はじめに
教会の兄弟姉妹や友人が、数週間、あるいは何年もの宣教に旅立とうとしています。住み慣れた土地を離れて、神様に仕えに行く人に、何と声をかければよいのでしょうか。このページには、メッセージを16通集めました。落ち着いたもの、温かいもの、メールやLINEに向いた短いもの、支援の手紙に向いた長めのものと、場面ごとに分けています。どれもそのままお送りいただけます。ご自分に合うものを選び、思い出をひとこと加えて、聖書の言葉を添えてください。
宣教に旅立つ方への落ち着いたメッセージ
教会の責任者の方、あまり面識のない宣教師、旅立ちの一行には、簡潔で礼儀正しい文面で、感謝と祈りによる支えの気持ちを伝えましょう。
「ご出発にあたり、私たちはお祈りでお見送りいたします。主があなたを守り、必要な力を与え、この宣教の間ずっと平安で満たしてくださいますように。」
「あなたの献身に、私たちは励まされています。教会を代表して、支援とお祈りをお約束します。神様が道を開き、あなたを安全に守ってくださいますように。」
「この召しに応えてくださり、ありがとうございます。離れていても私たちはそばにいると信じて、旅立ってください。主があなたの働きと、それを受け取る人々を祝福してくださいますように。」
「ご出発が平安に満ち、到着が祝福に満ちたものとなるよう祈っています。兄弟姉妹としての変わらぬ愛を、どうぞ覚えていてください。」
ローマ人への手紙10章15節
「つかわされなくては、どうして宣べ伝えることがあろうか。「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」と書いてあるとおりである。」
良い知らせを告げに行く人々を称える聖句です。教会からの正式なメッセージにふさわしい箇所です。 ローマ人への手紙10章を全文で読む。
旅立つ身近な人への温かいメッセージ
旅立つのが友人や家族なら、会えなくなる寂しさと、その勇気への敬意を伝えましょう。あなたの愛情は、祈りと同じくらい大切です。
「寂しくなるよ、それは間違いない。でも、あなたの決断を誇りに思っています。神様がこの計画をあなたの心に置かれたのだから、きっとあなたを通して素晴らしいことをなさると信じています。ときどき私たちのことも思い出してね。」
「言葉が見つからないほど胸がいっぱいです。あなたの勇気を見て、私も自分の生き方を見つめ直しました。恐れずに行ってきてください。ここにあなたの居場所を残して、毎日あなたのために祈っています。」
「あなたの旅立ちは胸が締めつけられますが、同時に喜びでもいっぱいにしてくれます。召しに応えるあなたはとても美しいです。私たちが祈りとメッセージであなたの後ろにいることを、忘れないでください。」
「あなたが見せてくれる模範に感謝しています。神様の臨在に包まれて、平安のうちに行ってきてください。神様が何をしてくださったのか、帰ってきたら全部聞かせてもらえるのを楽しみにしています。」
イザヤ書6章8節
「わたしはまた主の言われる声を聞いた、「わたしはだれをつかわそうか。だれがわれわれのために行くだろうか」。その時わたしは言った、「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」。」
神様の召しに応えた預言者の、ここにわたしがおりますという答えです。宣教に出る人の心意気を一言で表していて、敬意を込めたメッセージに添えることができます。 イザヤ書6章を全文で読む。
メールやLINEで送る短い旅立ちのメッセージ
旅立ちの日のメッセージは、空港や電車の中で読まれることが多いものです。短く、温かく、勇気を与える内容にしましょう。
「いってらっしゃい。神様がどこでもあなたと共におられます。お祈りしています。」
「出発の日に、あなたのことを思っています。神様があなたを守り、祝福してくださいますように。」
「恐れずに行ってください。あなたは決してひとりではありません。便りを楽しみにしています。」
「大きな一歩、頑張って。心から応援しています。」
詩篇121篇7-8節
「主はあなたを守って、すべての災を免れさせ、またあなたの命を守られる。 主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られるであろう。」
出発のときも帰着のときも守られるという約束です。旅立ちのメッセージに添えたり、出発前に読み上げたりするのにふさわしい箇所です。 詩篇121篇を全文で読む。
聖書の言葉を添えた宣教師への支援の手紙
手紙は、孤独を感じるときに読み返してもらえます。その人に見てきたものを伝え、祈ることを約束し、教会の近況を定期的に知らせると申し出ましょう。
「親愛なる兄弟へ。あなたは家族、国、慣れ親しんだ生活を離れて、福音を携えて他の地へ行こうとしています。勇気と信仰が要る選択です。教会はあなたを忘れません。毎週あなたのために祈り、手紙を書き、あなたの働きを支えていきます。主があなたを守り、強めてくださいますように。」
「親愛なる友へ。あなたの旅立ちは、私たちの教会の歴史に大切な一ページを刻みます。あなたはここで多くのものを与えてくれました。神様は、必要の大きい場所にあなたを送られるのだと信じています。孤独を恐れないでください。孤独は、神様とのより深い交わりへの入り口であることが多いからです。帰ってくる日を、喜びをもってお待ちしています。」
「宣教に出るチームの皆さんへ。ありがとうと伝えたいです。皆さんの勇気は、教会を励ましています。私たちの祈りと励ましと愛を、どうぞ携えて行ってください。強くあってください。一致してください。そして、困難のときも喜びのときも、主が共に歩んでくださることを忘れないでください。」
「親愛なる友へ。あとに寂しさを残しながらも、実りをもたらす旅立ちがあります。あなたの旅立ちはそのひとつです。私たちの愛情と、離れていても一つの体であるという確信を、携えて行ってください。時間があるときは、どうぞ便りをください。あなたの勝利を分かち合うのを、楽しみに待っています。」
マタイによる福音書28章19-20節
「それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、 あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。」
キリストが弟子たちを遣わす言葉で、世の終わりまで共にいるという約束が添えられています。宣教師への支援の手紙の結びにとてもふさわしい箇所です。 マタイによる福音書28章を全文で読む。
自分らしい宣教への旅立ちのメッセージの書き方
その人の勇気を認めましょう。慣れ親しんだものを離れるのは簡単ではなく、心のこもった感謝の言葉は、最初の数週間の力になります。
具体的な約束をしましょう。日曜日ごとに祈る、月に一度手紙を書く、教会の近況を送るなどです。大げさな言葉よりも、守られた約束のほうがずっと価値があります。
困難を軽く見たり、試練のない宣教を約束したりする言い方は避けましょう。そのかわりに、守り、健康、忍耐、出会いのために祈っていると伝えます。
残される家族のことも考えましょう。宣教師の両親、配偶者、子どもたちに宛てたメッセージは、とても喜ばれます。その人たちも旅立ちを経験しているからです。
あわせて読みたい
よくある質問
宣教に出る人には、何と言えばよいですか。
敬意を伝え、祈っていることを告げ、連絡を取り合う約束をしましょう。マタイによる福音書28章20節のような聖書の言葉を添えた簡単で素直なメッセージが力になります。困難がまったくないと言うのは避けてください。
宣教師には、どの聖書の言葉を贈ればよいですか。
マタイによる福音書28章19-20節、イザヤ書6章8節、詩篇121篇7-8節がよく贈られます。最初のものはキリストの派遣と臨在を、二つ目は献身の心を、三つ目は守りを思い起こさせます。その人が今経験していることに合うものを選んでください。
旅立ったあとの宣教師を、どのように支えればよいですか。
定期的に祈り、教会の近況を手紙で伝え、できる範囲で経済的に支え、家族のことも気にかけましょう。祝祭日や誕生日など、つらくなりやすい時期に送るメッセージは、大きな励ましになります。