ヨセフとポティファルの妻:誘惑に打ち勝つ

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ヨセフとポティファルの妻:誘惑に打ち勝つ | Église Momentum | Efficient Church

はじめに

まわりのすべてが妥協するようにと迫ってくるとき、どうすれば神に対して忠実でいられるのでしょうか。この問いは、ヨセフの生涯全体を貫いています。兄弟たちに売られ、家族から引き離され、ポティファルのもとで奴隷となったヨセフは、エジプトでたったひとり、孤独な立場に置かれます。それでも創世記39章は、主人の妻との姦淫を拒み、自由を失う覚悟までしてまっすぐに立つヨセフの姿を描いています。Église Momentumによるこの説教は、「機能不全な家族」というシリーズの中で、この箇所を一歩ずつ読み解きながら、ヨセフがどのように踏みとどまったのか、そしてあなたも誘惑がドアを叩くときにどう踏みとどまれるのかを見ていきます。

メッセージの構成

1. 日々の中で神がなさっていることに気づく

  • 語り手はまず、92歳の祖母の話から始めます。彼女は祈った後に補聴器を見つけ出し、こう言いました。「探していたものを神が見つけさせてくださるとき、それは私を驚かせる恵みなのです」。彼女はすべてを神に帰しています。
  • 創世記39章2〜3節は、主がヨセフと共におられ、彼が手がけることをことごとく成功させておられたと二度繰り返し語っています。ここで大切なのは、ポティファル自身が、ヨセフの成功はイスラエルの神から来ていると認めていることです。
  • ポティファルという名前は「太陽神ラーによって遣わされた者」という意味です。そのような人物が主を認めるということは、あなたの働き方、誠実さ、語る言葉を通して、あなたの周りの人々もまた、生ける神が本物であることを見ることができる、ということを示しています。
  • 「あなたは運がいいね」と言われたら、ヨセフのように答えましょう。それは私ではなく、神が私の中で行っておられることです、と。私たちにとっての幸運の星は、イエスという名前を持っています。

2. 誘惑の仕組みを理解する

  • 「これらの出来事の後、主人の妻はヨセフに目を留めた」(創世記39:7)。彼女は、美しく忠実なこの召使いに欲望のこもったまなざしを向けます。マタイ5章によれば、彼女はすでに心の中で姦淫を犯しています。
  • 偽善的であってはいけません。境界線ぎりぎりで戯れること、視線を許してしまうこと、思いの中や不適切な映像に必要以上の余地を与えることは、すでにその仕組みの中に足を踏み入れているということです。
  • あなたを最初に滅ぼすのは外からの誘惑ではなく、あなたの内にある悪しき欲望です。悪しき欲望は罪を生み、育った罪は死を生み出します(ヤコブ1章)。
  • 悪魔の戦略とは、誘惑によってあなたを神とその祝福から引き離すことです。

3. ヨセフが拒んだ三つの理由

  • 理由その一:主人の信頼を裏切らないため。「彼は私に何も禁じていません。ただあなただけは別です。あなたが彼の妻だからです」。
  • 理由その二:その行為自体が悪であるため。「どうしてこれほど悪いことができるでしょうか」。姦淫は、クリスチャンであってもなくても人を壊すものであり、不幸、苦しみ、恥をもたらし、体や夫婦関係に傷跡を残します。
  • 理由その三:「……神に対して罪を犯すことになるでしょうか」。ヨセフは地上の主人を恐れる以上に神を恐れています。本当の悲しみとは、創造主から引き離されることなのです。
  • 人をがっかりさせないために従うことは、しばらくの間は続きます。しかし長い目で見れば、神だけがあなたの中に行うことのできる心の変化が必要です。

4. 誘惑が目の前にあるときに打ち勝つための三つの鍵

  • 神に従う(ヤコブ4:7)。ヨセフのように、最初の瞬間から神を呼び求めましょう。罪は闇の中で力を持ちます。それに名前をつけ、光の下にさらせば、罪は力を失います。「互いに罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。それは癒やされるためです」(ヤコブ5:16)。
  • 悪魔に立ち向かうとは、悪に対して徹底した態度を取るということです。ヨセフは耳を貸すことを拒み、彼女のそばに寝ることを拒み、彼女と共にいることさえも拒みました。マタイ5章29〜30節にはこうあります。もしあなたの目があなたをつまずかせるなら、それを抜き取りなさい、と。あなたにも、きっぱりと手放すべきアプリや習慣、状況があるかもしれません。
  • イエスに近づくコリント人への第一の手紙10章13節。神はあなたが耐えられないほどの試練に遭わせることはなく、必ず逃れる道を備えてくださいます。イエスはあなたと同じようにあらゆる点で試みられましたが、罪を犯すことはありませんでした(ヘブル人への手紙4:15〜16)。恵みの座に確信をもって近づきましょう。あなたを救い出してくださるのは、イエスご自身です。
  • 悪魔はあなたを手に入れられないと分かると、なりふり構わず出てきます。ポティファルの妻は肉体的な行動にまで及びます(創世記39:11〜12)。こうした襲いかかりに対しては、逃げること以外に道はありません。ヨセフは衣を残して逃げ出します。

5. 従うことの代償と神の真実

  • ポティファルの妻は自分を被害者に仕立て上げ、召使いたちに、続いて夫にまで嘘をつき、その責任をポティファルになすりつけます(「あなたが私たちのところに連れてきたあの奴隷」)。これはアダムの「あなたが私に与えたあの女が」という言葉を悲劇的な形で響かせています。
  • ポティファルは怒りますが、ヨセフを処刑することはせず、王の側近たちが収容される牢に、自らの責任のもとで入れます。ヨセフへの信頼は、完全には崩れていなかったのかもしれません。
  • 「主はヨセフと共におられ、彼に恵みを注がれた」(創世記39:21)。悪魔はヨセフと共に牢に入るわけではありません。神は再び、ヨセフの手がけることをすべて栄えさせ始めます。
  • あなたが従うことには、目先の代償が伴うかもしれません。嘘をつくことを拒んだために収入が減ったり、妥協を拒んだためにチャンスを失ったりすることもあるでしょう。それでも神は真実であり、ご自分に従う者に恵みを注いでくださいます。

心に留めておきたいこと

  • 神から来たものは神に帰しましょう。変えられたあなたの人生そのものが証しです。それは私ではなく、神が私の中で行っておられることなのです。
  • 罪はまなざしと欲望から始まります。悪しき欲望が根を張る前に、それと戦いましょう。
  • ノーと言う三つの理由。他者への敬意、悪そのものの重大さ、そして神を恐れること。神を恐れる思いは、人を恐れる思いよりも重くあるべきです。
  • 誘惑への抵抗は三つの段階で成り立ちます。神に従うこと、悪魔に対して徹底すること、イエスにあって恵みの座に近づくことです。
  • 襲いかかりに対しては、逃げましょう。そして、従うことに代償が伴うとしても、主が牢の中でさえあなたと共にいてくださることを忘れないでください。

自分自身への適用

  1. ここ数か月の間に神があなたの人生の中で行ってくださったことのうち、まだ公に神に帰していないことは何でしょうか。
  2. あなたのまなざし、思い、使っているアプリや習慣のうち、悪しき欲望を育ててしまっているものはありませんか。今日、思い切って手放せるものは何でしょうか。
  3. 誘惑されるとき、あなたは神を恐れていますか、それとも人の目を恐れていますか。それは日々の生活の中で具体的に何を変えるでしょうか。
  4. あまりにも長い間、ひとりで抱え込んでいる隠れた罪はありませんか。ヤコブ5章16節に従って自由にされるために、今週、誰にそれを告白できるでしょうか。
  5. 繰り返し訪れる誘惑を前にしたとき、たとえ代償を払うことになっても、ヨセフが衣を残して逃げ出したように、あなたの具体的な「逃げ道」は何でしょうか。

引用聖句

よくある質問

ヨセフはなぜポティファルの妻を拒んだのですか?

ヨセフは創世記39章で三つの理由を挙げています。主人の信頼を裏切らないこと、その行為自体が悪であること、そして何よりも神に対して罪を犯したくないということです。ヨセフにとって、神を恐れる思いは人を恐れる思いよりも重かったのです。

創世記39章とヤコブ4:7によれば、どうすれば誘惑に打ち勝てますか?

御言葉はこう告げています。神に従いなさい、そして悪魔に立ち向かいなさい、そうすれば彼はあなたから逃げ去る、と。実際にヨセフは神を呼び求め、耳を貸すことを拒み、誘惑する女とふたりきりになることを拒み、最後には逃げ出しました。神に従うこと、立ち向かうこと、イエスに近づくこと、この三つはひとつにつながっています。

神に従ったのに、なぜヨセフは牢に入れられたのですか?

従うことには、時にすぐには報われない代償が伴います。しかし聖書は、主が牢の中でもヨセフと共にいて、彼に恵みを注ぎ、その場所でさえ彼を栄えさせたと語っています。神は、たとえ状況が理不尽に見えても、御自分に従う者に対して真実な方です。

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