はじめに
牧師は、だれにも見えない時間を捧げています。病院の訪問、夜遅い電話、説教の準備、お礼を言ってくれない人たちのための祈りなどです。牧師感謝の月や誕生日、あるいはごく普通の日曜日は、真心のこもった数行でお返しをする良い機会です。このページには、書く人ごとに分けた17通のメッセージを集めました。教会全体から、家族から、青年や子どもたちから、そしてカードやメールに向いた短い言葉です。ご自分に合うものを選び、牧師がご自分にとって何であったかを具体的な思い出で加えて、名前を添えてください。
教会全体からのメッセージ
大勢で署名するカードは、温かく、はっきりと書きましょう。何に感謝しているかを具体的に書き、教会の家族の名前で伝えます。
「[名前]先生、教会の家族を代表して、ありがとうございます。毎週忠実に御言葉を開いてくださり、いつでも電話に出てくださり、愛しにくい私たちを愛してくださって、ありがとうございます。先生がおられることを、心から感謝しています。」
「[名前]先生、洗礼式も葬儀も、新しい仕事も苦しい季節も、私たちと共に歩んでくださいました。先生がどれほど捧げてくださっているかを、私たちは見ています。先生とご家族のために祈っていることを知っていただきたいです。」
「先生、私たちに聖書を愛することを教え、日々イエス様に従うとはどういうことかを示してくださって、ありがとうございます。先生の働きのおかげで、私たちの教会はより強く、より優しくなりました。」
「私たちの牧師先生へ。先生の働きは多くの場合、見えないものであり、感謝よりも批判のほうが口にしやすいことを知っています。今日は、私たち皆で一つの声となって、先生の心づかいとお手本への感謝をお伝えします。」
テサロニケ人への第一の手紙5章12-13節
「兄弟たちよ。わたしたちはお願いする。どうか、あなたがたの間で労し、主にあってあなたがたを指導し、かつ訓戒している人々を重んじ、 彼らの働きを思って、特に愛し敬いなさい。互に平和に過ごしなさい。」
パウロはテサロニケの人々に、自分たちの間で労し、主にあって指導する人々を重んじ、愛するよう願っています。この聖句は、教会全体で署名するカードにふさわしいものです。牧師を敬う理由が、肩書きではなく働きにあることを示しているからです。また、教会が互いに平和に過ごすよう勧めています。 テサロニケ人への第一の手紙5章を全文で読む。
ご家族からのメッセージ
家族からの言葉は、より個人的になれます。牧師があなたのそばにいてくれた場面に触れますが、人に知られたくない細かいことは書かないようにしましょう。
「[名前]先生、私たち家族は、いちばん必要としていたときに先生がそばに座ってくださったことを、決して忘れません。祈りと忍耐と友情に感謝します。先生が私たちのために祈ってくださったのと同じくらい忠実に、私たちも先生のために祈っています。」
「子どもたちに洗礼を授けてくださり、新しく来た私たちを迎えてくださり、いつも名前を覚えていてくださって、ありがとうございます。先生のおかげで、私たちの家庭は神様により近づくことができました。感謝しています。」
「牧師先生とご家族の皆様へ。教会に仕えることは、一緒に暮らすご家族にも多くを求めることを知っています。奥様とお子様にも、ありがとうございます。ゆっくり休む時間が与えられるよう祈っています。」
「なかなかお伝えできませんが、ありがとうございます。先生の説教は食卓での私たちの会話を形づくり、先生の優しさは、私たちが人に接する態度を形づくりました。先生が私たちを励ましてくださったように、神様が先生を励ましてくださいますように。」
ヘブル人への手紙13章17節
「あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、目をさましている。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にならない。」
ヘブル人への手紙の著者は、教会の指導者を、魂のために目をさまし、いつか申し開きをする者として描いています。重い責任です。この聖句は、その務めを重荷ではなく喜びにするよう、私たちに求めています。祈りと感謝を約束する家族のメッセージは、まさにそれにこたえるもので、この聖句の下に書き添えやすいでしょう。 ヘブル人への手紙13章を全文で読む。
青年や子どもたちからのメッセージ
若い人たちは、いちばん素直な言葉を書くことがよくあります。簡単な言葉もそのままにして、絵や小さな思い出を添えてもらいましょう。
「[名前]先生へ。ぼくたちを大切な存在として話してくれて、ありがとうございます。難しい質問にも答えてくれて、笑ったりしません。先生が牧師でうれしいです。」
「[名前]先生、説教の中の冗談と、青年会のピザをありがとうございます。いちばんは、神様がぼくたちを愛していると教えてくれたことです。ぼくたちも先生が大好きです。」
「私の名前を覚えていてくださり、試験がどうだったかと聞いてくださって、ありがとうございます。教会で自分が見てもらえていると感じました。今週、先生のために祈ります。」
「子ども会のみんなより。日曜日に会いにきてくれて、聖書のお話をしてくれてありがとう。いちばん好きなのは、ダビデのお話です。先生はすてきな牧師さんです。」
カードやメールで送る短い感謝の言葉
真心がこもっていれば、数語で十分です。カードやメール、礼拝堂にそっと置くメモに向いています。
「先生、いつもありがとうございます。今日も先生のために祈っています。」
「忠実な教えと優しいお心に感謝しています。神様が先生とご家族を祝福してくださいますように。」
「先生の働きは、私たちの生活に違いをもたらしました。いてくださって、ありがとうございます。」
「牧師感謝の月、おめでとうございます。言葉では言い尽くせないほど、先生を愛し、感謝しています。」
「毎週、私たちをイエス様に向けてくださって、ありがとうございます。」
ピリピ人への手紙1章3節
「わたしはあなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝し、」
パウロは愛する教会に手紙を書き、その人たちを思うたびに感謝から始めています。牧師へのお礼の言葉も、このように始めるのがふさわしいでしょう。多くの言葉はいりません。牧師のことと、その方がしてくださったことを思い出すたびに神様に感謝している、と正直に伝えるだけで十分です。 ピリピ人への手紙1章を全文で読む。
自分で書くときのポイント
具体的に書きましょう。「説教が良い」と書く代わりに、心に残った説教や、思い出に残る訪問を挙げます。漠然とした称賛よりも、具体的な思い出のほうが価値があります。
役職ではなく、その人に語りかけましょう。牧師は、配偶者であり、親であり、疲れることもある友人でもあります。していることだけでなく、その人自身に感謝してください。
ご家族のことにも触れましょう。奉仕は家で暮らす人たちにも重くのしかかります。家族への感謝のひとことが、牧師にいちばん響くことも少なくありません。
お願いごとは書き加えないようにしましょう。感謝の手紙は、感謝だけにとどめます。提案や質問は、別の日に回してください。
祈りを約束するのは、本当に祈るときだけにしましょう。牧師はその違いを感じ取りますし、実際に捧げられた祈りが、いちばんの贈り物です。
名前を書きましょう。匿名のカードも親切ですが、署名があれば、牧師はだれにお返しの感謝を伝えればよいかが分かります。
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よくある質問
牧師感謝の月はいつですか。
アメリカでは10月に行われ、第二日曜日は牧師感謝の日と呼ばれることが多いです。一年のいつでも手紙を送ってかまいませんし、思いがけない一通がいちばん喜ばれることもよくあります。
牧師への感謝のカードには、何を書けばよいですか。
具体的な一つのことに感謝し、それがご自分の生活にどう影響したかを伝え、祈りを約束しましょう。二、三文から四文で十分です。ふさわしければ、短い聖句を添えることもできます。
子どもも牧師に手紙を書いてよいですか。
はい、むしろ書いてもらうとよいでしょう。子どもの手紙は、素直で飾り気がないため、いちばん大切にされる手紙の一つになることが多いです。絵や、気に入った聖書のお話を添えると、さらに心のこもったものになります。