クリスチャンのお悔やみの言葉・メッセージ例文17選:弔電・カード・LINE・葬儀での一言

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はじめに

大切な人を天に送った方に、何と声をかければよいのか。お悔やみの言葉は、いくつになっても難しいものです。クリスチャンの場合は、さらに「ご冥福」や「成仏」といった言葉を使ってよいのか、迷うことも多いでしょう。このページには、ご遺族への弔電やカード、教会の仲間への言葉、信仰を持たない方への配慮ある言葉、そしてLINEや葬儀の受付での一言まで、17通のお悔やみのメッセージを集めました。クリスチャンの間では、亡くなることを「召天」「天に召される」と言い表し、悲しむ人には「慰め」を祈ります。これは、ほかの宗教や習慣を否定するためではなく、故人とご遺族が大切にしてきた信仰に寄り添うための言葉の選び方です。相手の状況を見ながら、○○さんの名前を入れて、お使いください。

ご遺族への弔電・お悔やみ状

改まった弔電やお悔やみ状では、故人の「召天」を悼み、ご遺族の上に「主の慰め」があるようにと祈ります。長く書きすぎず、事情をくわしく尋ねたり、死因にふれたりしないのが礼儀です。

「このたびのご召天の報に接し、驚いております。心よりお悔やみ申し上げます。ご遺族の皆様の上に、主の慰めと平安が豊かにありますよう、お祈りいたします。」

「○○様のご召天を知り、深い悲しみを覚えております。いつも穏やかな笑顔で迎えてくださったことを、感謝とともに思い出しております。ご遺族の皆様の上に、神様の慰めがありますよう、お祈り申し上げます。」

「○○様が天に召されたとの知らせに、胸が詰まる思いです。お別れのさびしさの中で、どうかお体を大切になさってください。主があなたがたのそばにおられることを信じて、お祈りしています。」

「ご尊父様のご召天を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。長きにわたり教会に仕えてくださったお姿を、決して忘れません。悲しみの中にあるご家族に、主の慰めが注がれますように。」

「ご主人様のご召天の報に、言葉を失っております。突然のことで、さぞお力を落としのことと存じます。お返事などお気づかいなく、今はどうぞ、ゆっくり悲しむ時間を大切になさってください。」

マタイによる福音書5章4節

「悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。」

イエスは、悲しむ人は慰められる、と語られました。悲しむことは、信仰が弱いしるしではありません。ご遺族に「無理に強くならなくてよい」と伝えたいときに、カードの終わりにそっと添えてください。 マタイによる福音書5章を全文で読む。

クリスチャンの友人・教会の仲間のご遺族へ

信仰を同じくする方には、復活の希望をやわらかく伝えられます。ただ、悲しみの最中にいる人に、急いで希望を語りすぎないようにしましょう。まず「一緒に悲しんでいます」と伝えることが先です。

「○○さん、お父様が天に召されたと伺いました。ご家族の悲しみを思うと、胸が痛みます。復活の希望を信じつつも、今は思い切り悲しんでください。教会の皆で、祈っています。」

「○○さん、お母様のご召天、心よりお悔やみ申し上げます。お母様の信仰の姿に、私も多くを教えられました。再び会う日が来ることを信じて、今は主の慰めがあなたを包むようにと祈っています。」

「○○さん、ご主人様を天にお送りになり、どれほどさびしいことでしょう。教会の私たちも、一緒に悲しんでいます。食事の用意や送り迎えなど、できることがあれば、遠慮なくおっしゃってください。」

「○○さん、突然のお別れで、心の整理がつかないことと思います。無理に強くなろうとしなくて大丈夫です。涙も、神様はご存じです。いつでも話を聞く準備をして、お祈りしています。」

「○○さん、長い間のご介護、本当にお疲れさまでした。最後まで寄り添われたお姿に、頭が下がります。今は少し休んでくださいね。お母様は今、主のみもとにおられると信じています。」

テサロニケ人への第一の手紙4章13-14節

「兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。」

パウロは、イエスにある眠りについて、望みを持たない人のように悲しまないでほしいと書きました。悲しみを禁じる言葉ではなく、復活の希望の中で悲しむことを教える言葉です。信仰を同じくする方への手紙にふさわしい聖句です。 テサロニケ人への第一の手紙4章を全文で読む。

信仰を持たないご遺族・職場の方へ

相手がクリスチャンでない場合は、「召天」や復活の言葉を押しつけず、「ご逝去」「お悔やみ申し上げます」といった、誰にでも通じる言葉を使います。「お祈りしています」も、控えめに添えるのがよいでしょう。

「このたびはご愁傷さまです。突然のことで、さぞお力落としのことと存じます。ご家族の皆様が、少しでも心穏やかに過ごされますよう、心よりお祈りしております。」

「ご逝去の知らせを受け、驚いております。○○さんには、いつも温かく接していただきました。心からお悔やみ申し上げます。お手伝いが必要でしたら、いつでもお声がけください。」

「お父様のことを聞きました。何と言ってよいか分かりませんが、あなたのことを思っています。返信は不要です。落ち着いたら、ゆっくり話をしましょう。」

「このたびのご不幸に、謹んでお悔やみ申し上げます。ご家族の皆様のお気持ちを思い、胸が痛みます。業務のことはご心配なさらず、どうぞご家族との時間を大切になさってください。」

ローマ人への手紙12章15節

「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。」

この言葉は、信仰の有無を問わず、悲しみの場に寄り添う姿勢を教えてくれます。説明や励ましではなく、同じ場所で心を痛めることが、まず最初の慰めになります。相手が信仰を持たない場合は、聖句を引用せず、気持ちだけを受け取ってください。 ローマ人への手紙12章を全文で読む。

LINE・葬儀の受付で伝える短い一言

LINEでは短く、返信の負担にならないように伝えます。葬儀の受付では、長く話さず、一言添えて静かに頭を下げます。香典ではなく、「お花料」を包むのが一般的です。

「ご家族のこと、聞きました。何と言ったらよいか分かりませんが、あなたと皆さんのことを思っています。返信は不要です。」

「お母様のご召天の知らせを聞き、祈っています。今はゆっくり休んでください。葬儀の日は、会場でお手伝いできますので、いつでも言ってくださいね。」

「このたびはご召天の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。」

「葬儀では、大変お疲れのことと思います。主が、今夜もあなたのそばにいてくださいますように。落ち着いた頃に、またお会いしましょう。」

コリント人への第二の手紙1章3-4節

「ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神、あわれみ深き父、慰めに満ちたる神。 神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。」

パウロは、神は私たちを慰め、その慰めによって他の人も慰められるようにしてくださる、と語ります。自分の悲しみを通っても、他の人の悲しみに寄り添える。そのことを覚えて、短い一言を送ってください。 コリント人への第二の手紙1章を全文で読む。

自分で書くときのポイント

避けたい言葉があります。「ご冥福をお祈りします」「成仏してください」は、仏教の考え方に基づく言葉です。「安らかにお眠りください」も、故人に語りかける形になるため、クリスチャンの間では避ける方が多くいます。

かわりに、「ご召天」「天に召される」「神のみもとに」「お悔やみ申し上げます」「慰め」「お祈りしています」を使いましょう。「召天」は、神のもとへ召されることを意味する言葉です。

相手の信仰が分からないときは、「ご逝去」「お悔やみ申し上げます」といった中立的な言葉を選びます。他の宗教や習慣を否定するのではなく、相手が大切にしているものに寄り添う、という姿勢が大切です。

弔電や葬儀の言葉では、「重ね重ね」「たびたび」「再び」のような重ね言葉は避けます。「死亡」「亡くなる」といった直接的な表現も、改まった場では「ご逝去」「召天」に言い換えましょう。

キリスト教式の葬儀では、香典のかわりに「お花料」、焼香のかわりに「献花」を使います。表書きは「御花料」が一般的です。ご遺族に確かめられるなら、事前に確かめると安心です。

励ましや説明を急がないようにしましょう。「神様のご計画」「天国で幸せ」といった言葉は、悲しみの最中にいる人には重く響くことがあります。まず、寄り添う言葉を選んでください。

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よくある質問

クリスチャンでない人に「ご召天」を使ってもよいですか。

相手がクリスチャンでなければ、「ご逝去」「お悔やみ申し上げます」を使うほうが自然です。相手の信仰が分からないときは、中立的な言葉を選び、「お祈りしています」を控えめに添える程度にしましょう。

「ご冥福をお祈りします」は、クリスチャンは使ってはいけませんか。

禁じられているわけではありません。ただ、この言葉は冥土での幸福を祈るという仏教的な考え方に基づいているため、多くのクリスチャンは「ご召天」「慰めをお祈りします」などに言い換えます。相手の習慣を責める必要はありません。

葬儀に参列できないときは、どうすればよいですか。

弔電やお悔やみ状を送り、教会の仲間とお祈りしていると伝えましょう。落ち着いた頃に、手紙や電話で改めてお声がけするのもよいことです。お花料は、ご遺族の意向を確かめてから、現金書留などで送ります。

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