仕事に関する聖書の言葉20選

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はじめに

仕事は私たちの一日の大部分を占めていますが、聖書はそれを軽んじることも、それ自体を目的とすることもありません。口語訳で引用するこの20の聖書の言葉は、五つの側面を掘り下げます。主に対するように働くこと、怠惰に立ち向かう勤勉さ、仕事を通して与えられる神の祝福、他者に仕える誠実さ、そして燃え尽きないために必要な休息です。

主に対するように働く

1. コロサイ人への手紙3章23-24節

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。 あなたがたが知っているとおり、あなたがたは御国をつぐことを、報いとして主から受けるであろう。あなたがたは、主キリストに仕えているのである。」

パウロは、奴隷であった人も含む普通のクリスチャンたちに、日々のあらゆる仕事に当てはまる教えを書き送りました。彼は「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい」と教えています。この言葉は、単調で評価されにくい仕事の見方を変えてくれます。それは神ご自身への奉仕となり得るのです。 コロサイ人への手紙3章を全文で読む。

2. エペソ人への手紙6章6-7節

「人にへつらおうとして目先だけの勤めをするのでなく、キリストの僕として心から神の御旨を行い、 人にではなく主に仕えるように、快く仕えなさい。」

同じ精神で、パウロは上司が見ている「目先だけ」良い働きをしがちな僕たちに語りかけます。彼は、見張られていなくても「心から神の御旨を行い」、「人にではなく主に仕えるように、快く仕え」るよう勧めています。ですから、仕事の質は人の目にどう映るかで左右されるべきではありません。 エペソ人への手紙6章を全文で読む。

3. コリント人への第一の手紙10章31節

「だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。」

パウロはクリスチャンの自由についての箇所を、その直前で語っていた食事の話をはるかに超えて当てはまる、とても広い原則で締めくくります。彼は「何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである」とまとめています。このシンプルな言葉は、どんなにありふれた仕事であっても、単なる日課を超えた意味へと向かわせてくれます。 コリント人への第一の手紙10章を全文で読む。

4. 創世記2章15節

「主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。」

堕落とその結果が訪れる前から、神は人をエデンの園に置き、「これを耕させ、これを守らせられ」ました。ですから仕事は、そもそも罰として与えられたものではなく、人類に対する神の最初の計画の一部だったのです。この起源を知ると、日々の仕事における労苦の捉え方が変わってきます。 創世記2章を全文で読む。

仕事における勤勉さと誠実さ

5. 箴言6章6-8節

「なまけ者よ、ありのところへ行き、そのすることを見て、知恵を得よ。 ありは、かしらなく、つかさなく、王もないが、 夏のうちに食物をそなえ、刈入れの時に、かてを集める。」

この箴言は、怠け者に対して、上司も外からの強制もなく働くありを観察するよう勧めています。ありは強いられることなく、先を見越して「夏のうちに食物をそなえ」ると記されています。このたとえは、欠乏への恐れから課される規律ではなく、自ら選び取る自己規律を後押ししてくれます。 箴言6章を全文で読む。

6. 箴言10章4節

「手を動かすことを怠る者は貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る。」

この箴言は、富そのものを評価するわけではなく、仕事に対する二つの姿勢を対比させています。「手を動かすことを怠る者は貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る」と述べています。仕事に注ぐ誠実さは、生活の現実に具体的で長く続く影響を及ぼすのです。 箴言10章を全文で読む。

7. 箴言13章4節

「なまけ者の心は、願い求めても、何も得ない、しかし勤め働く者の心は豊かに満たされる。」

この箴言は、誰もが抱きうる願望と、それを実現させる実際の努力とを区別しています。「勤め働く者の心は豊かに満たされる」と観察されています。望むだけで行動しなければ決して十分ではなく、仕事における継続こそが最終的に確かな結果を生み出すのです。 箴言13章を全文で読む。

8. 箴言14章23節

「すべての勤労には利益がある、しかし口先だけの言葉は貧乏をきたらせるだけだ。」

この箴言は、何も実らせない言葉と、具体的な行動とを対比させています。「すべての勤労には利益がある、しかし口先だけの言葉は貧乏をきたらせるだけだ」と断言しています。たとえ地味な仕事であっても最後までやり遂げれば、言葉だけにとどまる野心的な計画よりも多くを生み出すのです。 箴言14章を全文で読む。

神は仕事を通して祝福し、備えてくださる

9. 申命記8章18節

「あなたはあなたの神、主を覚えなければならない。主はあなたの先祖たちに誓われた契約を今日のように行うために、あなたに富を得る力を与えられるからである。」

モーセは、豊かな地に入ろうとしている民に、将来の成功をすべて自分の手柄にしないよう警告します。彼は主はあなたに富を得る力を与えられると思い起こさせます。働き、成功する力そのものも、突き詰めれば神から与えられたものなのです。 申命記8章を全文で読む。

10. 箴言10章22節

「主の祝福は人を富ませる、主はこれになんの悲しみをも加えない。」

この箴言は、神の祝福だけによって得られる富と、後悔を残すような手段で得られる富とを区別しています。「主の祝福は人を富ませる、主はこれになんの悲しみをも加えない」と断言しています。神に祝福された誠実な仕事は、途中で何かを壊すことなく実を結ぶことができるのです。 箴言10章を全文で読む。

11. 詩篇90篇17節

「われらの神、主の恵みを、われらの上にくだし、われらの手のわざを、われらの上に 栄えさせてください。われらの手のわざを栄えさせてください。」

モーセはこの詩篇を、すでに経験した苦難を越えて、民の具体的な未来へ向けられた祈りで締めくくっています。彼は「われらの手のわざを栄えさせてください」と二度繰り返し願っています。この言葉は、始めた仕事がむなしく、もろいままで終わるのではなく、実を結ぶように神に求めることを教えてくれます。 詩篇90篇を全文で読む。

12. 詩篇128篇2節

「あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。」

この詩篇は、努力が不要だとは約束せず、主を恐れる者のシンプルで祝福された生活を描いています。「あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう」と記されています。自分の仕事の実を、無駄にすることなく味わえることこそ、本当の祝福として示されているのです。 詩篇128篇を全文で読む。

誠実に働き、他者に仕える

13. 箴言22章29節

「あなたはそのわざに巧みな人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。」

この箴言は、仕事の世界における具体的な現実、すなわち自分の仕事に巧みな人はやがて頭角を現すという事実を観察しています。そのような人は「王の前に立つ」と記されています。仕事に注がれた能力と丁寧さは、自分で無理に開こうとしなくても、しばしば道を開いてくれるのです。 箴言22章を全文で読む。

14. エペソ人への手紙4章28節

「盗んだ者は、今後、盗んではならない。むしろ、貧しい人々に分け与えるようになるために、自分の手で正当な働きをしなさい。」

パウロは、クリスチャンになった元泥棒たちに語りかけ、生き方を変えるためのとても具体的な道筋を示しています。彼は「貧しい人々に分け与えるようになるために、自分の手で正当な働きをしなさい」と書いています。誠実な仕事は、自分の必要を満たすためだけのものではなく、他者に与えることができるようにするためのものでもあるのです。 エペソ人への手紙4章を全文で読む。

15. テサロニケ人への第二の手紙3章10節

「また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。」

パウロは、おそらくキリストの再臨を無秩序に待ち望むあまり働くことをやめてしまったクリスチャンたちを正しています。彼は以前すでに教えていたシンプルな原則、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」を思い起こさせます。この言葉が擁護しているのは、具体的な責任であって、正当な休息を軽んじることではありません。 テサロニケ人への第二の手紙3章を全文で読む。

16. 箴言31章17節

「力をもって腰に帯し、その腕を強くする。」

この有能な妻の肖像は、家族のため、そしてそれ以上に、骨の折れる仕事に打ち込む活動的な人物を描いています。本文は「力をもって腰に帯し、その腕を強くする」と記しています。仕事に注がれる誠実さと力強さは、耐え忍ぶべき束縛としてではなく、本物の美点としてここで称えられています。 箴言31章を全文で読む。

仕事の中に休息を見出す

17. 出エジプト記20章9-10節

「六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。 七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。」

神ご自身に直接関わる戒めのすぐ後に与えられたこの戒めは、神ご自身が定めたリズムによって仕事を枠づけています。それは「六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ」「七日目はあなたの神、主の安息である」と命じています。ですから仕事には、生活全体を侵食してしまわないよう、神が望まれた限度があるのです。 出エジプト記20章を全文で読む。

18. 伝道の書3章22節

「それで、わたしは見た、人はその働きによって楽しむにこした事はない。これが彼の分だからである。だれが彼をつれていって、その後の、どうなるかを見させることができようか。」

著者は、数多くの経験を通して人生の意味を探し求めた末に、仕事についての穏やかな結論にたどり着きます。彼は「人はその働きによって楽しむにこした事はない」と述べています。それ以上を求めず、自分の成し遂げたことに単純な喜びを見出すこと、それ自体がすでに一つの知恵なのです。 伝道の書3章を全文で読む。

19. 詩篇127篇2節

「あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。」

この詩篇は、神への信頼ではなく不安に駆られて行き過ぎた仕事に走ることを戒めています。「あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである」と記されています。さらに、神は「その愛する者」に休息を与えると付け加えており、人の価値が労働時間だけで測られるものではないことを思い起こさせます。 詩篇127篇を全文で読む。

20. マタイによる福音書11章28節

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」

イエスは、宗教的・日常的な義務の重さに疲れ果てた群衆に語りかけています。彼はただシンプルに「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」と招いています。イエスが約束するこの休息は、肉体的な休息を超えて、仕事や生活に伴う心の疲れにも触れるものです。 マタイによる福音書11章を全文で読む。

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よくある質問

聖書は日々の仕事について何と言っていますか。

コロサイ3章23-24節は「主に対してするように」働くことを勧めており、これは単調で評価されにくい仕事の見方を変えてくれます。創世記2章15節は、仕事が堕落より前から存在していたことを思い起こさせます。仕事は罰ではなく、神の最初の計画の一部だったのです。その後、労苦がより厳しいものになったとしてもです。

仕事における勤勉さを励ます聖書の言葉はどれですか。

箴言6章6-8節は、上司も外からの強制もなく働くありの例を示しています。箴言10章4節はさらに「勤め働く者の手は富を得る」と付け加えています。これらの言葉は、人を疲れ果てさせるような行き過ぎを勧めることなく、誠実で継続的な仕事の価値を高く評価しています。

聖書は仕事と休息をどのように両立させていますか。

出エジプト記20章9-10節は、神ご自身が望まれた、六日間の仕事とそれに続く一日の休息というリズムを定めています。詩篇127篇2節は不安に駆られた仕事を戒め、マタイ11章28節はイエスが与えてくださる休息を約束しており、それは肉体的な疲れだけでなく心の疲れにも触れるものです。

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