はじめに
あなたが旅立つとき、あるいは大切な人が道へ出るとき、神さまに委ねたいと思うことでしょう。このページには、声に出して唱えたり書き写したりできる祈りを、出発、大切な人、長い移動、宣教、帰宅という状況別に集めました。どれも、できないことを求めず、信頼をもって神さまに語りかける祈りです。自分に合うものを選び、自分の言葉で言い換えてください。
旅に出る前の祈り
玄関で、扉を閉めるときに唱えましょう。または、車に乗る前に家族で。数文で十分です。
「主よ、扉を出る前に、私をあなたの御手に委ねます。あなたは道も、思いがけないことも、これから出会う人々もご存じです。私の心を平安に保ち、一歩一歩を注意深くしてください。行き先がどこであっても、この旅が私をあなたに近づけますように。」
「父よ、私はかばんと不安を持って出かけます。そのどちらもあなたの前に置きます。あなたは旅立つ者に寄り添われる神です。今日、私たちとともに歩み、すべてが予定どおりにいかないときに、正しく決める知恵をお与えください。」
「主イエスよ、準備することができたこの旅を感謝します。残る人々も、出かける人々も祝福してください。私たちが一つ一つの段階であなたに感謝し、出発の疲れの中でもあなたを思い出せますように。」
「真実な神よ、私の留守の間、家と仕事と大切な人々をあなたに委ねます。私にはすべてを管理することはできませんが、あなたは見守っていてくださいます。あなたの御手の中で安らぎ、この時間を感謝して楽しむことを教えてください。」
旅に出る大切な人のための祈り
旅立つのが相手なら、待つのはあなたです。この祈りは、あなたの信頼を神さまに委ねるという、具体的な贈り物をその人に渡すことができます。
「主よ、今日道へ出るあの人をあなたはご存じです。その人をあなたに委ねます。一キロごとに見守ってください。注意深さと忍耐をお与えください。そして、後を追うことのできない私には、そばにいない平安をお与えください。」
「父よ、娘がしばらくの間、私から遠く離れて出かけます。あなたは私よりも娘を愛しておられると信じます。駅でも、知らない街でも、娘の選択の中でも、守ってください。あなたがともにおられると娘が感じ、私が安らかに眠れますように。」
「すべての慰めの神よ、両親が久しぶりに飛行機に乗ります。二人をあなたに委ねます。穏やかな心と、親切な人々との出会いと、無事な帰りをお与えください。できないことを求めているのではありません。あなたの臨在を求めているのです。」
車や飛行機での長い移動のための祈り
道でも空でも、何よりも慎重さが求められます。祈ることは、休憩を取ること、眠ること、規則を守ることの代わりにはなりませんが、移動を正しい視点に置き直してくれます。
「主よ、私たちは何時間も道を走ります。運転する人に、注意深さと忍耐、そして必要なときの休息をお与えください。無理をせずに止まることを教えてください。一キロごとをあなたの守りに委ねます。この道が、ささやかな喜びも運んできますように。」
「父よ、道のりは長く、疲れが忍び寄ります。運転する人を守り、後部座席で眠っている人々を守ってください。あなたの恵みに感謝します。そして、その恵みを私たちの不注意の言い訳にしないと、心に決めます。」
「主よ、私は少し不安な気持ちでこの飛行機に乗ります。あなたはそれをご存じです。波を静められたように、私の心を静めてください。この飛行が何をもたらすかはわかりませんが、上でも下でも、私はあなたの御手の中にいると知っています。隣の席の人々にも平安をお与えください。」
「天と地の神よ、乗務員、パイロット、そして私たちが旅をするために陰で働くすべての人を祝福してください。知恵と明晰さをお与えください。そして私たちには、空の上で過ごすこの時間、親切で、忍耐強く、感謝にあふれていられるよう助けてください。」
宣教の旅のための祈りと帰宅後の祈り
奉仕に出かけるチームは、出発前に一緒に祈ることができます。そして帰宅後は、感謝の一言が、神さまの前で旅を締めくくります。
「主よ、あなたが遣わされるので、私たちは出かけます。まだ知らない、けれどあなたがすでに愛しておられる人々のもとへ行きます。学ぶ謙遜と、語る勇気と、聴く忍耐をお与えください。疲れがたまるとき、私たちのチームを一つに保ってください。」
「父よ、私は家から遠く離れて奉仕に出かけます。心は二つに分かれています。残していく人々と、これから出会う人々をあなたに委ねます。私の奉仕が自分の力ではなく、あなたの臨在によるものでありますように。小さなことにおいても、私たちを忠実な証人としてください。」
「主よ、私たちは到着しました。道のりを感謝します。うまくいった思いがけないことも、私たちに何かを教えてくれたことも感謝します。この旅にあなたの御手を認めます。感謝の心で帰れるよう助けてください。」
「父よ、私は家に戻ってきました。少し疲れていますが、感謝でいっぱいです。留守の間のあなたの真実を感謝します。道中で受けたものを忘れずに、日常に戻れるよう助けてください。そして、それが周りで実を結びますように。」
旅の前に祈るための聖句
これらの聖句は、事故のない旅を保証するものではありません。出発のときにも到着のときにも、神さまがともにおられることを語っています。出かける前に、声に出して読んでみてください。
詩篇121篇8節
「主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られるであろう。」
旅立つ人のための、巡礼者の聖句です。出発のときも到着のときも寄り添ってくださる神さまについて語っており、道に出る前にまず読まれることが多い聖句です。 詩篇121篇を全文で読む。
詩篇91篇11節
「これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で あなたを守らせられるからである。」
私たちの歩む道を神さまが守ってくださることを語っています。信頼へと招きますが、慎重さを免除するものではありません。あらゆる不測の事態への保証としてではなく、感謝をもって読む聖句です。 詩篇91篇を全文で読む。
出エジプト記33章14節
「主は言われた「わたし自身が一緒に行くであろう。そしてあなたに安息を与えるであろう」。」
モーセは、神さまに民とともに歩んでほしいと願いました。この答えは、すべての旅人にふさわしいものです。行き先よりも大切なのは、ひとりで出発しないことです。 出エジプト記33章を全文で読む。
ヨシュア記1章9節
「わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。」
引っ越し、宣教の旅、長い不在など、未知の場所へ向かう人のための聖句です。神さまの臨在に支えられた勇気について語っています。 ヨシュア記1章を全文で読む。
旅の前の祈りのしかた
出発前に2分間、時間を取りましょう。玄関に立ったままでも構いません。道のり、同行する人、残る人を名前で呼びましょう。漠然とした祈りより、具体的な祈りのほうが優れています。
聖書があなたに求めるように願いましょう。神さまの臨在、知恵、注意深さ、心の平安です。何も起こらないという保証を求めるのは避けましょう。神さまはそれを約束しておられません。
車の中では、運転する人は目を開けて祈り、ほかの人が全員のために祈る場合は声に出して祈ります。子どもたちは、こうした家族の祈りの時間を覚えています。
帰宅後も、感謝の時間を取りましょう。旅の後に感謝することは、道中があなただけに懸かっていたのではないと認めることなのです。
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よくある質問
旅の守りを神さまに求めてもよいのですか。
はい。聖書は私たちの道を神さまに委ねるよう招いており、神さまはそれを喜ばれます。旅のために祈ることは事故に対する保証ではなく、信頼をもって神さまに身を委ね、慎重さを保つ方法です。
飛行機に乗るのが不安なとき、何を祈ればよいですか。
自分の言葉で、ありのままを神さまに伝えましょう。恐れは信仰が足りないということではありません。信頼を語る聖句を読み、ゆっくり呼吸して、フライトを神さまに委ねることができます。不安が強い場合は、信頼できる人にも相談してください。
車で出発する前に、家族で祈ってもよいですか。
はい、すばらしい習慣です。エンジンをかける前の30秒の祈りで十分です。感謝し、運転する人の注意深さを願い、同乗者を委ねます。子どもたちが順番に唱えてもよいでしょう。
海外へ出かけた大切な人のために、何を祈ればよいですか。
その人の健康、安全、出会い、そして心の平安を祈りましょう。祈っていることを伝える短いメッセージを送ることもできます。祈りの中で支えられていると知ることは、大きな慰めになります。
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