はじめに
教会は、あなたが仮面をつけず、ふりをせず、本当の自分でいられる世界で唯一の場所です。不完全なままでも構わない場所です。なぜなら、そこでは罪人が完全に赦されているからです。しかし、キリストに根ざし続けることは、あなた自身の力だけによるのではありません。イエスは約束してくださいました。もう一人の慰め主、もう一人の弁護者、聖霊を送ってくださったのです。このメッセージは、御霊に導かれた人生が、あなたのアイデンティティにおいて、戦いにおいて、そして毎朝において何を変えるのかを、あなたに発見してもらうためのものです。
メッセージの流れ
1. 和解の務め
- コリント人への手紙第二5章はこう語ります。キリストは私たちをご自分と和解させ、和解の務めを私たちに委ねてくださいました。
- もしあなたが、神が自分を何に召しておられるのか分からずにいるなら、聖書の中で「あなたが務めを受けた」とはっきり書かれている箇所は、これだけです。
- 和解する者であるとは、内なる対立を拒み、「私はキリストと和解している。だから相手とも和解できる」と言うことです。
- ドミニクとの結婚生活28年を経て、説教者はこう証しします。和解とは決して手に入れて終わりのものではなく、一つの道のりなのです。
2. キリストに根ざす、新しいアイデンティティ
- 根が枯れた木は、やがて実を結ばなくなります。大切なのは目に見えるものではなく、あなたの内にある目に見えないもの、すなわちキリストです。
- あなたのアイデンティティは、もはやあなたの過去や失敗、他人が貼ったレッテルに結びついてはいません。あなたは、神があなたについて語られる、その通りの者なのです。
- あなたが何をしたとしても、神はあなたを、あなたがしたこと、しなかったことによって定義されません。あなたはイエス・キリストにあって新しく造られた者なのです。
- この新しいアイデンティティを生きることができるのは、ただ一つ、神が送ってくださった方、聖霊によってです。
3. イエスが約束された慰め主を受け取る
- ヨハネの福音書14章で、イエスはもう一人の慰め主、真理の御霊を約束されます。この方は、ご自分のものと共にとどまり、彼らの内におられます。
- あなたがキリストを受け入れたとき、あなたは三位一体を受け取りました。父の愛、子の十字架、そして聖霊の知恵です。
- 御霊は、あなたのために戦い、あなたを弁護し、あなたを慰め、あなたを立ち上がらせ、あなたを導き、あなたが決断できるように助けるために来られます。
- 御霊は一つの人格であり、ぼんやりとした力ではありません。聖書は御霊を悲しませないようにと語ります。悲しむのは人格を持つ存在だけです。あなたは御霊に語りかけることができます。
4. 御霊によって歩む(ガラテヤ人への手紙5章)
- ガラテヤ人への手紙5章16〜25節は、この対立を示します。肉は御霊に逆らって欲し、御霊は肉に逆らいます。
- 肉はすぐに満たされることを求め、御霊は聖さと愛と純粋さを生み出します。
- バプテスマを受けた後、イエスは愛する子であるというアイデンティティを受け取られました。すると間もなく、サタンがそれに疑いを差し挟みに来ます。神の約束が来ると、疑いがそれに続くのです。
- 魅力的に見えるものが、いつも神から来ているとは限りません。御霊によって歩むとは、新しい生き方を身につけることです。
5. 御霊の実と自制心
- 愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制。これが、御霊があなたの内に生み出す実です。
- 家庭の中で、また過酷な仕事の中で、人間の力だけではやり遂げられません。あなたには、自由に生きるために御霊の示しが必要なのです。
- 最も難しいのは自制心です。それは努力の成果ではなく、実なのです。
- 今日あなたへの聖書からの三つの言葉、それはあなたの過去への赦し、今日のための新しいいのち、そしてこれからのための新しい希望です。
6. 毎朝、神と共にいるために祈る
- 毎朝、祈るための時間を取ってください。御霊を招き入れましょう。「あなたの愛、あなたの平安、あなたの自制心で私を満たしてください。」
- 神を探し求めるために祈るのではなく、神と共にいるために祈りましょう。その日一日に起こることすべてを、前もって神にゆだねてください。
- 御霊に満たされることは、車のオプション装備のようなものではありません。それは不可欠なことなのです。
- 父親に向かう子どものように両手を上げてください。「私を見てください。私は不完全です。あなたは私の戦いをご存じです。私は恥を拒みます。すべてをあなたにお渡しします。」
覚えておきたいポイント
- あなたは一つの務めを受けています。それは和解の務めです。
- キリストにあるあなたのアイデンティティは、あなたの過去が語る物語に取って代わります。
- 聖霊は一つの人格です(弁護者、慰め主、導き手)。あなたがイエスを受け入れているなら、御霊はすでにあなたの内に住んでおられます。
- 肉と御霊は互いに対立します。御霊に満たされればされるほど、肉が御霊に逆らって立ち上がるのが見えてきます。
- 毎朝、神と共にいるために祈ることは、その日一日全体を変えます。
個人的な適用
- キリストがすでにあなたをご自分と和解させてくださったことを思い出しながら、今週、誰と和解する必要がありますか。
- 神はあなたを新しく造られた者と宣言しておられるのに、あなたが今も背負い続けようとしている、過去のどんなレッテルがありますか。
- あなたは聖霊に語りかける時間を取っていますか。それとも父とイエスにだけですか。今日、御霊に何を伝えたいですか。
- 今週、あなたが最も考えていたことは何ですか。その考えは、神が中心にいるべき場所を奪っていませんでしたか。
- 一日を始める前に神と共にいるために、明日の朝、どんなシンプルな習慣を始められますか。
引用された聖句
- コリント人への手紙第二5章18〜20節 和解の務め
- ヨハネの福音書14章15〜27節 慰め主の約束
- ガラテヤ人への手紙5章16〜25節 御霊によって歩むことと御霊の実
- ルカの福音書4章1〜13節 荒野でのイエスの試み
- ヨハネの福音書8章32節 真理はあなたがたを自由にする
よくある質問
「御霊によって歩む」とは具体的にどういう意味ですか。
それは新しい生き方を身につけることです。自分の力や、その場の欲望のままに動くのではなく、聖霊があなたの決断、考え、人間関係を導くのに任せ、日々祈りの中で御霊と共に歩むことです。
聖霊に直接語りかけることはできますか。
はい、できます。聖書は御霊を悲しませないようにと語ります。悲しむのは人格を持つ存在だけです。聖霊は神なる人格であり、父によってイエスの御名のもとに送られました。あなたは御霊を招き、導きを求め、父やイエスに語りかけるように御霊にも語りかけることができます。
自分が御霊に満たされているかどうか、どうすれば分かりますか。
あなたの人生の中で育っている実を見てください。愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です(ガラテヤ人への手紙5章22〜23節)。この実は努力だけから生まれるのではありません。毎日時間を取って神と共にいて、御霊に導かれるままにするとき、それは育っていくのです。
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