毎日の聖書通読を習慣にする方法

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はじめに

毎日聖書を読む習慣をつくるには、三つのことが必要です。決まった時間と場所、控えめな最初の目標、そして読書計画やノート、アプリといった具体的な助けです。良い知らせは、量よりも継続の方がはるかに大切だということです。毎日10分続ける方が、たまに1時間読むよりもあなたを変えます。

この記事では、なぜ継続こそが本当の課題なのか、日々の生活の中に読書時間をどう根づかせるか、何から始めるべきか、どんな助けを使うべきか、そして何より習慣が途切れたときにどうすればよいかを見ていきます。もし聖書をまったく初めて読むなら、まず初心者のための聖書の読み方を読み、それからここに戻って長く続く習慣を築いてください。

なぜ量よりも継続が大切なのか

聖書自体が、霊的な成長をゆっくりとした着実な歩みとして描いており、一度きりの成果としては描いていません。詩篇1篇は、主のおしえを喜びとする人について、「昼も夜もそのおしえを口ずさむ人。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実をつける」(詩篇1:2-3)と語っています。木は週末だけで育つのではなく、同じ場所に植えられ続け、日々養われることで育つのです。

この日々の実践は聖書全体に貫かれています。ドミニク・アンジェは、ダニエルが一人自宅で一日に三度祈っていたこと(ダニエル6:10)、イエスがたびたび一人になって祈られたこと、そして詩篇119篇が一日のうちに何度も神に立ち返る信仰者の姿を示していることを指摘しています。みことばの黙想と祈りは互いに補い合い、互いを養います。

なぜこれほど重要なのでしょうか。「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です」(Ⅱテモテ3:16)とあるとおりです。神はこのみことばへの繰り返しの触れ合いを通して私たちを形づくられます。ラファエル・シャリエは別の言い方をしています。個人礼拝の時間は神との親密な時であり、散漫な1時間よりも、心を込めた20分を神にささげる方がよいというのです。もう一つ励みになる目安として、一日一章読むだけで、新約聖書をおよそ一年で読み終えられます。理想的な環境や完璧な条件は必要なく、必要なのはただ一日一日の単純な忠実さです。

読書を決まった時間と場所に根づかせる

習慣には拠り所が必要です。イエスご自身も非常に具体的な指針を与えておられます。「あなたが祈るときは、奥まった部屋にはいり、戸を閉じて、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい」(マタイ6:6)。決まった時間、離れた場所、誘惑を締め出す閉じた扉です。

具体的には、私たちが分析した資料は三つの点で一致しています。

  • 決まった時間を選び、それを守る。早朝、昼休み、就寝前など、大切なのは毎日同じ時間帯であることです。多くの著者が、静けさと頭の明晰さを生かし、一日の最初を神にささげるために、朝を勧めています。
  • 静かで変わらない場所を選ぶ。いつも同じ椅子、テーブルの同じ隅。その場所自体が合図になります。そこに座れば、体が次に何が来るかを覚えているのです。
  • 気を散らすものを取り除く。スマートフォンの通知を切るか、この時間は紙の聖書を使うようにしましょう。この時間は、あなたにとって最も大切な約束と同じように守られるべきものです。

もし日々の予定が読めないとしても、あきらめないでください。通勤中のオーディオ聖書や、待ち時間中の読書は、何もしないよりずっとよいものです。しかし可能になり次第、決まった拠り所に戻りましょう。それこそが、努力を習慣に、そしてやがて第二の性質に変えるものだからです。

小さく始めて、少しずつ進む

多くの人が挫折するのは、目標が高すぎるからです。ゼロから一日1時間にいきなり挑む人は、二週間続くことがほとんどありません。小さく始めましょう。

  • 現実的な長さを設定する。最初は10分から20分で十分です。この時間を本物の約束としてスケジュールに書き込みましょう。
  • 短くても完結した部分を読む。一章、あるいは半ページでもかまいません。次に進む前に読み始めた箇所を終わらせましょう。読みかけのままにすると混乱した印象が残り、やる気をそいでしまいます。
  • 断片的にではなく、順番どおりに書を読む。毎日聖書を無作為に開くと、物語の一貫性がつかめなくなります。書ごとに進めていけば、より深く理解でき、明日どこから続けるかも常にわかります。

時間が経てば、量を増やすこともできます。一日一章なら一年で新約聖書を、一日四章なら聖書全体を読み終えられます。しかしこれらは出発点ではなく、通過点です。どこから聖書を開けばよいか迷っているなら、聖書のどの書から始めるべきかの記事が簡単な道筋を示してくれます。

具体的な助け:計画、ノート、アプリ

善意だけでは十分でないこともあります。私たちが参照した資料の一つが、あの塔のたとえ(ルカ14:28)を引用して述べているように、戦略のないところに満足のいく結果はありません。三つの簡単な道具が本当の違いを生み出します。

読書計画

あらかじめ用意された計画に従うか、自分で計画を立てましょう。そうすれば毎朝何を読むか迷わずに済み、目に見える道筋が得られます。無料の年間計画がオンラインでも紙でも存在します。私たちも一年で聖書を読む計画で一つの例を紹介しています。旧約と新約を並行して進む計画もあり、流れを見失わずに変化を加えられます。

ノート

心に触れたみことば、疑問、祈りの課題を書き留めましょう。読み終えた章にチェックを入れることで、進み具合が目に見え、やる気が続きます。そして時々ノートを読み返しましょう。それは、あなたの人生における神の真実さを具体的に確認する方法です。さらに詳しくは聖書を読みながらノートを取る方法をお読みください。

アプリやオーディオ聖書

聖書アプリには内蔵の読書計画や毎日のリマインダー、移動中に便利なオーディオ版が用意されています。これらは一つの条件のもとで貴重な助けとなります。それは、読書の時間中、スマートフォンがあくまで道具であり続け、気を散らす入り口にならないことです。

最後に、最良の助けは道具ではなく祈りです。聖書を開く前に、詩篇の記者の言葉を借りて、読書に光を与えてくださるよう神に願いましょう。「あなたのおしえのうちにある奇しいことを、私が見ることができるように、私の目を開いてください」(詩篇119:18)。そして読んだ後には、読んだことを祈りに変えましょう。そのときこそ、読書は単なる知的な作業ではなく、交わりとなるのです。

習慣が途切れたとき:罪悪感なく再び始める

いつか必ず習慣が途切れる日が来ます。忙しい一週間、休暇、霊的な乾きの季節。それは最終的な失敗ではなく、習慣にとって最も重要な瞬間です。再び始める方法はこうです。

  • やめたところから再開する。一晩で十日分の計画を取り戻そうとしないでください。それは完全に諦めてしまう一番の近道です。計画はあなたに仕えるものであって、あなたを支配するものではありません。
  • 罪悪感を退ける。聖書を読むことは成し遂げるべき成果ではなく、育んでいく関係です。神は、あなたが読み逃した日数を数えて出迎えたりはしません。
  • 再び読みたいという思いを祈り求める。みことばへの渇望は祈りの中で求めるものです。詩篇の記者はこう叫んでいます。「あなたのみことばは私の口に、なんと甘いことでしょう。蜜よりも私の口に甘いのです」(詩篇119:103)。この願いを神に求めましょう。それは神が喜んで答えてくださる祈りです。
  • 目標を下げる。途切れてしまったなら、その一歩が高すぎたのかもしれません。もっと短い部分に戻りましょう。たとえそれが一つの節を深く黙想するだけであっても構いません。聖書の一節を黙想する方法の記事が、少しのことで多くを得る方法を教えてくれます。
  • 他者に頼る。読書会に参加するか、友人に定期的に声をかけてもらいましょう。共同体の中で読み、誰かに対して責任を持つことは、継続を支える最も強力な力の一つです。

要点のまとめ

  • 量よりも継続が大切です。毎日10分続ける方が、たまに1時間読むよりも多くの実を結びます。
  • 読書を決まった時間と場所に根づかせ、この時間を気を散らすものから守りましょう。
  • 現実的な目標を持って小さく始め、書を順番どおりに読み、始めた箇所を必ず終わらせましょう。
  • 読書計画、ノート、そして上手に使うアプリは、実践面での三つの最良の味方です。
  • 習慣が途切れたときは、罪悪感を持たずにやめたところから再開し、神にみことばへの渇望を新たにしてくださるよう願いましょう。

自分への適用

  1. 明日から聖書を読むために確保できる、一日の中の具体的な時間帯はいつで、場所はどこですか。
  2. 今の目標は現実的ですか、それとも長続きさせるには高すぎますか。
  3. 今日足りていない具体的な助けは何ですか。読書計画でしょうか、ノートでしょうか、それとも責任を共有できる人でしょうか。
  4. 前回習慣が途切れたとき、何が原因で諦めましたか。そして今回は何を変えますか。

引用された聖句

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よくある質問

毎日どのくらいの時間、聖書を読めばよいですか。

決まった長さはありません。たまに集中を欠いた1時間読むよりも、毎日10分から20分、心を込めて読む方がよいのです。現実的な長さを設定し、スケジュールに書き込み、それを守りましょう。習慣を築き、長い時間をかけて実を結ばせるのは継続であって、一度に読む量ではありません。

聖書を読むのに最も良い時間帯はいつですか。

多くの人は、静けさを味わい、一日の最初を神にささげるために、他の活動の前、つまり朝を勧めています。しかし最も良い時間帯とは、何よりもあなたが実際に守り続けられる時間帯です。昼休み、夕方、あるいはオーディオ聖書を使った通勤時間などです。決まった時間と場所を選び、それを大切な約束のように守りましょう。

聖書を読む習慣が途切れてしまったら、どうすればよいですか。

罪悪感を持たず、遅れをすべて取り戻そうとせずに、ただやめたところから再開しましょう。祈りの中で、みことばへの渇望を新たにしてくださるよう神に求め、目標が高すぎたなら下げ、共同体に頼りましょう。読書会や、責任を共有できる友人が、再び始める助けになります。

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