はじめに
12月1日から24日まで、このカレンダーはクリスマスの聖書の物語の順に、毎日一つずつ聖句を届けます。6日ずつの4つの段階で進みます。待ち望みと約束、道を備えること、マリヤとヨセフへの告知、そしてベツレヘムと光です。毎日、口語訳聖書の本文、心に留める一文、そして章全体へのリンクがあります。毎朝このページを開いても、気になる日にそのまま飛んでもかまいません。それぞれの日付に専用のリンクがあるので、分かち合うときにも便利です。
12月1日から6日:待ち望みと約束
12月1日:創世記3章15節
「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。」
聖書の初めの頁から、神は悪が最後に勝つことはないと告げておられるので、十二月をこの約束への感謝で始めましょう。 創世記3章を全文で読む。
12月2日:創世記12章3節
「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地のすべてのやからは、あなたによって祝福される」。」
地上のすべての民族のために定められた祝福は、あなたの家族のためでもあるので、今日はだれか身近な人を言葉や行いで祝福しましょう。 創世記12章を全文で読む。
12月3日:民数記24章17節
「わたしは彼を見る、しかし今ではない。わたしは彼を望み見る、しかし近くではない。ヤコブから一つの星が出、イスラエルから一本のつえが起り、モアブのこめかみと、セツのすべての子らの脳天を撃つであろう。」
クリスマスのずっと前から、一つの星がやがて来る王を告げていたので、今夜は少し外に出て空を見上げ、待ち望む心に招かれましょう。 民数記24章を全文で読む。
12月4日:イザヤ書7章14節
「それゆえ、主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。」
インマヌエルとは神が私たちと共におられるという意味で、これが十二月の約束なので、今日一日の中で神の臨在が必要な場面を一つ見つけましょう。 イザヤ書7章を全文で読む。
12月5日:イザヤ書9章6節
「ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。」
この幼子に与えられた多くの名の中から、たとえば平和の君のように一つ選び、緊張している状況のためにそれを願いましょう。 イザヤ書9章を全文で読む。
12月6日:イザヤ書11章1節
「エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、」
神はエッサイの根株から一つの若枝を出されるので、人生の中で枯れたように思えるものを、再び芽生えさせることのできる方に委ねましょう。 イザヤ書11章を全文で読む。
12月7日から12日:道を備える
12月7日:イザヤ書40章3節
「呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。」
道を備えるには、まず通り道を空けることから始まるので、今日は心や予定を塞いでいるものを一つ見つけて、脇に置きましょう。 イザヤ書40章を全文で読む。
12月8日:イザヤ書40章4-5節
「もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高低のある地は平らになり、険しい所は平地となる。 こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。これは主の口が語られたのである」。」
谷が埋められ、丘が低くされるように、今あなたを高ぶらせたり落ち込ませたりしているもの、つまり高慢も落胆も、神に下ろせるよう祈りましょう。 イザヤ書40章を全文で読む。
12月9日:マラキ書3章1節
「「見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあなたがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が来ると、万軍の主が言われる。」
主の前に使者が遣わされると告げられていますが、あなたも久しく連絡をしていない人に温かな一言を送って、あなたなりの使者になれます。 マラキ書3章を全文で読む。
12月10日:ルカによる福音書1章17節
「彼はエリヤの霊と力とをもって、みまえに先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう」。」
この節は父たちの心が子どもたちに向けられることを語っているので、今日は子ども、親、家族の一人に、全き注意を向ける時間を持ちましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月11日:ルカによる福音書1章76-79節
「幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と 呼ばれるであろう。主のみまえに先立って行き、その道を備え、 罪のゆるしによる救を その民に知らせるのであるから。 これはわたしたちの神のあわれみ深い みこころによる。また、そのあわれみによって、日の光が上から わたしたちに臨み、 暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。」
ザカリヤは、いと高き所から訪れる光が私たちの足を平和の道へ導くと語っているので、どの方向に導きが必要か、今日神に伝えましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月12日:ルカによる福音書3章4節
「それは、預言者イザヤの言葉の書に書いてあるとおりである。すなわち「荒野で呼ばわる者の声がする、『主の道を備えよ、その道筋をまっすぐにせよ』。」
荒野で叫ぶ声が主の道を備えよと呼びかけているので、画面から離れて五分間静まり、主のために場所をあけましょう。 ルカによる福音書3章を全文で読む。
12月13日から18日:マリヤとヨセフへの告知
12月13日:ルカによる福音書1章28節
「御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。」
天使は何かを頼む前に、受けた恵みをもってマリヤにあいさつしたので、神が同じ好意をもってあなたを見ておられることを今日思い出しましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月14日:ルカによる福音書1章30-33節
「すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、 彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。」
マリヤの恐れに対して、天使は約束をもって答えたので、今の不安を一つ声に出して言い、神に委ねましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月15日:ルカによる福音書1章38節
「そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。」
マリヤはすべてを理解しないまま従ったので、奉仕、赦し、祈りなど、どんな小さな従順を神が今日あなたに求めておられるか、問いかけてみましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月16日:ルカによる福音書1章45節
「主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。」
エリサベツは、神の言葉が成就すると信じたマリヤを幸いな人と呼んだので、今日のために聖書の約束を一つ選び、紙に書きましょう。 ルカによる福音書1章を全文で読む。
12月17日:マタイによる福音書1章20-21節
「彼がこのことを思いめぐらしていたとき、主の使が夢に現れて言った、「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。 彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。」
ヨセフは夢の中で、この幼子が民をその罪から救うと知らされたので、今日この赦しを自分のものとして受け取り、だれかにも差し出しましょう。 マタイによる福音書1章を全文で読む。
12月18日:マタイによる福音書1章24節
「ヨセフは眠りからさめた後に、主の使が命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。」
ヨセフは目を覚まし、天使に命じられたとおりにしたので、先延ばしにしていた決断を一つ選び、神の助けを得て下しましょう。 マタイによる福音書1章を全文で読む。
12月19日から24日:ベツレヘムと光
12月19日:ミカ書5章2節
「しかしベツレヘム・エフラタよ、あなたはユダの氏族のうちで小さい者だが、イスラエルを治める者があなたのうちから わたしのために出る。その出るのは昔から、いにしえの日からである。」
神は小さな町を選び、約束された王を生まれさせたので、あなたの人生の中で小さく思えるものも、神の目には決して軽くありません。 ミカ書5章を全文で読む。
12月20日:ルカによる福音書2章4-5節
「ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。」
マリヤとヨセフはベツレヘムまで長い道のりを旅したので、今日の移動の時間を、徒歩でも乗り物でも、だれかのための祈りに使いましょう。 ルカによる福音書2章を全文で読む。
12月21日:ヨハネによる福音書1章5節
「光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。」
今夜、一人でも何人かでも、ろうそくを灯し、イエスの光がこの世の闇の中で輝いていることを思い出しましょう。 ヨハネによる福音書1章を全文で読む。
12月22日:ヨハネによる福音書1章14節
「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。」
みことばは私たちの間に宿られたので、神が私たちに近づく時間を取られたように、今日はだれかの話に本気で耳を傾けましょう。 ヨハネによる福音書1章を全文で読む。
12月23日:ルカによる福音書2章8-9節
「さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。 すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。」
羊飼いたちが夜通し群れの番をしているときに神の栄光が彼らを包んだように、神はあなたのありふれた日常にも来られるので、今夜それに気づきましょう。 ルカによる福音書2章を全文で読む。
12月24日:ルカによる福音書2章10-11節
「御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」
救い主はすべての民のために生まれたので、今夜はだれかに心からクリスマスのお祝いを伝え、この良い知らせを分かち合いましょう。 ルカによる福音書2章を全文で読む。
聖書のアドベントカレンダーの使い方
子どもたちと一緒なら、朝か夕食のときにページを開き、順番に聖句を声に出して読みましょう。小さな子には、その日の一文だけにしておきます。子どもたちは、想像したことを絵に描いたり、大きなポスターに星のシールを貼ったり、ろうそくを灯したりできます。10分あれば十分で、毎日の約束のほうが長さよりも大切です。
夫婦なら、一日の終わりにその日の聖句をパートナーと一緒に読み、この言葉が今日の二人にとって何を変えるかを聞き合ってみましょう。最後に、交代で短い祈りを声に出して祈ります。数分のこの時間は、年末の準備に追われる中で、すぐに静けさのひとときになります。
小グループや教会なら、集まりの冒頭に聖句を読むか、日曜日にこれからの一週間分を読み、それぞれが心に留まったことを分かち合います。担当者がページを映したり、お便りに載せたり、印刷して配ったりすることもできます。それぞれの日に専用のリンクがあるので、全員が同じ時間に同じ聖句を読むよう呼びかけられます。
ページを印刷して冷蔵庫に貼り、終えた日の横にしるしをつけましょう。毎朝、その日の聖句を家族や同僚、近所の人にページのリンクと一緒に送ることもできます。遅れてしまっても、一度に取り戻そうとせず、今日の日から再開してください。
あわせて読みたい
よくある質問
アドベントカレンダーはいつから始めればよいですか?
一般的なアドベントカレンダーは12月1日に始まり、24日に終わります。毎日聖句が一つあります。遅れて始めた場合は、過ぎた日を取り戻そうとせず、その日の日付に当たる日から始めて、クリスマスイブまで続けましょう。最初の日々は、あとで読み返せます。
アドベントカレンダーとアドベントは、どう違いますか?
アドベント(待降節)は、クリスマスの4つ前の日曜日から始まる準備の期間で、2026年は11月29日からですが、日付は毎年変わります。アドベントカレンダーは、アドベントの開始日にかかわらず、12月1日から24日までの日を数え、それぞれに聖句を一つ当てたものです。
子どもと一緒にアドベントカレンダーを楽しむには、どうすればよいですか?
時間は短く、毎日続けられるようにします。聖句を一つ声に出して読み、その日の一文を易しい言葉で説明してから、ろうそくを灯す、絵を描く、ポスターに星を貼るといった小さな動作を加えます。質問を自由にさせてあげてください。本文を全部覚えられなくても心配はいりません。
24日間を順番どおりにたどる必要がありますか?
このコースは、約束から誕生までのクリスマスの聖書の物語に沿っているので、順番どおりに進むと理解しやすくなります。ただ、自分のペースで進んだり、心に響いた聖句に戻ったりしてもかまいません。それぞれの日に専用のリンクがあるので、身近な人に分かち合うときにも便利です。