はじめに
新学期や入学の日は、子どもにも十代にも、そして歩いていく姿を見送る保護者にも、わくわくする気持ちと緊張が入り混じります。新しい教室、新しい顔ぶれ、新しい期待は、大きく感じられるものです。聖書は、その日に持っていける簡単な言葉を与えてくれます。口語訳から選んだこの20の言葉は、五つのテーマに分かれています。神が共に歩まれること、知恵と学び、緊張するときの勇気、友だちと親切、そして十代と保護者への祝福です。朝食のときに一つ読んだり、お弁当にメモとして入れたり、車の中で祈ったりしてください。愛をこめて語られた短い言葉は、一日中子どもの心に残ります。
神が共に歩まれる
1. ヨシュア記1章9節
「わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。」
強く、雄々しくありなさい。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるからです。校門の前で子どもにこう伝えてください。教室は新しくても、共に歩まれる神は変わりません。この言葉が、どこへでも一緒に行くランドセルの中の小さな約束になりますように。毎日の登校の支えとして、何度でも思い出してください。 ヨシュア記1章を全部読む.
2. イザヤ書41章10節
「恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。」
恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神だと神は語られます。緊張している子どもは、この言葉を手のようにつかむことができます。神は強め、助け、支えると約束しておられます。玄関の前でゆっくり読み、子どもが自分の言葉で言い返せるようにしましょう。 イザヤ書41章を全部読む.
3. 詩篇139篇9-10節
「わたしがあけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、 あなたのみ手はその所でわたしを導き、あなたの右のみ手はわたしをささえられます。」
あけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、神のみ手がそこで導き、支えてくださいます。学校は家から遠く感じられるかもしれませんが、神の手が届かない場所はありません。今日どこに座っていても、神が一緒に座っておられると子どもに思い出させましょう。 詩篇139篇を全部読む.
4. 出エジプト記33章14節
「主は言われた「わたし自身が一緒に行くであろう。そしてあなたに安息を与えるであろう」。」
主は、わたし自身が一緒に行き、あなたに安息を与えると言われます。新学期の初日に安息とは意外な贈り物ですが、心配な心がまさに必要としているものです。神の臨在が、お腹のそわそわを静め、にぎやかな新しい場所でも落ち着いた心を与えてくださるよう、一緒に祈りましょう。 出エジプト記33章を全部読む.
知恵と学び
5. 箴言1章7節
「主を恐れることは知識のはじめである、愚かな者は知恵と教訓を軽んじる。」
主を恐れることは知識のはじめです。神を敬い愛することは、すべての学びを正しい位置に置きます。算数も音楽も理科も、すべての教科は創造主を指し示しているからです。子どもが好奇心を持ち、神が与えてくださった知性に感謝するよう励ましましょう。 箴言1章を全部読む.
6. 箴言2章6節
「これは、主が知恵を与え、知識と悟りとは、み口から出るからである。」
主が知恵を与え、知識と悟りは、そのみ口から出ます。子どもは、先生に頼むように、学ぶ助けを神に求めることができます。宿題やテストの前に祈りましょう。主よ、理解できるように助けてください。祈りは勉強の代わりにはなりませんが、神を学びに招き入れます。 箴言2章を全部読む.
7. 箴言4章7節
「知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ。」
知恵を得なさい。あなたが何を得るにしても、悟りを得なさい。事実を知ることは良いことですが、知恵とはそれをよく用いる方法を知ることです。その違いについて子どもと話してみましょう。賢い生徒は、よい質問をし、注意深く聞き、人に親切にします。毎朝祈る価値のある目標です。 箴言4章を全部読む.
8. ルカによる福音書2章52節
「イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、そして神と人から愛された。」
イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、神と人から愛されました。知性も体も霊も人間関係も成長したのです。よい学年の一年は、同じ釣り合いを目指せます。学び、遊び、信仰、友情です。子どもがそのどれにおいても成長するよう祈りましょう。 ルカによる福音書2章を全部読む.
緊張するときの勇気
9. テモテへの第二の手紙1章7節
「というのは、神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのである。」
神がくださったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みの霊です。緊張することは自然なことで、罪ではありません。この言葉は、神が必要なものも与えてくださると子どもに思い出させます。やってみる力、人への愛、落ち着いた選択です。車を降りる前に一緒に唱えましょう。 テモテへの第二の手紙1章を全部読む.
10. 詩篇56篇3節
「わたしが恐れるときは、あなたに寄り頼みます。」
わたしが恐れるときは、あなたに寄り頼みます。幼い子でも暗記できる短い祈りです。恐れが来たときにささやく一文として教えましょう。廊下でも、発表の前でも、昼食のときでもです。恐れは神に向かうための合図なのだと、子どもに伝えてくれます。 詩篇56篇を全部読む.
11. 詩篇118篇6節
「主がわたしに味方されるので、恐れることはない。人はわたしに何をなし得ようか。」
主がわたしに味方されるので、恐れることはありません。笑われたり、仲間はずれにされたりすることを心配している子にとって、勇気をくれる言葉です。神が味方であることは、すべてが簡単になるという意味ではなく、決して一人ではないという意味です。自信をもって言う練習をしましょう。 詩篇118篇を全部読む.
12. 詩篇4篇8節
「わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです。」
わたしは安らかに伏し、また眠ります。主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです。新学期の最初の日々は、落ち着かない夜をもたらすことがあります。寝る前に子どもとこの言葉を読み、安らかな眠りと、明日の休まった新しい出発を神に願いましょう。 詩篇4篇を全部読む.
友だちと親切
13. 箴言17章17節
「友はいずれの時にも愛する、兄弟はなやみの時のために生れる。」
友はいつの時にも愛します。多くの子どもたちは、初日に友だちができないのではないかと心配します。この言葉は本当の友情がどういうものかを示し、そんな友になるよう招いています。人を仲間に入れ、忠実で、つらい時に心を配る友です。 箴言17章を全部読む.
14. 箴言13章20節
「知恵ある者とともに歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は害をうける。」
知恵ある者とともに歩む者は知恵を得ます。共に過ごす人は、私たちを形づくります。子どもが、親切や正直さや勇気を励ましてくれる良い友だちに出会えるよう祈りましょう。新しいクラスメートが歓迎されていると感じられるようにする人になることも、教えてあげてください。親切は、友情への扉を開くことがよくあります。 箴言13章を全部読む.
15. エペソ人への手紙4章32節
「互に情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい。」
互いに情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってゆるしてくださったように、互いにゆるし合いなさい。校庭でのけんかや教室での傷つきは避けられません。この言葉は、親切にし、早く謝り、ゆるすという道を子どもに示します。この習慣は一生続きます。始まりは、ありふれた学校の一日の小さな選択です。 エペソ人への手紙4章を全部読む.
16. マタイによる福音書7章12節
「だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である。」
何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにしなさい。子どもにもこの黄金律は分かりやすいものです。分け合い、仲間に入れ、耳を傾け、お願いしますと言うことです。毎日の目標にしましょう。今日、人を、自分がしてほしいように扱う機会を一つ探すのです。夕食のときに、その結果を話し合ってみましょう。 マタイによる福音書7章を全部読む.
十代と保護者への祝福
17. テモテへの第一の手紙4章12節
「あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。」
だれにも年が若いことで軽んじられてはなりません。言葉にも、行いにも、愛にも、信仰にも、純潔にも模範になりなさい。新しい学年を始める十代にぴったりの言葉です。年上の生徒の中で小さく感じるかもしれませんが、静かな模範になれます。自分の影響力は本物だと見られるよう励ましましょう。 テモテへの第一の手紙4章を全部読む.
18. 箴言22章6節
「子をその行くべき道に従って教えよ、そうすれば年老いても、それを離れることがない。」
子をその行くべき道に従って教えなさい。そうすれば年老いても、それを離れることがありません。保護者のみなさん、この言葉はあなたがたへのものです。保証ではなく知恵の原則ですが、一つひとつの祈り、寝る前のお話、静かな模範を励ましてくれます。種をまき続けてください。育てるのは神です。 箴言22章を全部読む.
19. 詩篇119篇105節
「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。」
あなたのみ言葉は、わが足のともしび、わが道の光です。ともしびは、道全体ではなく次の数歩を照らします。長い学年の始めにいる生徒にふさわしい言葉です。一緒に神の言葉を読みながら、一日一日、一歩ずつ導いてくださいと神に願いましょう。 詩篇119篇を全部読む.
20. 民数記6章24-26節
「「願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。 願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、あなたを恵まれるように。 願わくは主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように」』。」
この古い祝福は、子どもや十代が家を出るときに語りかけるのにぴったりです。主があなたを祝福して守り、み顔をもって照らし、平安を賜わるように。肩に手を置き、ゆっくり唱えて、神の平安と共に送り出しましょう。 民数記6章を全部読む.
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よくある質問
新学期や入学の日にふさわしい聖書の言葉はどれですか。
ヨシュア記1章9節がよく選ばれます。神があなたの行くところどこへでも共におられると約束しているからです。詩篇56篇3節は短く、子どもが覚えやすい言葉です。一つ選んでお弁当やかばんに入れるメモに書き、玄関で一緒に祈りましょう。
子どもが学校への緊張をやわらげるには、どうすればよいですか。
急いで解決しようとせず、不安を聞いてあげてから、一緒に祈りましょう。イザヤ書41章10節のような短い言葉は、心を落ち着かせる言葉として繰り返せます。できれば事前に学校を訪ね、朝の習慣を安定させてください。不安が強い、または長引くときは、担任の先生やカウンセラーに相談しましょう。
保護者は学校へ行く前の子どもを祝福して祈ってもよいですか。
はい。多くの家庭で朝の習慣になっています。民数記6章24-26節は古典的な祝福で、一分もかかりません。子どもの肩に手を置き、ゆっくりと言葉を唱え、微笑みましょう。子どもは、細かいことを忘れた後も、その温かさを長く覚えています。