ヨハネによる福音書:信じて、いのちを得る
ヨハネによる福音書は、最初の一行から他の三つと一線を画します。「初めに言があった」。イエスに愛された弟子によって書かれ、その目的を自ら告げています。「これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである」(ヨハネによる福音書20章31節)。
ヨハネは七つのしるし — 水をぶどう酒に変えた出来事からラザロの復活まで — と、偉大な「わたしは...である」の宣言を軸に記述を組み立てています。いのちのパン、世の光、良い羊飼い、よみがえりであり、いのち。聖書で最も有名な聖句もここにあります。「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった」(ヨハネによる福音書3章16節)。
ヨハネによる福音書に関するよくある質問
ヨハネによる福音書を書いたのは誰ですか?
伝統は、ゼベダイの子、使徒ヨハネ、「イエスの愛しておられた弟子」(ヨハネによる福音書21章20-24節)に帰しています。目撃証人として、一世紀の終わり頃に書かれました。
他の福音書とどこが違いますか?
マタイ、マルコ、ルカが並行して物語るのに対し、ヨハネは黙想します。たとえ話は少なく、長い対話(ニコデモ、サマリヤの女)、選ばれた七つのしるし、「わたしは...である」の言葉。その視点は永遠から始まります — 肉体となった言です。
聖書を読み始めるのになぜヨハネからですか?
その目的が明確に信仰へ導くことであり(20章31節)、語彙が平易で、イメージが誰にでも語りかけるからです — 生ける水、パン、光、羊飼い。イエスに出会うために最も勧められる福音書です。