はじめに
同僚や友人、教会の兄弟が仕事を失ったと聞いて、何と書けばよいか分からないでいませんか。不用意な言葉は人を傷つけ、沈黙もまた傷つけます。このページには、支えのメッセージを16通集めました。落ち着いたもの、温かいもの、メールに向いた短いもの、手紙に向いた長めのものと、場面ごとに分けています。どれも、新しい仕事を約束することも、教訓を与えることもしません。ご自分に合うものを選び、ひとこと加えて、聖書の言葉を添えてください。
同僚や知人への落ち着いたメッセージ
同僚や知り合いには、控えめにしましょう。心を痛めていることを伝え、具体的に手助けを申し出て、静かに過ごしたい気持ちや距離を尊重してください。
「お知らせを聞いて、本当に残念に思っています。あなたの仕事ぶりは、私たちの多くが高く評価していました。履歴書を書くお手伝いや、どなたかにお声かけするお手伝いができるなら、遠慮なくおっしゃってください。」
「つらい時期にあるあなたのことを思っています。簡単なことではないと思い、支えとお祈りの気持ちをお伝えしたくて書いています。どうかご自愛ください。」
「悲しい知らせです。あなたはいつも頼りになり、思いやりのある同僚でした。あなたの能力は、きっとほかの場所で認められると信じています。私にできることがあれば、いつでもお声かけください。」
「あなたが大切な存在であることを伝えたくて、書いています。今回のことは、あなたの価値を何も損なうものではありません。神様があなたを守り、この時期を乗り越える力を与えてくださいますように。」
ペテロの第一の手紙5章7節
「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」
ペテロは、神が顧みていてくださるのだから、思いわずらいをいっさい神にゆだねるようにと勧めています。さりげない支えのメッセージに添えられる、落ち着いた聖句です。 ペテロの第一の手紙5章を全文で読む。
友人や身近な人への温かいメッセージ
友人には、率直に話しましょう。そばにいると伝え、軽く見ることも、大げさに言うこともしないでください。「あなたのためになる」「すべてのことには理由がある」といった言葉は、傷つけることがあるので避けましょう。
「あなたのことが本当に悲しいし、この理不尽な状況に腹が立っています。話したいときも、歩きたいときも、黙っていたいときも、そばにいるよ。いつでもご飯に来てください。」
「あなたの価値は、仕事ではありません。あなたは今も素晴らしい人で、父であり、兄弟であり、神様の子です。毎日あなたのために祈っていますし、あなたの未来はここで終わらないと確信しています。」
「今日は一日中あなたのことを考えていました。何と言えばいいか分からないけれど、一人じゃないと知ってほしいです。一歩ずつ、一緒に乗り越えよう。どうすれば助けになれるか、教えてください。」
「知らせを聞いて、動揺しました。あなたは何年も、全力を尽くしてきました。あなたを失った人たちが後悔しますように。私はあなたの価値を知っていますし、これからもそばにいます。」
詩篇37篇5節
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、」
あなたの道を主にゆだね、主に信頼せよという聖句です。将来への不安を、主にゆだねるよう招いています。 詩篇37篇を全文で読む。
メールやLINEで送る短い支えのメッセージ
相手を思っていると伝えるには、メッセージ一通で十分なことがあります。短く、誠実に、長い返事を求めない内容にしましょう。
「あなたのことを思っています。必要なときは、いつでも言ってね。」
「頑張って。あなたのこれからのために祈っています。」
「あなたは私たちにとって大切な人です。みんなあなたの味方です。」
「何と言えばいいか分からないけれど、そばにいるよ。お茶でもどう?」
イザヤ書40章31節
「しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」
主を待ち望む者は新たなる力を得るという希望の聖句です。数日後に送る、二通目のメッセージに添えることができます。 イザヤ書40章を全文で読む。
聖書の言葉を添えた、仕事を失った人への手紙
数日たってから届く手紙は、慰めになります。その人のどこを尊敬しているかを書き、具体的な手助けを申し出て、自分の考えを押しつけずに祈ることを約束してください。
「親愛なる友へ。知らせを聞いて、あまりの衝撃にこの手紙をなかなか書けませんでした。あなたは誠実で、勤勉で、寛大な人です。今回のことは、それを何も変えません。将来への不安、請求書、周囲の目への恐れがあるのだと思います。探すのも、見直すのも、練習するのも、ただ話を聞くのも、私が手伝います。神様が、ふさわしい扉を開いてくださるよう祈っています。」
「親愛なる姉妹へ。あなたが経験していることに、言葉が足りるのかは分かりませんが、教会があなたを思っていることを知ってください。あなたはこれまで多くの人のために尽くしてきました。今度は私たちがあなたを支えるのは当然です。教会には助け合いの基金があり、寄り添うチームがあり、何よりも誠実な友情があります。どうか遠慮なく頼ってください。」
「同僚の皆様へ。あなたは私にとって、プロとしての手本でした。あなたが去ることで、大切な人を失います。あなたの力は、ほかの場所で必ず評価されると確信しています。推薦状が必要なときは、いつでもお申し付けください。心からの励ましをお送りします。もしよろしければ、あなたのために祈らせてください。」
「兄弟へ。私も失業の時期を経験したので、それがどれほど人を揺さぶるか知っています。足元が崩れるときにも、神様は変わらず真実であることを教えられました。すべてがすぐに好転するとは約束できませんが、そばにいることは約束します。夜でも昼でも、いつでも電話してください。私はあなたの兄弟です。一人じゃありません。」
エレミヤ書29章11節
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」
捕囚の民に向けて語られた、希望の言葉です。道が閉ざされたように見えるときも、神様が平安の将来を備えておられることを思い起こさせます。 エレミヤ書29章を全文で読む。
自分らしい解雇後のメッセージの書き方
助言する前に、耳を傾けましょう。「前向きに考えなさい」「チャンスだよ」とは言わないでください。その人は、まず痛みを聞いてもらう必要があります。
具体的な手助けを申し出ましょう。履歴書を見る、人を紹介する、求人を共有する、ある晩に子どもを預かるなどです。「もし必要なら」よりも、具体的な申し出のほうが価値があります。
自分がコントロールできないことを約束しないでください。神様がすぐに新しい仕事を与えてくださるとか、すべてうまくいくとは言わず、祈っていることと、そばにいることを伝えましょう。
長く連絡を取り続けましょう。最初の数日は、みんなが連絡します。翌月には沈黙が訪れがちです。遅れて届くメッセージは、とても喜ばれます。
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よくある質問
仕事を失ったばかりの人には、何と言えばよいですか。
残念に思っていること、あなたを思っていること、そばにいることを伝え、できれば具体的な手助けを申し出ましょう。軽く扱ったり、教訓を与えたり、すぐに新しい仕事が見つかると約束したりするのは避けます。最初のうちは、耳を傾けることがいちばんの支えです。
失業した人を励ますには、どの聖書の言葉がよいですか。
詩篇37篇5節、イザヤ書40章31節、思いわずペテロの第一の手紙5章7節が定番です。教訓のように聞こえない、短いものを選んでください。
失業中の教会の兄弟を、どのように支えればよいですか。
その人のために祈り、定期的に電話をし、履歴書、人脈、食事、子どもの預かりなどの実際的な手助けを申し出ましょう。教会に余裕があれば、さりげない経済的な支援も考えてください。さばかれず、囲まれていると感じられることが大切です。