成功に関する聖書の言葉20選

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はじめに

だれもが成功したいと願います。勉強でも、仕事でも、結婚でも、計画でも同じです。聖書は成功を軽蔑しませんが、世の見方とは違う目で見ています。自動的な富も、失敗のない人生も約束していません。神は忠実さ、知恵、誠実さを祝福してくださり、本当の成功は神に喜ばれることだと示します。このページでは、口語訳の聖書から20の言葉を五つの段階に分けて紹介します。御言を思うこと、計画を主にゆだねること、仕事に忠実であること、知恵と助言を求めること、そして成功そのものよりも大切なものを理解することです。ヨシュアやヨセフのように特定の人に向けて書かれた箇所もあり、曲げて読まないよう、それぞれの解説でそのことを述べています。「どうすれば成功できるか」より、「どうすれば忠実でいられるか」を自分に問いながら読んでください。

御言から生まれる成功

1. ヨシュア記1章8節

「この律法の書をあなたの口から離すことなく、昼も夜もそれを思い、そのうちにしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。そうするならば、あなたの道は栄え、あなたは勝利を得るであろう。」

神は、約束の地へ民を導くという具体的で重い任務を負ったヨシュアに語ります。秘訣は技術ではなく、「昼も夜もそれを思い」、忠実に行うことです。約束された成功は従順から生まれるものであり、従順の代わりにはなりません。しかもそれは、あの任務に与えられた約束です。 ヨシュア記1章を全文で読む。

2. 詩篇1篇1-3節

「悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである。 このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。 このような人は流れのほとりに植えられた木の 時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。」

この詩篇は二つの道を対比して詩篇の書を開きます。幸いな人は主のおきてを喜び、流れのほとりに植えられ、時が来ると実を結ぶ木のようです。そこにあるのは、根を張ったゆっくりした成長の姿であり、幸運の一撃ではありません。 詩篇1篇を全文で読む。

3. 箴言3章3-4節

「いつくしみと、まこととを捨ててはならない、それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ。 そうすれば、あなたは神と人との前に 恵みと、誉とを得る。」

父は息子に、いつくしみとまことを飾りのように身につけ、心に書きつけるよう勧めます。約束された報いは、神と人との前での恵みとよい理解力です。良い評判は、成果よりも先に、人柄によって築かれます。 箴言3章を全文で読む。

4. 歴代志下26章5節

「彼は神を恐れることを自分に教えたゼカリヤの世にある日の間、神を求めることに努めた。彼が主を求めた間、神は彼を栄えさせられた。」

ウジヤはごく若くして王となり、聖書は彼の成功を語ります。そこには条件が示されています。彼が主を求めた間、神は彼を栄えさせられた、ということです。残念ながら、同じ章の後半は、高ぶりが彼を滅ぼしたと述べています。神から来る繁栄は、心が神に向き続けている間だけ続きます。 歴代志下26章を全文で読む。

計画を主にゆだねる

5. 箴言16章3節

「あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る。」

この箴言は、何でもやって後は神に任せなさいと言っているのではありません。行動を実行する前に、神の手にゆだねるよう求めています。「あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る」。ゆだねた計画は、修正されることも受け入れる計画です。 箴言16章を全文で読む。

6. 詩篇37篇4-5節

「主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。 あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、」

ダビデは、悪しき者が栄えるのを見て憤る人々に語りかけ、別の姿勢を勧めます。「主によって喜びをなせ」。そして自分の道を主にゆだねるのです。神が最大の喜びとなるとき、神の望みが私たちの望みを造り変え、心は何でも求めるわけではなくなります。 詩篇37篇を全文で読む。

7. ヤコブの手紙4章13-15節

「よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をして一もうけしよう」と言う者たちよ。 あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。 むしろ、あなたがたは「主のみこころであれば、わたしは生きながらえもし、あの事この事もしよう」と言うべきである。」

ヤコブは、将来が自分のものであるかのように一年の利益を計画する商人たちに語ります。計画を責めるのではなく、人生は霧のようなものであり、「主のみこころであれば」と言うのがふさわしい姿勢だと思い出させます。計画は立てるべきですが、手は開いたままにしておきます。 ヤコブの手紙4章を全文で読む。

8. 箴言19章21節

「人の心には多くの計画がある、しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。」

知恵ある人は、人の心には多くの計画があるが、堅く立つのは主のみ旨だけだと見ています。これは何も始めない理由ではありません。あなたの成功があなたの価値を測るものではないこと、失敗に終わった計画がより大きな目的に仕えることもあることを、心に留めるようにとの招きです。 箴言19章を全文で読む。

任されたことに忠実であり続ける

9. 創世記39章2-3節

「主がヨセフと共におられたので、彼は幸運な者となり、その主人エジプトびとの家におった。 その主人は主が彼とともにおられることと、主が彼の手のすることをすべて栄えさせられるのを見た。」

ヨセフは家族から遠く離れたエジプトに奴隷として売られました。聖書は、主が彼と共におられ、彼は幸運な者となったと記しています。彼の成功は、地位から来たのでも、不正が正されたからでもなく、神の臨在から来ており、主人もやがてそれに気づきました。 創世記39章を全文で読む。

10. ルカによる福音書16章10節

「小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。」

イエスは、お金の管理についてのたとえの中で、弟子たちにこの原則を教えます。「小事に忠実な人は、大事にも忠実である」。だれも気づかない小さな日常の務めが、大きな責任への備えになります。 ルカによる福音書16章を全文で読む。

11. マタイによる福音書25章21節

「主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。」

タラントのたとえで、主人は預けたものを増やした僕を迎えます。主人が褒めるのは利益ではなく忠実さです。「良い忠実な僕よ」。約束された最もすばらしい報いは、主人の喜びに入ることです。 マタイによる福音書25章を全文で読む。

12. 伝道の書9章10節

「すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。」

伝道者は人生の短さを見つめ、そこから飾り気のない指示を導きます。あなたの手がなしうることは、力をつくしてなしなさい、と。時は過ぎていくので、中途半端にする余地はありません。よく果たされた仕事は、最終的な結果がどうであれ、それ自体がすでに一つの成功です。 伝道の書9章を全文で読む。

知恵と助言を求める

13. 詩篇127篇1節

「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。主が町を守られるのでなければ、守る者のさめているのはむなしい。」

ソロモンに帰せられるこの歌は、明白な事実を思い出させます。「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい」。人の働きは必要ですが、それだけでは十分ではありません。長く続く実りには、神の祝福が必要です。 詩篇127篇を全文で読む。

14. 箴言15章22節

「相はかることがなければ、計画は破れる、はかる者が多ければ、それは必ず成る。」

知恵ある人は、相談することがなければ計画は破れ、助言者が多ければ成ると見ています。あらゆる意見に従うということではなく、賢く誠実で、聞きたくないことも言ってくれる人々に囲まれることです。 箴言15章を全文で読む。

15. 箴言24章3-4節

「家は知恵によって建てられ、悟りによって堅くせられ、 また、へやは知識によって さまざまの尊く、麗しい宝で満たされる。」

この箇所は、家を建てることと人生を築くことを重ねています。家は知恵によって建てられ、悟りによって堅くされ、知識によって満たされます。最後に来る富は、土台づくりの後にあらわれる、尊く麗しい宝として描かれます。 箴言24章を全文で読む。

16. 伝道の書9章11節

「わたしはまた日の下を見たが、必ずしも速い者が競走に勝つのではなく、強い者が戦いに勝つのでもない。また賢い者がパンを得るのでもなく、さとき者が富を得るのでもない。また知識ある者が恵みを得るのでもない。しかし時と災難はすべての人に臨む。」

伝道者は人生を正直に観察します。「必ずしも速い者が競走に勝つのではなく」、富がいつも賢い者のものになるわけでもありません。時と災難が働きます。この観察は人を自由にします。失敗はいつも、あなたが悪かった証拠とは限らず、成功もいつも、あなたの功績とは限りません。 伝道の書9章を全文で読む。

成功よりも大切なもの

17. マタイによる福音書16章26節

「たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。」

イエスは、十字架を予告した直後に弟子たちに語ります。めまいのするような問いを投げかけます。「全世界をもうけても」、自分の命を損したら何の得になるのか、と。仕事の面でも、経済面でも、社会面でも、どんな成功も、本当に生きる力を失うことを埋め合わせることはできません。 マタイによる福音書16章を全文で読む。

18. エレミヤ書9章23-24節

「主はこう言われる、「知恵ある人はその知恵を誇ってはならない。力ある人はその力を誇ってはならない。富める者はその富を誇ってはならない。 誇る者はこれを誇とせよ。すなわち、さとくあって、わたしを知っていること、わたしが主であって、地に、いつくしみと公平と正義を行っている者であることを知ることがそれである。わたしはこれらの事を喜ぶと、主は言われる」。」

神はエレミヤを通して、人間の三つの典型的な誇り、つまり知恵、力、富を退けます。そして価値ある誇りは一つだけ、神を知り、神がいつくしみと公平と正義を行われる方だと悟ることだと示します。本当の成功は、結果である前に、神との関係です。 エレミヤ書9章を全文で読む。

19. ヨハネによる福音書15章5節

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。」

イエスは、死の前の夜に弟子たちに語ります。ご自分をぶどうの木、彼らをその枝にたとえます。「わたしから離れては、あなたがたは何一つできない」。長続きする実は、あわただしさからではなく、日々イエスにつながり続けることから生まれます。 ヨハネによる福音書15章を全文で読む。

20. コリント人への第一の手紙4章2節

「この場合、管理者に要求されているのは、忠実であることである。」

パウロは、自分や他の指導者たちの役割を、神の奥義の管理者として定義します。基準は雄弁さでも弟子の数でもありません。管理者に求められるのは「忠実であること」です。この物差しは、数字を追う競争からあなたを解き放ってくれます。 コリント人への第一の手紙4章を全文で読む。

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よくある質問

聖書は成功について何と言っていますか。

聖書は、ヨシュアやヨセフのように、成功を忠実さ、知恵、神の臨在に結びつけています。失敗のない人生を約束しているわけではありません。また、全世界をもうけても自分の命を失えば何の得にもならないと教えています(マタイによる福音書16章26節)。

神は従う人に成功を保証してくださるのですか。

いいえ、神は富も社会的成功も保証されません。ヨシュア記1章8節は特定の任務についてであり、伝道の書9章11節は、競走が必ずしも速い者のものではないと述べています。神が約束されるのは、ご自身の臨在、知恵、そしてこの世を超える報いです。新約聖書は、むしろ実を結ぶことと忠実さについて語ります。

勉強や仕事で成功するために、どの聖書の言葉が良いですか。

箴言16章3節がよく選ばれます。「あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る」。コロサイ人への手紙3章23節も、主に対してするように心から働くよう勧めています。保証された公式としてではなく、神とともに働き、学ぶ姿勢として読んでください。

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