はじめに
誰の目にも見えない苦しみがあります。それは目に見える病気でもなければ、未払いの請求書でも、最近の喪失でもありません。それは、遅れている約束です。待ち望んでいる子ども。結婚。仕事。住まい。回心。方向性。癒やし。一年が過ぎ、また一年が過ぎ、やがてカレンダーそのものが敵になってしまいます。シリーズ『主よ、あなたの栄光を見せてください』の第1回にあたるこの説教で、長老ジュニアス・アナネは、出エジプト記33:18にあるモーセの祈りという聖書の主題を開く前に、そのほとんどの時間を、この内なる傷に充てます。この預言的なことばを、彼は主の御名によってあなたに手渡します。
土台となる聖句は、ヨハネ13:19から読まれます。「わたしは今、それが起こる前にあなたがたに言っておきます。それが起こったとき、わたしがそういう者であることを、あなたがたが信じるためです。」この説教は、テキストの解説ではありません。それは診察です。あなたは今、この上ない医師の診察室に入ったのです。彼はすでに見ておられ、すでに知っておられ、そしてこれから語られます。
記事の構成
1. 誰にも見えない苦しみ
ジュニアスは、あなたを密かに蝕んでいるものを、まず正確に言い当てるところから始めます。この長い待ち望みは、耐え難いものになっている、と彼は言います。なぜなら、あなたはそれを内側で苦しんでいるからです。それはもう失望ではなく、社会的な恥、ほとんど呪いを疑うほどのものに変わってしまいました。過ぎていく一年一年が、あなたの魂に突き刺さるナイフのようなものです。
他の人々が新しい年の到来を祝う一方で、あなたはこう思うのです。「一年がまた過ぎ去っていったが、相変わらず何も変わらない。」時間はもうあなたの味方ではありません。それはあなたの敵になってしまいました。同世代の人々と顔を合わせるたびに、あなたは比べてしまい、苦々しくつぶやいてしまいます。「主よ、なぜ彼らで、私ではないのですか。」
2. あなたを支え、そして遅れている約束
説教者は強調します。この約束は、あなたが勝手に作り上げたものではありません。主はそれを何度もあなたに確認してくださいました。それはあなたのキリストにある一部にさえなっています。それはあなたに夢を見させ、あなたを立たせ続けています。しかし月日が過ぎ、年月が過ぎ、何十年もが過ぎていくと、実現は遠のいていくように見えます。時間そのものが、その約束を妨げる障害になってしまうのです。約束は、時とともに死んでいくように見えるのです。
結果として、あなたの祈りは熱心さを失ってしまいます。それは習慣になってしまいます。もしかしたら、祈りの時間さえ少なくなっているかもしれません。もうその事柄のために祈る力が残っていないからです。密室はもはや喜びに満ちた出会いの場ではなく、あなたが涙を流すだけの部屋になってしまっています。
3. 良い羊飼いによる診断
ジュニアスは、この瞬間を霊的な診察になぞらえます。あなたの心と思いを探られる主は、あなたの痛みをすでにご覧になっています。この年月があなたに何をもたらしたかを、主は理解しておられます。あなたが希望を失いつつあることも、主はご存じです。あなたの人生には、あなたがもはや味わえなくなった祝福さえあるということも、主はご存じです。この唯一の欠乏が、他のすべてを枯らせてしまったからです。
説教者はさらに診断を深めていきます。この待ち望みは、霊的な疲労を生み出しました。あなたは聞いても、もはや理解できません。見ても、もはや捉えられません。あなたの心は、時の摩耗の中で頑なになってしまいました。神のみことばでさえ、あなたを慰めることが難しくなってきています。さらに悪いことに、聖書の実例は、あなたを安心させるどころか、不安にさせています。アブラハムは25年待ちました。ギデオンは40年以上待ちました。あなたは密かにこう自問しています。「私もそれほど待たなければならないのだろうか。」
4. 敵があなたのアイデンティティに植えつける疑い
ジュニアスは、とても明確な類比を示します。蛇は女にこう言いました。「神は本当にそう言われたのですか。」(創世記3:1参照)。悪魔は荒野でイエスにこう言いました。「もしあなたが神の子なら……」(マタイ4:3参照)。それは、天から父の声が「これはわたしの愛する子、わたしはこれを心から喜んでいる。」と宣言してから、わずか四十日後のことでした。
彼のやり方は変わっていません。彼はあなたにこう言いに来ます。「もし本当にあなたが神の子なら、本当に彼の愛する娘なら、なぜこんな状況に置かれているのか。なぜこの沈黙があるのか。」遅れているその約束は、ついにあなたが自分自身について抱くイメージにまで影響を及ぼすようになってしまいました。まさにそこにこそ、今朝、主はあなたに語りかけておられます。主はあなたを知っておられます。あなたの悲しみ、あなたの期待、あなたの恐れ、あなたの疑いを知っておられます。主は、あなたの涙の声を聞いておられる、とジュニアスは言います。
5. 主があなたに答えるよう告げておられること
説教者は診断だけで終わりません。彼はあなたに、語るべきことばを与えます。彼は、あなたが静けさの中で主にこう言うよう招いています。
- 「ありのままの私が、あなたのもとに来ます。隠していた疑いと、答えの出ない問いを携えて。」
- 「父よ、私をお赦しください。この長い待ち望みで傷ついた私の心を癒やしてください。」
- 「私の人生が遅れている、私は時間を無駄にしている、私は失敗者だという、この思いから私を解放してください。」
- 「主よ、私の信仰を助けに来てください。私を再び望みを持てる者にしてください。」
- 「私は、何度も覆されてきたこのカレンダーを、あなたにお委ねします。もう何も計画しません。」
- 「今日、私は再び信じることを選びます。」
この部分の力強さは、それが主にすぐさま約束を成就するよう求めているのではないという点にあります。それはまず、待ち過ぎた心の癒やしを求めているのです。
6. 父のことば:ヨハネ13:19
この時間の中で、ジュニアスは一通の電報のようにこの聖句を受け取ります。ヨハネ13:19。イエスは弟子たちにこう言われます。「わたしは今、それが起こる前にあなたがたに言っておきます。それが起こったとき、わたしがそういう者であることを、あなたがたが信じるためです。」説教者は、三つのことを心に留めます。
- 神は、これから行うことを前もって告げられます。
- その告知は成就に先立ちます。あなたの信仰が、偶然によってではなく、啓示によってそこにたどり着くためです。
- 成就そのものが、神があなたにとって誰であるかを明らかにする啓示です。あなたは単に答えを見るのではなく、父を見ることになります。
彼はこの言葉を、神がモーセに「わたしは、『わたしはある』という者である」(出エジプト記3:14)とご自分を示された燃える柴に結びつけます。約束が成就するとき、あなたはただ「感謝します」と言うだけではないでしょう。あなたはこう言うことになります。「だから、この方は私にとってこういう方だったのだ」と。
7. 声に出して語り継がれる約束
説教者は続けて、あなたへのメッセージとして受け取ったことばを、一節ずつ引用していきます。
- 「恐れてはならない。わたしはあなたとともにいる。わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(申命記31:6参照)
- 「おびえたようにあたりを見回さなくてもよい。わたしはあなたの神だからだ。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの勝利の右の手で、あなたを支える。」(イザヤ41:10)
- 「わたしはあなたを癒やす主である。」(出エジプト記15:26)
- 「わたしは死者に命を与え、存在しないものを呼び出して存在させる主である。」(ローマ4:17参照)
- 「あなたは決して恥を見ることなく、決して辱めを受けることなく、その御前で大きな喜びの叫びをあげることになる。」(イザヤ45:17参照)
- 「見よ、わたしは新しいことを行う。それは今、まさに起ころうとしている。」(イザヤ43:19)
ジュニアスは、あるイメージを強調します。神は経路を再計算するGPSのような方だ、というものです。あなたが道を見失ったところで、神は連れ戻してくださいます。イナゴが何年もの間食い尽くしてしまったところで、神はそれを買い戻してくださいます。あなたが待ち望んでいたしるしは、目に見えないままかもしれません。それでも構わない、と彼は言います。神は、あなたにしるし以上のもの、すなわち成就そのものを与えたいと願っておられるのです。
8. 開かれていくテーマ:「あなたの栄光を見せてください」
説教の終わりに来て初めて、ジュニアスはこれから続く三つの主日のテーマを開きます。その題は、会見の天幕でのモーセの祈り、「どうか、あなたの栄光を私に見せてください。」(出エジプト記33:18)です。彼はシリーズ全体の鍵となる聖句を箴言25:2に置きます。「事を隠すのは神の栄光。事を極めるのは王の栄光。」
言い換えれば、神はあなたの状況の中に宝を隠しておられ、それを探り出すことこそ、王としてのあなたの尊厳なのです。説教者は出エジプト記14章を例に挙げます。海とパロの間に挟まれたイスラエルに、主はモーセにこう告げられます。「わたしは、わたしの栄光を現す。」彼は、次の二回の主日で、奴隷の心構えと王の心構えとの間にあるこの分岐点の奥深くまで入っていくと予告します。今日は、この導入だけで十分です。探り出す前に、まず心が癒やされなければならないからです。
覚えておきたいポイント
- 遅れている約束は、あなたの信仰、あなたの祈り、そしてあなた自身についてのイメージに影響を及ぼす、目に見えない傷を生み出します。
- 敵は、この待ち望みを利用して、エバやイエスに対してしたのと同じように、神の子であるというあなたのアイデンティティに疑いを植えつけます。
- 神はまず、あなたにもっとうまく待つことを求めておられるのではありません。まず、待ち望みで疲弊した心の癒やしを差し出しておられます。
- ヨハネ13:19は、神が成就の前に語られることを告げています。あなたの信仰が、後に神があなたにとって誰であるかを認められるためです。
- モーセの祈り「あなたの栄光を私に見せてください」(出エジプト記33:18)が、これから続く三つの主日を貫く赤い糸になります。
個人への適用
- あなたの人生の中で、もう名前を口にすることさえできないほど長く遅れている約束は何ですか。
- カレンダーはあなたの敵になっていませんか。あなたはいつ、それについて夢を見ることをやめてしまいましたか。
- この待ち望みのために、敵があなたのキリストにあるアイデンティティについて繰り返し語りかけていることばを、あなたは言い当てられますか。
- あなたは今日、成就の前に、待ち望みで疲弊した心の癒やしを主に求める用意ができていますか。
- もしあなたが、神が事が起こる前にあなたに何かを告げておられると信じるなら、今週、何を違ったふうにするでしょうか。
引用聖句
- 出エジプト記33:18・モーセの祈り「あなたの栄光を私に見せてください」。
- ヨハネ13:19・「それが起こる前に、あなたがたに言っておきます……」
- 箴言25:2・神の栄光と王の栄光。
- 出エジプト記3:14・「わたしは、『わたしはある』という者である。」
- イザヤ41:10・「恐れてはならない。わたしはあなたの神である。」
- イザヤ43:19・「わたしは新しいことを行う。」
- ローマ4:17・存在しないものを呼び出して存在させる神。
- 出エジプト記14章・紅海の前のイスラエル、神が栄光を告げられる。
FAQ
神が約束されたのなら、なぜこれほど待たせるのですか。
ジュニアスは神の沈黙を説明しようとはしません。彼はただ、待ち望みが忘れられたしるしでも拒絶のしるしでもないことを思い起こさせます。アブラハムは25年待ち、ギデオンは40年以上待ちました。そして主は、その道の終わりで、真実な父としてご自分を現されました。待ち望みの長さは、神があなたを愛しておられるかどうかについては何も語りません。それはむしろ、神があなたにとって誰であるかについての、より深い啓示を準備しているのです。
ある約束が本当に神から来たものか、それとも自分自身の願望なのか、どうすれば分かりますか。
説教者は、牧会的な手がかりを一つ示しています。神からの約束は、時とともに確認され、あなたのキリストにあるアイデンティティに結びついており、長い待ち望みによる落胆にも耐えます。それは、神があなたに定めておられない人生をあなたに夢見させるものではなく、神があなたをこの世に生まれさせた目的へと、あなたを方向づけるものです。
「主よ、あなたの栄光を見せてください」という祈りを、具体的にどう用いればよいですか。
それは魔法の呪文ではありません。それは、モーセがある特定の瞬間に敢えて口にした祈りであり、神の子であるすべての人が父にささげることのできる祈りです。ジュニアスは、この祈りを三つの主日にわたって展開すると告げています。第1回については、ただ一つのことで十分です。待ち過ぎた心を癒やしてくださるよう神に求めること、そのうえで、神があなたの状況の中に隠しておられることを探り出せるようになることです。
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