マタイによる福音書:約束されたメシヤ、イエス
取税人から使徒となったマタイは、まずユダヤ人読者に向けて書きました。この福音書は、イエスこそ聖書が告げてきたメシヤであることを、旧約聖書をどの福音書よりも多く引用しながら示します。冒頭の系図から、結びの派遣 — 「すべての国民を弟子として」 — まで、すべてが約束の成就を指し示しています。
山上の説教(5〜7章)は、幸いの教えと主の祈りとともにマタイで読むことができます。御国のたとえ(13章)、そして裁きの大きな描写(25章)も。構成の整った、教えの福音書 — 弟子を育てるために書かれた書です。
マタイによる福音書に関するよくある質問
マタイとはどんな人でしたか?
カペナウムの取税人で、レビとも呼ばれ、イエスに従うよう召された人です(マタイによる福音書9章9節)。職業のゆえに軽蔑されていましたが、十二使徒のひとりとなり、聖書の成就を告げる福音書記者となりました。
この福音書の特徴は何ですか?
旧約聖書への深い根ざしです。イエスが約束を成就されたことを示す明示的な引用が約60箇所あります。マタイはまた、イエスの教えを山上の説教を含む五つの大きな説教にまとめています。
山上の説教はどこにありますか?
5〜7章です。幸いの教え(5章3-12節)、地の塩と世の光、敵への愛、主の祈り(6章9-13節)、そして全体を締めくくる岩の上に建てた家のたとえです。