬貨を、さいせん箱の中でイエスのほかにだれも見なかったと語ります。神は、人に気づかれずにささげる人々の隠れた行いを見て用いられます。
- 人のことを思わず、神のことを思いなさいこのメッセージは、ありあまる中から入れた金持たちよりも、イエスの目にはやもめのほうが多くささげたと述べます。神に語りかけるのは額ではなく、ささげ物の背後にある心です。
よくある質問
なぜイエスはやもめがだれよりも多く入れたと言われたのですか。
金持たちはありあまる中から入れたのに対し、彼女は乏しい中から、生活費の全部を入れたからです(マルコ12章44節)。金額は小さくても、割合と信頼においては他のどの献金にもまさっていました。神は献金を、犠牲の大きさと、ささげる心で量られます。
レプタ二つとはどういう意味ですか。
レプタは当時の非常に価値の小さい貨幣で、やもめの二つの小さな硬貨を指します。口語訳は、レプタ二つで一コドラントに当ると記します。この表現は、彼女の献金が人の目にはほとんど無に等しかったことを強調しています。
レプタ二つの貧しいやもめの記事は聖書のどこにありますか。
マルコ12章41-44節とルカ21章1-4節にあります。マルコでは、この場面は、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈りをする律法学者へのイエスの警告のすぐあとに置かれています。