はじめに
成人の日は、1月の第2月曜日に、新しく大人の仲間入りをする人たちを祝う日本の祝日です。多くの自治体では、20歳を迎えた人たちを集めて成人式を開き、振袖やスーツで友人と再会する姿が見られます。クリスチャンの家庭や教会にとっては、これまで守ってくださった神様に感謝し、これからの歩みを祈る大切な機会でもあります。このページには、親から、教会の仲間や青年会から、LINEやカード用の短い言葉、そしてスピーチや手紙用の長めの言葉まで、17通のメッセージを集めました。相手との関係に合わせて言葉づかいを少し整え、親しい間柄では少しくだけた言葉に、目上の方には丁寧な言葉に直して、○○さんの名前や思い出を加えて、そのままお使いください。
親から新成人へのメッセージ
親の言葉は、成長を見守ってきた時間の長さがそのまま重みになります。誇らしさと感謝、そして祈りを、飾らない言葉で伝えましょう。
「○○、成人おめでとう。生まれた日のことを、昨日のことのように思い出します。ここまで大きくなったのは、神様が守ってくださったおかげです。これからも、あなたのために祈り続けますね。」
「○○、二十歳の誕生日を迎えられて、本当にうれしいです。うまくいかない日も、泣いた日もありましたが、あなたはいつも前を向いてきました。そんなあなたを、お父さんもお母さんも誇りに思っています。」
「成人式の晴れ姿を見て、胸がいっぱいになりました。子どもの頃に一緒に祈った夜のことを、ふと思い出します。これからは大人として自分の道を歩みますが、神様があなたと共におられることを、どうか忘れないでくださいね。」
「○○、大人になっても、いつでも家に帰ってきてください。うれしいときも、つらいときも、私たちはあなたの味方です。神様の愛が、あなたをいつも包んでくださるように祈っています。」
箴言3章5-6節
「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。 すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
親が子どもを送り出すとき、いちばん願うのは、進む道で神様に信頼し続けてほしいということでしょう。この言葉は、結果を約束するものではなく、すべての道で神様を認めて歩むよう勧めています。成人の日のカードの最後に添えると、親の祈りがそのまま伝わります。 箴言3章を全文で読む。
教会の仲間・青年会からのメッセージ
教会の仲間からの言葉は、礼拝や奉仕での思い出に触れると、心に響きます。年上の人は励ましを、同世代は親しみを込めて書きましょう。
「○○さん、成人おめでとうございます。子どもの頃から礼拝に来ている姿を見てきたので、とても感慨深いです。大人になっても、教会はいつでもあなたの帰る場所です。これからも一緒に神様に仕えていきましょう。」
「○○さん、二十歳のお祝いを、教会の家族みんなで喜んでいます。青年会で一緒に奉仕した時間は、私の宝物です。あなたの人生の上に、神様の祝福が豊かにありますようにお祈りしています。」
「成人おめでとう。大学や仕事が始まると、忙しい日々になると思いますが、疲れたときは、いつでも教会に顔を出してくださいね。みんなが待っています。」
「○○さん、新成人のお祝いに心を込めて。自分の信仰を、これからはあなた自身の言葉で語っていく時が来ましたね。その歩みを、教会の仲間として応援しています。」
テモテへの第一の手紙4章12節
「あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。」
パウロは若い働き人テモテに、年が若いことを理由に自分を小さくしてはならないと励ましました。大切なのは年齢ではなく、言葉と行いと愛と信仰の模範になることです。新成人にとって、これからの歩みを励ます聖句であり、青年会からのメッセージの結びにとてもふさわしいものです。 テモテへの第一の手紙4章を全文で読む。
LINEやカードで送る短い言葉
短くても、お祝いの気持ちは十分に伝わります。スマートフォンのメッセージやカードの片隅に、そのまま使える言葉を集めました。
「成人おめでとうございます。あなたの新しい一歩の上に、神様の祝福がありますように。」
「○○さん、おめでとう。晴れ着姿の写真を見て、うれしくなりました。これからもお祈りしています。」
「二十歳のお祝い、本当におめでとう。神様があなたの歩みを導いてくださいますように。」
「大人の仲間入り、おめでとうございます。困ったときは、いつでも連絡してくださいね。」
「成人式お疲れさまでした。久しぶりの再会は楽しめましたか。神様に守られた一日になりますように。」
スピーチや手紙用の長めの言葉
成人の祝会や、手紙に添える長めのメッセージです。自分の経験を一つ加え、新成人本人に語りかけるように読んでみましょう。
「新成人の皆さん、おめでとうございます。皆さんが生まれた日から今日まで、神様は一日も皆さんを忘れたことがありません。これから出会う喜びも、思いがけない困難も、神様はそのすべてを知っておられます。どうか、一人で抱え込まず、祈ることを大切にしてください。」
「○○さん、成人おめでとうございます。大人になるというのは、すべてを一人で決めることではなく、自分の選択に責任を持ちながら、助けを求める勇気を持つことだと思います。これからも、神様と、周りの仲間の助けを大切にしてください。」
「二十歳を迎えるあなたに、伝えたいことがあります。あなたの価値は、成績や仕事や人からの評価で決まるのではありません。神様があなたを愛しておられることが、いつもあなたの土台です。この愛に支えられて、思い切り挑戦してください。」
「新成人の皆さん、これからの人生には、選ぶ場面がたくさんあります。迷ったときは、聖書を開き、信頼できる友人や牧師に相談してください。神様は、小さな祈りにも耳を傾けてくださいます。皆さんの歩みを、私たちは祈りながら見守っています。」
ヨシュア記1章9節
「わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。」
モーセの後を継いで民を導くことになったヨシュアに、神様は、強く雄々しくあれと語られました。その根拠は、本人の力ではなく、神様がどこへ行くにも共におられるという約束です。新しい世界へ踏み出す新成人に、スピーチの最後で読み上げたくなる聖句です。 ヨシュア記1章を全文で読む。
自分で書くときのポイント
相手の名前と、具体的な思い出を入れましょう。「小さい頃、礼拝で寝てしまったね」といった一言が、世界に一枚のメッセージになります。
上から教えるような言い方は控えましょう。新成人は、すでに自分で考える一人の大人です。「こうしなさい」ではなく、「こう願っています」と書くと、素直に受け取ってもらえます。
祝福と祈りを伝えましょう。「頑張ってね」だけでなく、「神様があなたを導いてくださいますように」と加えると、クリスチャンらしいお祝いになります。
将来や進路について、細かく口を出さないようにしましょう。結婚や就職などの話は、本人が話したいときにゆっくり聞くほうが喜ばれます。
聖句を選ぶときは、押しつけにならないものにしましょう。励ましや信頼を語る短い言葉を一つだけ添え、出典も書いておくのがおすすめです。
スピーチは、短くまとめましょう。三つ以内のポイントにして、最後は祈りの言葉で結ぶと、聞く人の心に残ります。読み上げる時間は、二分ほどを目安にするとちょうどよいでしょう。
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よくある質問
成人式は何歳で行うのですか。
法律上の成年は2022年から18歳になりましたが、多くの自治体では、これまでどおり20歳を迎える人を対象に式典を開いています。名称も「二十歳のつどい」などに変わっている場合があるので、お住まいの自治体の案内を確認すると安心です。
成人式に行けない人にも、メッセージを送ってよいですか。
はい、ぜひ送ってください。式の日に間に合わなくても、後日の連絡で十分に喜ばれます。仕事や学業、体調などの理由で式に出られない人もいます。お祝いの言葉と祈りを、手紙やLINEで伝えると、きっと心に残ります。
新成人に聖書の言葉を贈るとき、どんな点に気をつければよいですか。
本人の信仰の状態に合わせて、重すぎない言葉を選びましょう。強い言い方の聖句よりも、励ましや信頼を語る短い聖句が向いています。出典を書き添えると、後で本人が聖書を開いて読むことができます。