聖書 — 口語訳 (1955)
詩篇 133
概要
詩篇133篇は、ダビデの都もうでの歌で、巡礼者がエルサレムへ上るときに歌った歌のひとつです。わずか三節で、兄弟が一致して暮らす麗しさをたたえます。それをアロンの頭に注がれた尊い油にたとえ、またシオンに下るヘルモンの露にたとえます。そこに、主が祝福といのちを命じられると結ばれます。
この章の3つの区分
1見よ、兄弟が和合して共におるのは いかに麗しく楽しいことであろう。
2それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。
3またヘルモンの露がシオンの山に下るようだ。これは主がかしこに祝福を命じ、とこしえに命を与えられたからである。
鍵となる聖句
見よ、兄弟が和合して共におるのは いかに麗しく楽しいことであろう。
「共におる」という言葉は、同じ場所にいる以上の意味を持ち、結び合い、心を合わせることを思わせます。同じ場にいても、一致していないことはありえます。
それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。
アロンに注がれた油は、祭司の聖別を思い起こさせます。油は頭から衣のえりまでたっぷりと流れます。一致は、からだ全体に広がる油注ぎです。
またヘルモンの露がシオンの山に下るようだ。これは主がかしこに祝福を命じ、とこしえに命を与えられたからである。
北にあるヘルモンの露が、南のシオンの山にまで下ります。このたとえは、上から与えられるさわやかさを表します。神が祝福を命じられるのは、一致のあるところです。
説教が語っていること
詩篇133篇についてよくある質問
詩篇133篇はどういう意味ですか
詩篇133篇は、兄弟の一致が麗しく、祝福の源でもあると語ります。油と露は、上から下って皆に行き渡る恵みを表すふたつのたとえです。すべての共同体、すべての家庭が、分裂ではなく一致を求めるよう招いています。
詩篇133篇は誰が書きましたか
表題はダビデの作としています。この詩は、120篇から134篇までの十五の都もうでの歌のひとつで、大きな祭りのためにエルサレムへ上る巡礼者が歌いました。あらゆる部族から集まった民の一致が、この言葉に具体的な意味を与えていました。
教会のために詩篇133篇でどう祈ればよいですか
できれば共同体の人たちと一緒に、声に出して読みましょう。具体的な兄弟姉妹を思い浮かべて神に感謝し、自分の中にある分裂のもと、たとえば恨みに気づけるよう願います。違いを消すことなく、教会が本当の一致を生きるように祈りましょう。
詩篇 133を引用している記事
口語訳(1955年)— パブリックドメイン。